すうこさんの相談

カテゴリ:医院選び・転院

海外からの転院はどの程度可能でしょうか

  • 投稿者 すうこ さん [29才 男性 会社員] 2018/04/10/ 08:21
  • カテゴリー その他 医院選び・転院 治療前
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現在アメリカで矯正を検討しております。しかし、矯正の見積り期間の2年を迎える前に帰国しないといけない可能性が高いです。タイミング的には開始1年半弱です。そこで日本国内でアメリカからの転院についてのご相談です。
・国内で、アメリカからの途中での転医は受け入れはされてますか?
・受け入れ可能な場合、費用は新規と同程度でしょうか?
・転医を可能にするために気をつけることなどはありますか?
・現地の歯科医に事前に確認しておくことなどはありますか?(器具の種類など)
お忙しいところ恐れ入りますが、ご回答いただけますと幸いです。
※費用や治療にかかる金額についてのご質問は、症状や医療機関、治療方法等によって異なりますので、原則回答できかねることをご了承ください (運営部)

矯正治療途中での転院自体は不可能なことではありません。しかし、転院に伴って、あらためて費用がかかるということだけでなく、なかには転院前後での一貫した治療の進行が困難な状況であった事例もあり、途中で転院する前提で矯正治療を開始するということについては、私自身は積極的にはおすすめできるものではないと考えています。
実際のところ私のクリニックでは、患者さんが十分な治療期間を確保できない場合は(特殊な場合を除き)最終的なところまで責任が取れないので、治療開始しない方針としています。
>受け入れ可能な場合、費用は新規と同程度でしょうか?
転医時の治療の進行状況に応じてある程度の減額を求められる風潮でもあり、転医先のクリニックの「新規の総額」となることはないようには思います。「転医時点での進行状況が全体の何割程度か、引き継ぎ後の治療規模がどの程度か」ということを、治療を引き継ぐ矯正医が勘案して検討するのが一般的な対応のひとつと思われますが、しかしその結果、残念ながら思いのほか高額、ということもありえるわけです。
この判断というのは、治療を引き継ぐことになる転医先の矯正医によりますので医療施設によって異なると思いますし、前医に説明された治療方針や進行状況と異なる見解がでてくる場合もでてきます。また、矯正医ごとに治療手技の細かな部分は異なりますから、矯正装置の規格は一緒でも結局は全部矯正装置をつけ直すことになる、などということは矯正治療の引き継ぎ後には非常によくあることです。
これがさらにアメリカと日本ということになりますと、帰国後に前医とのコミュニケーションが困難になりやすいことだけでなく、アメリカと日本とで人種的に抜歯の必要性が圧倒的に異なる(黄色人種は圧倒的に抜歯の必要な人が多い)という治療上の背景の違いなどもあって、そうすると、日本への転医を前提にアメリカで矯正治療を開始すべきか、ということ自体が私には疑問に感じられる、というのが率直な感想です。
しかし患者さんそれぞれに事情やお考えがあると思いますし、先に述べた通りご質問の「治療途中での転院」というのは不可能なことではありません。実際に転医をされるという前提になりますと、転医先のクリニックや矯正医の考えと、患者さんご自身のお考えとがうまく一致しないととても困難なことになってしまう場合もありえますので、さまざまな大変さがあることを一応念頭においていただければと思います。
矯正医の視点として私には「転医するつもりで矯正治療を始める」ということがわりと特殊な状況に思われますし、それなりにご苦労を伴うこともありますので、ご質問の直接の回答とならず恐縮ですが、転医の際にポイントとなる事情をお伝えしたいと思い回答させていただきました。アメリカでの担当医が、治療途中での転医を前提とした矯正治療に対してどのような治療計画、費用や工夫を提案してくれるのか、ということもポイントになるかとは思いますので、その点もしっかりとご相談されながらおすすめください。円滑な治療の進行を願っております。
読ませていただきました。

結論から言いますとおやめになった方がよいです。複数経験があります。日本に帰国されてから治療をされる事をお勧めします。

私が経験した数例ですが、すべてが再治療でした。さらに経済的な負担は結局増します。アメリカでも有名な矯正歯科医はかなり高額なはずです。大学のような研修施設での歯科医の場合は日本より低料金です。ところが彼らは日本人の骨格などの情報を持っていません。もちろん白人と日本人は違います。私も白人の治療は行ったことはありません。さらに数年後に帰国するためか非常に程度の低い治療をおこなっています。それはがっかりする結果です。

また装置も使用している物が違えばすべて取り換えます。悪い事は言いません日本での治療をお勧めします。

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