みかママさんの相談
カテゴリ:装置・治療法
歯と歯の隙間がなく永久歯が生えにくい奥歯はどうすればいいですか?
子供が7歳くらいに虫歯になって6歳臼歯の前に生えていた歯(左上5)をぬきました。そのままにしておいたので今、抜いた隙間が狭くなり永久歯がどのように生えてくるか心配です。
そのままにしておいていいですか?
部分矯正で隙間を広げることは、できますか?
回答よろしくお願いします。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2018-04-14 09:59:00
読ませていただきました。
部分矯正ではなく本格矯正をお考え下さい。部分矯正は前歯のわずかなでこぼこに対して適応できる程度のものです。
6歳臼歯(第一大臼歯)の前の乳歯は重要です。第二乳臼歯と言ってもっとも大きな乳歯です。これが早期に脱落してしまうと記載されているように第一大臼歯が前方に移動してしまいます。そのために抜いた直後にスペースをとっておく必要がありました。
第二乳臼歯とはえかわる永久歯は第二小臼歯です。この歯は第二乳臼歯に比べて小さな歯です。この歯がはえてくるスペースが不足してしまいます。
下顎の歯は内側からはえてくるのでスペースを失った第二小臼歯は内側(舌側)に倒れた位置に、はずれた位置にはえてきます。これを歯科では鞍状歯列弓(あんじょうがたしれつきゅう)と呼びます。
また乳歯の早期脱落はあとに続く永久歯の萌出を遅らせます。
なるべく早く矯正歯科専門歯科医院へ行かれてください。
長文になりすみませんでした。歯科は平易な言葉がなくわかりにくい文章になったかと思います。
治療が成功する事を祈っています。
部分矯正ではなく本格矯正をお考え下さい。部分矯正は前歯のわずかなでこぼこに対して適応できる程度のものです。
6歳臼歯(第一大臼歯)の前の乳歯は重要です。第二乳臼歯と言ってもっとも大きな乳歯です。これが早期に脱落してしまうと記載されているように第一大臼歯が前方に移動してしまいます。そのために抜いた直後にスペースをとっておく必要がありました。
第二乳臼歯とはえかわる永久歯は第二小臼歯です。この歯は第二乳臼歯に比べて小さな歯です。この歯がはえてくるスペースが不足してしまいます。
下顎の歯は内側からはえてくるのでスペースを失った第二小臼歯は内側(舌側)に倒れた位置に、はずれた位置にはえてきます。これを歯科では鞍状歯列弓(あんじょうがたしれつきゅう)と呼びます。
また乳歯の早期脱落はあとに続く永久歯の萌出を遅らせます。
なるべく早く矯正歯科専門歯科医院へ行かれてください。
長文になりすみませんでした。歯科は平易な言葉がなくわかりにくい文章になったかと思います。
治療が成功する事を祈っています。