まさんの相談

カテゴリ:外科手術

サージェリーファーストの後戻りについて

  • 投稿者 ま さん [27才 女性 会社員] 2018/07/31/ 22:28
  • カテゴリー 外科矯正 外科手術 治療前
  • お悩みの歯 上あご左3番 下あご右1番 下あご右2番 下あご右3番 下あご右4番 下あご右5番 下あご右6番 下あご右7番 下あご右8番 下あご左1番 下あご左2番 下あご左3番 下あご左4番 下あご左5番 下あご左6番 下あご左7番 下あご左8番

左右非対称が気になって矯正歯科に行ったところ、サージェリーファーストにて顎がずれている方向を切る必要があると言われました。顎変形症として術前矯正をして保険適用で手術という手もあるかなとは思いますが、術前矯正で一定期間受け口になることと、時間がかかることが嫌でサージェリーファーストを希望してはいますが、症例が少なくデメリットを覚悟しにくいです。検索すると矯正後後戻りしやすいというのを見て心配になっています。サージェリーファーストとそうでない外科矯正とで後戻りのしやすさに差があるのでしょうか?

読ませていただきました。

サージェリーファーストはまずは外科手術をしてから矯正治療を行い歯並びを治すものです。それは可能な症例かどうかよく吟味する必要があります。適応症例は限られています。

一般的な外科症例は計画通り手術前矯正治療を行い手術による骨の移動量を決めて歯を排列して行きます。現状の歯並びのために移動できない部分が出てくるのが欠点ですがすべてが計画通り行えます。例えば下顎の移動量を右側なら10㎜、左側は5㎜といった具合です。

これに対してサージェリーファーストは現在の歯並びの中での移動となります。例えば骨の移動量は現在の歯並びに左右されます。記載されているようにお顔は早く治ります。しかし、期待しただけの移動量と変化が得られるか?という疑問があります。これが最初の歯並びに左右されます。最初の歯並びで十分な効果が得られる場合でのみ私はお勧めしています。そういった点で限られた症例だけに適応症となるはずです。

サージェリーファーストにしない場合の骨の移動量とサージェリーファーストにした場合の骨の移動量の差が結果の良否になります。これを確認されるとよいです。

治療が成功する事を祈っています。
  • ま(27歳 女性 会社員 )
  • 2018年08月01日18時13分
ご回答頂きましてありがとうございます。

2軒の矯正歯科へカウンセリングに行った結果、どちらともサージェリーファーストでの外科矯正を勧められました。(1つはレントゲンなし、1つはレントゲンあり)
ですので、サージェリーファースト以外の治療は検討していなかったのですが、サージェリーファーストにするかしないかの「しないか」
=術前矯正を伴う外科矯正での治療という意味で間違いないでしょうか。
(外科矯正でないと顔面非対称は改善されないと言われました)

私の場合、サージェリーファーストで手術を行う場合、下顎を7㎜右にずらすことになると言われましたが、これがサージェリーファーストでない場合に7㎜以上の移動になるかどうかを確認してみようと思います。
ただ、2軒ともサージェリーファーストを勧められただけに、それ以外での治療でのカウンセリングになるのでしょうか?

度々の質問で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
サージェリーファーストで治療できるかどうかの1つの基準は歯列弓の幅です。上顎の歯列、下顎の歯列の幅が調和が取れているか?が問題になります。これは外科手術をともなう場合には必ず問題になります。

歯列弓の幅というのは上顎なら右の小臼歯(前から数えて4番目と5番目)あるいは大臼歯(6番目と7番目)から左の小臼歯、大臼歯までの距離を計測したものだとお考え下さい。下顎も同様です。

手術をすると10㎜ぐらいは骨が移動します。その時に上下の歯列の幅が合っていないと噛む事ができません。これは歯列の模型をとって合わせて見ればわかります。おそらくサージェリーファーストと言った先生方は歯型を取って模型上で考えての事だと思います。模型上で考えないと私は判断できません。

外科矯正はレントゲン写真だけでは判断できません。まさん様がデコボコがなくきれいな状態で骨の左右非対称性だけが問題であるようなケースではないですか?それならサージェリーファーストはあります。誰がみても手術を先に行った方が患者様の利益になると考えられるケースだったのではないでしょうか。

矯正治療は一生に一度の治療です。治療が成功する事を祈っています。

相談を投稿する