あやかさんの相談

カテゴリ:治療後、アフターケア

再矯正について

こんにちは、よろしくお願いします。
私は14歳の時上の歯の片八重歯とそれに伴う下の歯の少しガタガタした感じを治したくて矯正歯科医院を訪れました。先生からは非抜歯でも抜歯(八重歯の1つ奥の一本)でもいいよと診断され、抜歯に抵抗があったため、非抜歯で治療していただき、16歳で治療が終了しましたが噛み合わせ、歯並びは完璧なのですが、歯のアーチが大きくしてしまったためか顎が大きくなり口元が少しもっこりとした印象になり、ほうれい線が少し出てきてしまい、かなり顔が変わってしまいました、そのことを先生に相談したところ、口元全然でてないよー今歯抜いてやり直したらおばあさんみたいな口元になるよといわれました。でもやはり自分としては口元の変化がどうしても気になってしまいます。抜歯で治療していたらこんな風にならなかったのかなと後悔しています。今からでもやり直しは可能でしょうか?また、今からやり直せるとしたらどのような治療になるのでしょうか?前歯一本抜歯でも治療は可能でしょうか?

こんにちは。質問内容を読ませていただきました。

 「上の歯の片八重歯とそれに伴う下の歯の少しガタガタした感じ」
ということから、顎の大きさに対してはがお収まりきっていないので
通常、抜歯か非抜歯かを検討します。

 非抜歯で行う場合、現状の口元を出さないように歯を後方に移動してスペースを確保するように行うか、歯を側方に拡げるなどの方法を考えます。もしくは口元がもともと、そんなに出ていないのであれば前歯を前方に出す方法も考えられます。

 しかし、後方に歯を移動するにも、顎を拡げるにも限界がありその場合は抜歯を選択します。

 実際の資料が無いため、細かなことは分かりませんが、
いずれにしても、理論上は抜歯をすれば、今からでも歯を移動して口元を下げることは可能です。

 但し、担当医の先生のおっしゃってることも検査の結果に基づいていると思われますので、「口元が出ている」というのが客観的なのか主観的なのかが私には判断できません。また、担当の先生のおっしゃるように口元を入れすぎると、逆にほうれい線が出やすくなるのも事実です。

 最後に「今からやり直せるとしたらどのような治療になるのでしょうか?前歯一本抜歯でも治療は可能でしょうか? 」の質問に対してですが、現時点で上下ちゃんと噛んでいるのであれば、おそらく上下左右4箇所の小臼歯の抜歯になると思われます。


  • あやか(19歳 女性 学生 )
  • 2018年10月10日20時37分
ご回答ありがとうございます。
治療後に先生から歯列と横顔のビフォーアフターの写真をいただきました。やはり歯列は横にも前後にもかなり拡大していました(非抜歯なので当然なのですが)横顔のEラインは崩れているわけではないのですがやはり以前と比べると全体的にもったりした印象になったしたように感じますし、家族や友人にもそのように言われました。そしておそらく歯が前に出たため、英語のthの発音などがしづらくなりました。
最初の治療法の選択で八重歯の奥を抜歯と言われたのですが、今からではその治療法は行えないと言うことですよね?
確かに4本抜歯となると口元が下がりすぎてほうれい線が出る気がします。
歯を削るということはできないのでしょうか?
歯並びよりも口元の方が気になりすぎてとにかく顎を元の大きさに戻したいです。今固定式のリテーナーをつけているのですが、外せば元どおりに戻るのでしょうか?
こんんばんは。返信ありがとうございます。

 「最初の治療法の選択で八重歯の奥を抜歯と言われたのですが、今からではその治療法は行えないと言うことですよね?」
の質問についてですが、それに関しては可能です。

「確かに4本抜歯となると口元が下がりすぎてほうれい線が出る気がします。」

の質問に関してですが 、口元が気になるのであればやはり歯軸を下げるしかありません。歯軸を変えずに口元を下げるには外科矯正
で骨格ごと下げるしかありません。

「歯を削るということはできないのでしょうか?」

それも出来ます。しかし、歯の構造的にエナメル質は1.0mmから1.5mmしかないので削るにしても0.2mmくらい。よって一本の歯で0.4から0.5mm。4本の歯で2..0mm、スペースが出来るので、これで前歯が下がるのは1.0mmです。小臼歯まで削っても2.5mmくらいです。
前歯の位置が2.5mm程度下がるていぞで満足な口元が得られるのであれば、削る方法をとります。
 それ以上必要であれば抜歯を選択します。
 抜歯をしても歯を抜いた分、すべて前歯下がるわけではなく、逆に歯軸を何mm下げると口元が何mm下がるので、どこの歯を抜いて何mm下げなければならないかを考えるのが矯正科医であり、また、理想的なかみ合わせにしても、軟組織が理想的にならないことあり、
ほうれい線、頬骨の突出等に関しては美容外科との連携も必要な場合もあります。

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