ゆいさんさんの相談

カテゴリ:治療後、アフターケア

元どおりの口元になりたい

こんにちは、非抜歯矯正による口元の変化について相談です。
私は中学生のとき片八重歯で、非抜歯矯正でも抜歯でもでもいいよと矯正歯科で言われ、非抜歯矯正で治療していただきました、しかし生まれつき歯が大きく顎が小さかったため、顎が大きくなり口元がもっこりとしてしまいました、先生に相談したところ、でていないよ、今抜歯したら法令線がでるよと言われました。
こんな口元ならいっそのこともとの八重歯に戻りたいぐらいで、保定の金属を外すと元どおりになると聞いたので外してしまいたいのですが、どう思われますか?
また、歯科医院で保定の金属を外してもらうことはできますでしょうか?

御相談内容拝見いたしました。

残念ながら保定の金属を外しても、元通りにはなりません。
非抜歯で無理矢理アーチを拡大したとすると、上下の前歯はかなり前方に傾斜していることが予想されます。
この状態で固定がなくなると舌圧でより前方に傾斜したり歯間にスペースが生じてくる可能性があります

安易に外してはいけません。

ほうれい線がでても構わないと説明し、抜歯で再治療をお願いしてみてはいかがでしょうか?

口元が気になるのであれば何かしなければ解決はしませんので。
  • ゆいさん(19歳 女性 学生 )
  • 2018年10月02日00時33分
ご回答ありがとうございます。
とても参考になります。
質問なのですが、先生は八重歯非抜歯矯正を抜歯やり直す治療のご経験はありますか?
当院では基本的に八重歯の患者さんを非抜歯で治療せざるをえない場合であっても、前方に拡大して並べる方針はとりません。
以前、おそらく無理をして並べたと思われる患者さんの再治療は行ったことはありますが、実際にどのような八重歯であったのかがわからないことも多いです。
ゆいさんの状態は一般的には上下顎前突として捉えて治療を行えば良いのではないかと思います。
読ませていただきました。

非抜歯矯正治療は歯の排列に不足している部分を前歯を前方傾斜させる事によって補っています。従って歯列が拡大してしまいます。

外せば徐々に元に戻っていきます。しかし、八重歯になることはなく、おそらくデコボコしてくるはずです。保定装置を外す前にほうれい線よりも口元を下げたいという事を言ってみてはいかがでしょうか?非抜歯で並んでいる状態から抜歯して口元を下げる方が治療期間も短縮になります。

一般歯科医院で保定のワイヤーを外すのは先生も嫌がると思います。外してくれるかどうかはわかりません。

再治療を考えていることをもう一度担当医に相談してみてください。抜歯すれば改善するのか?どうか?もです。

希望がかなうとよいですね。治療が成功する事を祈っています。

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