sumiさんの相談
カテゴリ:治療中のケア、調整
非抜歯矯正について。
非抜歯で矯正治療を始めて約1年経過します。上の前歯がかなり出っ歯になってきているのがとても気になり、ネットで調べてみました。すると、出っ歯は非抜歯矯正のよくある失敗だとか。そんな説明聞いてない!と、とてもショックを受けました。先日調整に行った際、「出っ歯になっているのが気になる」と担当医に伝えると、「ああ、、治療をすすめてワイヤーを太くしたらもう少し歯は内側に入るから」と言われました。
本当ですか???というか、「もう少し」とは?少しでも出っ歯になるのは嫌です。当たり前ですが。完璧に綺麗な歯並びにならなければ、高額な治療費を支払っている意味がわかりません。インプラントを使用して後方に引っ張ることで出っ歯にならず綺麗に矯正出来るという説明をネットで拝見しました。ワイヤーが太くなると、歯が内側に、、?どういう理屈でしょうか???
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2018-03-14 14:16:00
読ませていただきました。
残念ですがそうれほど大きな改善は望めないと思います。どんな症状で治療を始められたか?はわかりませんが、よくあるでこぼこや叢生の状態で歯を抜かなければ前歯が前方傾斜して歯が並ぶ場所を作り改善するしかありません。口元を下げたい場合は抜歯する必要があります。いくらアンカーインプラントで引っ張っても少し傾斜するだけでしょう。後方に場所がない限り歯が後方に移動する事はありません。
太いワイヤーを入れて改善するというのは矯正用語でトルクをかけるという事になります。トルクとは歯をねじるような力を加えます。図示すると簡単なんですが言葉で説明する事は難しいです。入れるワイヤーは長方形の断面をしていて角ばっているので歯の頭の部分(歯冠)を内側に歯根を外側に回転させるような力を加える事ができます。これがトルクです。しかし、わずかな量です。それで満足できればよいですが
非抜歯治療は根本的には口元を下げたり小さくすることは難しいです。拡大する事になるからです。
何とか希望がかなうとよいですね。
残念ですがそうれほど大きな改善は望めないと思います。どんな症状で治療を始められたか?はわかりませんが、よくあるでこぼこや叢生の状態で歯を抜かなければ前歯が前方傾斜して歯が並ぶ場所を作り改善するしかありません。口元を下げたい場合は抜歯する必要があります。いくらアンカーインプラントで引っ張っても少し傾斜するだけでしょう。後方に場所がない限り歯が後方に移動する事はありません。
太いワイヤーを入れて改善するというのは矯正用語でトルクをかけるという事になります。トルクとは歯をねじるような力を加えます。図示すると簡単なんですが言葉で説明する事は難しいです。入れるワイヤーは長方形の断面をしていて角ばっているので歯の頭の部分(歯冠)を内側に歯根を外側に回転させるような力を加える事ができます。これがトルクです。しかし、わずかな量です。それで満足できればよいですが
非抜歯治療は根本的には口元を下げたり小さくすることは難しいです。拡大する事になるからです。
何とか希望がかなうとよいですね。