ななこさんの相談
カテゴリ:装置・治療法
成人し、歯科矯正の再矯正を希望しています。
私は反対咬合・受け口により小学校から歯科矯正の治療を地元の歯医者さんで開始しました。レントゲンによって上の歯4本の永久歯先天性欠如と診断されました。中学校ではブラケット治療をし、その後後戻り防止プレートを他県の大学へ進学し20歳になる現在までつけ続けています。しかし見た目のコンプレックスから解放されることはなく、矯正したことによって下の歯が上の歯の下になるような形となり顎の形だけ突き出ているまま残ってしまい、乳歯のままの歯が少し内側にあることにより上の歯全体が狭く、笑った時も上の歯がほぼ見えず下の歯にがぶっているのを実感することができません。歯並びは綺麗になりましたが左側も一部反対咬合でないと言い切ることのできない状態に感じます。一度ブラケットを取った時点で矯正は終了と言われていますが、現在のコンプレックスを払拭する再強制は可能でしょうか。また費用はどれほど追加されるのでしょうか。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2020-01-11 10:40:00
読ませていただきました。
確認ですが、上の歯は下の歯に被さっていて反対咬合ではない状態ですか?私の理解からすると上下前歯が内側に入っていて、横顔の骨格性の問題はそのままだという事でよろしいでしょうか?
骨格性の問題は手術でしか解決できません。上下顎骨を手術により移動する事で改善できます。顎変形症という診断があれば健康保険ですべての治療が適応になります。ただし、現状が顎変形症にあてはまるか?という問題があります。顎変形症の手術は横顔や見た目の問題を解決するためにあるのではありません。あくまでも噛めないといった理由です。健康を害するおそれがあるためにすべての治療が健康保険でカバーされています。実際には上下顎骨の位置関係が治るので横顔もきれいにはなります。美容とは目的が違います。
顎変形症を保険で扱える歯科医院は育成・更生医療機関に限ります。お住まいのに近くにそういた資格のある矯正歯科専門歯科医院があれば相談に行ってください。また、なければ歯科大学の附属病院なら確実にその資格を持っています。
治療が成功する事を祈っています。
確認ですが、上の歯は下の歯に被さっていて反対咬合ではない状態ですか?私の理解からすると上下前歯が内側に入っていて、横顔の骨格性の問題はそのままだという事でよろしいでしょうか?
骨格性の問題は手術でしか解決できません。上下顎骨を手術により移動する事で改善できます。顎変形症という診断があれば健康保険ですべての治療が適応になります。ただし、現状が顎変形症にあてはまるか?という問題があります。顎変形症の手術は横顔や見た目の問題を解決するためにあるのではありません。あくまでも噛めないといった理由です。健康を害するおそれがあるためにすべての治療が健康保険でカバーされています。実際には上下顎骨の位置関係が治るので横顔もきれいにはなります。美容とは目的が違います。
顎変形症を保険で扱える歯科医院は育成・更生医療機関に限ります。お住まいのに近くにそういた資格のある矯正歯科専門歯科医院があれば相談に行ってください。また、なければ歯科大学の附属病院なら確実にその資格を持っています。
治療が成功する事を祈っています。