ガミースマイル治療について ～原因別！治療方法・費用・期間～

笑ったときに上の歯の歯茎が目立って見えるガミースマイルですが、原因はさまざまです。

そして、原因によって治療方法が異なるのがガミースマイル。
まずは自分のガミースマイルは何が原因か、どのような治療ができるのかを確認してみましょう！

原因：上顎が縦方向に長いなどの骨格的な問題
　　　前歯が出ているなどの歯並びの問題

歯並びが問題の場合、歯列矯正でガミースマイルが改善できる可能性が高いでしょう。
抜歯やアンカースクリューを用いた歯列矯正で、歯を後ろに下げたり歯を顎骨の方向に押し込むことにより、前歯の歯並びを改善することで、ガミースマイルも改善されるかもしれません。

上顎の長さが長い場合や、上顎が前に出ている場合、上顎の一部を切除してつなぎ直す外科手術（LeFort Ⅰ型骨切り）などが必要な場合もあります。
上顎が大きく前に出ている場合、顎変形症と診断され公的医療保険が適用されますので、一度検査を受けてみましょう。

LeFort Ⅰ型骨切りは手術に要する時間が180分ほどで、ダウンタイム（手術を受けてから通常の生活に戻れるまでの期間）が1～2週間ほどです。


同じガミースマイルで悩んでいるといっても、患者さんのお口の状態によって治療方針や期間が異なりますので、治療を始める前に担当の歯科医師に相談してくださいね。

原因：唇が短い

唇が短いと少し笑っただけでも歯茎が容易に見えます。

この場合、口唇を伸張する手術を受けることでガミースマイルを改善することができますよ。

麻酔をした後は口元の感覚がなくなる、感じにくくなります。

気になって舌や指で触ってしまうと傷口から雑菌が入り込み、感染の原因となりますので注意しましょう。

また、熱さや固さもかんじにくくなるため、食事の際にやけどや傷つけてしまうことがあります。
食事はできるだけ、麻酔が切れてからとるようにしてくださいね。

麻酔をした後は口元の感覚がなくなる、感じにくくなります。

気になって舌や指で触ってしまうと傷口から雑菌が入り込み、感染の原因となりますので注意しましょう。

また、熱さや固さもかんじにくくなるため、食事の際にやけどや傷つけてしまうことがあります。
食事はできるだけ、麻酔が切れてからとるようにしてくださいね。

外科治療をした方は、治療後の激しい運動や長風呂などは避けましょう。

血流が良くなると出血が起き痛みが強く出る可能性があります。

飲み薬などを処方された場合は、担当医師の指示に従って飲んでください。

抗生物質など感染予防のための薬は、飲み忘れると十分な効果が発揮されない可能性があります。飲み切らないと耐性菌の問題が起こるので、きちんと全て飲みましょう。

歯科矯正用のアンカースクリューを用いた治療では、お口の中の骨に固定した小さなネジが部位によっては目立つことがあります。

また、アンカースクリューの埋入直後は痛みを感じることがありますが、食事などでは気をつけることはあまりありません。スクリューの周囲に汚れが溜まることが多いので、タフトブラシなどにより清掃しましょう。

ガミースマイル改善のために、歯肉整形（歯肉切除）で歯茎を切って整えた後も、数ヵ月で歯茎が元の位置に戻り始めることがあります。

治療方法によっては永久的なガミースマイルの改善ができない治療もありますので、事前によく確認して行いましょう。