かなおさんの相談
カテゴリ:抜歯について
抜歯、矯正について
私は受け口、歯並び、顔の歪みが気になり、今さら矯正をしようと思い矯正歯科に行きました。検査も終わり、先生から上の歯左右4番目の抜歯が必要だと説明を受け、下は骨を切って手術をしてするとのこと。家に帰って色々疑問がわいてきて、しゃくれが気になってるのになぜ上の歯を抜くのか?たしかにちょっと出っ歯ぎみにはなってると思いますが。4番目を抜いても本当に大丈夫なのか、もし抜いたとして下の歯の本数と合わないから噛み合わせに問題ないのか本当に不安になりました。説明を受けた時に聞けば良かったんですが聞けず…。ネットとかで色々調べると四番の歯は噛み合わせに重要で抜くなんてあり得ないと書いてある歯医者さんを見つけて、えっ?そうなの?と診断してくれた医者に不信感を抱いてます。
先生から口腔外科の紹介状と抜歯の為の歯科医院の紹介状をもらい両方行ってきてから戻って来てと言われました。最初に口腔外科に行き、そこで、手術するときに左下の親知らずがもしかしたら割れる可能性あるから抜いた方がいいと言われました。
これは矯正歯科の先生に、報告してから4番目を抜歯しに行けばいいのか、それとも4番目を抜歯してから報告した方がいいのか、どちらにせよ4番目を抜歯しても問題ないのか不安になってます。色んな方の意見を聞きたいのでよろしくお願いします
- 銀座EAST矯正歯科
- ( 東京都 中央区 )
- 2018-03-19 16:28:00
御相談内容拝見いたしました。
診断時に質問が急には言葉にならず聞けなかったと言うことはありうることです。
下顎を後方に下げる手術で上顎の4番を抜歯するのは、一般的な診断です。全く心配されなくて大丈夫です。
4番を抜歯したスペースを利用しでこぼこがあれば解消し少し前歯を後方に下げます。
そうすることで下顎を手術で後ろに下げる距離を稼げますので、より下顎前突が改善します。
矯正専門の歯科医からすれば「四番の歯は噛み合わせに重要で抜くなんてあり得ない」という説明の方が、何の根拠もないばかりか患者さんを迷わせれしまう意見で閉口します。
また、全ての診療行為は矯正歯科へ連絡すべきです。
診断時に質問が急には言葉にならず聞けなかったと言うことはありうることです。
下顎を後方に下げる手術で上顎の4番を抜歯するのは、一般的な診断です。全く心配されなくて大丈夫です。
4番を抜歯したスペースを利用しでこぼこがあれば解消し少し前歯を後方に下げます。
そうすることで下顎を手術で後ろに下げる距離を稼げますので、より下顎前突が改善します。
矯正専門の歯科医からすれば「四番の歯は噛み合わせに重要で抜くなんてあり得ない」という説明の方が、何の根拠もないばかりか患者さんを迷わせれしまう意見で閉口します。
また、全ての診療行為は矯正歯科へ連絡すべきです。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2018-03-20 11:27:00
読ませていただきました。
その診断は正しいです。骨格性の下顎前突の場合、上顎前歯は唇側傾斜(前方に傾斜)しています。また下顎前歯は内側に傾斜しているのが一般的です。上顎骨と下顎骨の骨の前後的なずれと歯の受け口の量が合わない事が一般的に見られます。骨のずれと歯の不一致と考えていただくとわかりやすいかもしれません。
そこで上顎前歯の角度を正常値もどすために上顎だけ小臼歯を抜歯するという行為はよく行う事です。記載されているように上顎前歯は出っ歯になっている。これを治療するために第一小臼歯を抜歯します。逆に下顎は抜きません。これは内側に傾斜している事が多く抜歯して内側に傾斜させるよりは前に傾斜させます。
また下顎の第三大臼歯ですが手術したときの骨の骨折線上に来ることがあり、これは手術する日の半年前には抜歯しておいた方がよいです。
治療が成功する事を祈っています。
その診断は正しいです。骨格性の下顎前突の場合、上顎前歯は唇側傾斜(前方に傾斜)しています。また下顎前歯は内側に傾斜しているのが一般的です。上顎骨と下顎骨の骨の前後的なずれと歯の受け口の量が合わない事が一般的に見られます。骨のずれと歯の不一致と考えていただくとわかりやすいかもしれません。
そこで上顎前歯の角度を正常値もどすために上顎だけ小臼歯を抜歯するという行為はよく行う事です。記載されているように上顎前歯は出っ歯になっている。これを治療するために第一小臼歯を抜歯します。逆に下顎は抜きません。これは内側に傾斜している事が多く抜歯して内側に傾斜させるよりは前に傾斜させます。
また下顎の第三大臼歯ですが手術したときの骨の骨折線上に来ることがあり、これは手術する日の半年前には抜歯しておいた方がよいです。
治療が成功する事を祈っています。