りなさんの相談
ご相談があります。長文でわかりにくく申し訳ないですが、宜しくお願いします。
現在上下裏側矯正中です。
元々は、上前歯の真ん中だけ隙間が空いていて、歯も出ていました。
親知らずの抜歯と、前歯から犬歯にかけて上下6本づつ歯の両側を少しだけ削りスペースを作りました。
治療はそろそろ終わりに向かう段階なのですが、どこかを直すとまた何処かに歪みがでて、自分の納得のいく落とし所が見つからす悩んでいます。
歯に隙間がある訳ではないのですが、主に前歯からか犬歯にかけて、歯と歯がキュッとしまっておらず、緩みを感じていています。(フロスを通した時に引っ掛かりが弱い感じ) 更に装置を外した後は多少なりとも後戻りはするものとのことなので、少しでもそれを防ぐ為に数ヶ月前に出来るだけキツく締めてもらいました。
結果、歯の引っ込み具合は今まで治療を受けてきた中で一番気に入ったのですが、食べる時に下顎を後ろに引っ込めながら噛むという感じになり、今までとは違う噛み方をする為か3ヶ月目で顎の疲れを感じるようになりました。(元々エラ張りで噛む時はエラの筋肉がよく動きますが、その期間は頬骨とエラの中間の筋肉が動きました)
結局噛み合わせも悪く 顎も疲れる為、今は少し緩めてもらった状態ですが、やはりその時より前歯が少しだけ前に出て、緩いせいか食べ物もよく詰まるので、それはそれで気になってしまいます。
もちろんリテーナーで後戻り防止はしっかりやっていくつもりですか、今でこの状態なので、装置を外した後はもっと前に出て緩みが出てしまうのか心配です。
私的には、歯が少しでも下がっているのが好みなので、数ヶ月前のきつく締めた状態で固定してから外したいと思っているのですが、それだと噛み合わせなども心配です。そこで質問です
質問��
装置を外した後は自然と噛み合う為、噛み合わせは良くなることも多いと聞きました。それは皆さんどの程度なのでしょうか?また、それを想定して、矯正中噛み合わせが悪くても きつく締めた状態で外しても大丈夫だと思いますか?
質問��
一方で、リテーナーをきちんとつけていればさほど変わらないという意見も聞きました。なので外した後もあまり噛み合わないかもしれないということをことを考えると、少し緩みがあってもできるだけ噛み合わせが良い状態で外した方がよいのでしょうか?その場合は前歯の下がり具合や歯の緩みは諦めないといけないようです。
そもそも矯正はどのような状態で外すのが一番理想的なのでしょうか?
通っている所の先生は元々相談できるタイプの方ではなく、意思疎通がうまくできません。最終的には私の好みの形で終わりにしてもいいと言ってくれていますが、矯正は外してみないと分からない。で終わってしまい、先生はもう外したがっています。しかし他にも今現在 正中もあっておらず、右側だけ上下犬歯あたりに隙間もあり気になります。(これは長くやってきたことにより奥歯にたわみができ、その結果だと言われてしまいました)
私も早く装置を外せるなら外したいですが、歯に対するコンプレックスは人一倍あり、長年やってきて、費用も時間もかけてきましたので、最後の最後で納得のいかないかたちになるのはどうしても嫌です。
もちろん人によって違いますし、装置を外した後のことは断定できないのは承知の上ですが、他の先生方の意見を聞かせていただきたいと思い相談しました。長くて申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いします。
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- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- （ 神奈川県 横浜市鶴見区 ）
- 2019-12-05 12:01:00
フロスを通すと歯と歯の接触点が緩く感じるのは、どなたも同じです。矯正治療中の歯は少し動揺しています。装置除去後は安定します。しかし、犬歯辺りに隙間があるのはよくありません。これは閉鎖しておいてもらう事をお勧めします。保定装置では閉鎖が難しいと思います。
上顎前歯に隙間があった事を考慮するとおそらく以前は下顎を前方に出す癖があったのではないでしょうか？上顎前歯は出ていたという記載から下顎は今まで前に出してかんでいた可能性があります。後方が本来の位置です。上顎前突（出っ歯）患者様は下顎を前方に出す事でカモフラージュしていたという方が多くいます。前方で慣れてしまった。しかしこれは本当の位置ではありません。これを矯正の世界では二態咬合（にたいこうごう）と言います。
二態咬合は前でかむ位置と後ろでかむ位置の2か所があるという咬合です。後ろが本来の位置です。下顎骨はほとんど後方に下がりません。そう考えて頂くとわかりやすいと思います。今まで出っ歯だったので自由に下顎が前方に出せた。しかし、しっかりと上顎が内側に移動したためそれができなくなった、窮屈な感じを受けるというのはあります。通常は慣れてしまいます。
最後で正中線ですが、歯を抜いていないようですので一致させるのは難しいです。歯を側方に移動するだけの場所がありません。
以上です。ご心配な事はわかります。しっかりと保定装置を使用して後戻りに備えてください。特にすきっ歯は後戻りが起きやすいです。固定式の保定装置（ワイヤーを歯の裏側で固定する）タイプがお勧めです。
治療が成功する事を祈っています。
