菜々子さんの相談

カテゴリ:装置・治療法

歯科矯正開始前 検討中です。

  • 投稿者 菜々子 さん [58才 女性 会社員] 2018/04/14/ 15:23
  • カテゴリー 成人矯正 装置・治療法 治療前
  • お悩みの歯 下あご右1番 下あご右2番 下あご右3番 下あご左1番 下あご左2番 下あご左3番

シニア世代で歯科矯正を検討しています。若い頃は歯並びは良かったのですが、50才頃から下の歯が気になりだして、今現在下の前歯6本がデコボコ状態です。経験者に聞いたり、やっと近くに良さそうな矯正専門歯科医院を見つけ、最近相談させていただきました。私の歯は下に片方親知らずがあり、レントゲンの結果、歯槽骨が斜めになっているので、(親知らずを抜いてから)最初にそれを起こす事、そして噛み合わせに関しては右が出っ歯らしく綺麗にかみ合わさっていないそうです。上の前歯2本もやや大きく少し出ています。(自分では気にならない程度です)
結果、なるべく歯を抜かない方針の先生なので、最初に下準備してとしてヘッドギアなどで上下の奥歯を奥に移動させ(約1年半)それからブラケットかインビザラインで整えていき、リテーナは一生と考えてもらった方がよいとおっしゃいました。抜かないで奥歯を移動させた方が、最後にもう少し歯を引っ込めたい場合、歯を削ったりして対処できる事また歯はそれぞれに役目がある事なども教えていただきました。ヘッドギアや下につける器具(着脱可能)は見たことがありませんでしたので、付けるのが大変そうだと思うのと、ネットで検索すると主に成長期の子供が使用するとか記載されているところもあり、先生自体はとても感じがよく説明も納得はしたのですが、他の医院でも相談してみたい気もあり迷っています。
ヘッドギアや下につける器具はやや古い方法という訳ではないのでしょうか?また他の医院で相談時に続けてレントゲンを撮ると思いますので、身体に問題はないのでしょうか?どうぞよろしくお願いいたします。

奈々子さん、はじめまして 京都市 くす矯正歯科 楠 です。
現在でも成人の方でヘッドギアを使うことはあります。
あと今はインプラントアンカーという骨にネジを打ち込んでそこから歯を引っ張る方法もありますが患者様の骨の密度などからも取れやすい場合があります。
現在、最近作られているデジタルのレントゲンの被曝量は、昔とは比較にならないぐらいさがっています。
レントゲン撮影していただく歯科医院の先生に使用されているレントゲンの被曝量などはおたずねください。
よろしくお願いいたします。
  • 菜々子(58歳 女性 会社員 )
  • 2018年05月02日13時47分
楠先生 ご回答ありがとうございます。大人でもヘッドギアをすると分かって安心いたしました。インプラントアンカーは情報として知っていましたが、骨に打ち込むのはちょっとこわいです。
またレントゲンの被曝量も少なそうなので安心しましたが、先生に被曝量を聞いてみようと思います。シニアの矯正は先々のことを考慮して覚悟して望まないといけないと痛感いたしました。
ヘッドギヤも1日14時間とかできるのであれば奥歯を後ろへ移動可能です。しかしながら、なかなか14時間毎日行うのが辛いから難しいです。最近は、アンカースクリューを利用する方法ならば同じく後ろに移動して治療できます。この方法は24時間引っ張れます。しかしながら、新しい方法のためどこでもしているわけではありません。レントゲン撮影は、通常のレントゲン撮影なら特に問題ありません。ただし、CT撮影は線量が多いため何回も行うのは避けたほうが良いでしょう。
  • 菜々子(58歳 女性 会社員 )
  • 2018年05月03日11時59分
澤田先生 ご回答ありがとうございます。ヘッドギアを使用する自信がちょっとないのと、教えていただいたアンカースクリューまたネットで知ったデイモンシステムなど、最新の技術があるようで、地方都市はやはり都会にはかなわないですね。月1回なら東京に娘がいるので、考慮範囲内だったのですが、経験者に聞くとやはり治療中に何があるかわからないので、近くの方が良さそうですし...矯正を始めると長く変更もできませんので、よく考えて決めたいと思います。
レントゲンの被曝量はそれ程気にならなくなりました。CT 撮影は避けようと思います。
これから100年寿命を考えると、シニア世代でも矯正をする方が増えてくると思います。歳を取ると歯の状態で顔の印象がとても変わると感じています。
菜々子さん、はじめまして。さて、顎外装置(ヘッド・ギア)や着脱可能器具はどちらも装着すればするだけ効果はある昔からある有名な装置です。
確かに古い方法ですが、逆に言えば固定式とは違いう蝕や歯周疾患等衛生面に優れていることも先生の幅広い知識の中、選択肢としてあるのだろうと理解致します。
しかし反面、装着時間が約10時間以上装着して戴かないと歯が移動しないこともあり、装置装着の協力性がとても重要になります。現在の矯正治療では、矯正用のインプラントスクリューがあり、24時間口腔内で矯正力を発揮できる装置が開発されて以来、顎外装置の需要は学会報告でも年々減少しているようです。
レントゲン撮影に関しては、デジタルレントゲン写真で有ればほぼ外出している時に受ける自然放射線に近いと思って安心して診察を受けて下さい。もし、それでもとなれば、医院に行けばコピーをして戴けるはずですので受付窓口にお尋ねになって下さい。
  • 菜々子(58歳 女性 会社員 )
  • 2018年05月03日14時02分
真渕先生 ご回答ありがとうございます。矯正歯科に関して、ワイヤー矯正かマウスピース矯正 インビザラインなどしか知らなかったものですから、ヘッドギアの器具を見せていただいた時は正直びっくりしまた。と同時に出来るかな?続くかな?かなりのストレスになりそうだと感じました。
インプラントスクリューが奥歯に適応しているのか?とも思いますが、ヘッドギアよりかなり楽で先の見えそうな治療だと思います。
デジタルレントゲン撮影は自然放射線と同じくらいなのですね。とても安心しました。
インプラントと聞くと身構えるところがありましたが、矯正のインプラントは別ものだと理解できました。

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