長谷川歯科医院医院HP

大阪府大阪市此花区伝法2-4-19

当院の矯正治療

当院では患者様の歯並びを整えるため、従来から行われているワイヤー矯正と言われる治療法のほか、マウスピース矯正にも対応しています。
患者様の症状をご確認させていただき、歯科医師の目線からどちらの治療法が患者様の症状に適しているのかを診断し、最適な治療法をアドバイスさせていただいています。
歯並びについてお悩みがある場合、まずはご相談いだければと思っています。

マウスピース矯正とは

特徴として、目立ちにくく患者様自身が取り外しできる、透明なプラスチック製のマウスピースによって歯を動かしていく治療法です。
当院では口腔内スキャナなどの3Dデータの収拾とデータ分析などを駆使し、患者様1人ひとりに合わせたマウスピースを治療の段階に合わせて複数枚作成し治療に使用する方法を取っています。
症例によっても効果は異なりますが、矯正治療の新しい治療方法として広がってきているものです。
通院は4週間～6週間に1回という頻度のため、患者様の通院での負担も軽減できます。

ワイヤー矯正とは

歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を装着し、ワイヤーを使用して歯を動かす、従来から行われている治療法です。
歯並びは顎のスペースと歯の大きさのバランスで決まってきます。
もし、患者様の顎のスペースに対して歯が大きい場合には、抜歯を伴った矯正や顎を拡大する装置などを活用してそのスペースを作り、治療を行います。
また、顎のスペースが大きく歯が小さいなどスペースが空いてしまう場合には、歯に力をかけていき矯正を進めていきます。
治療には患者様によって個人差はありますが、歯列が整うまでに1年～2年程度の治療期間がかかります。
当院では、装置が目立ちにくい、歯の裏側にブラケットとワイヤーを装着する裏側矯正にも対応していますし、表側矯正の場合でも白くコーティングしたワイヤーも選択できます。

口腔内スキャナの活用

マウスピース矯正を行うのには歯型の採取が必要となるのですが、従来の印象材を使用した方法と異なり、当院では口腔内スキャナを使用した歯型の採取を行っています。
これは専用のカメラでお口の中を撮影することで、3Dデータとしてコンピュータに歯型の情報を保存できるものです。
撮影にかかる時間も短くすみ、従来の方法では嘔吐感などを感じやすかった方にも負担が少ない方法です。

お子様の矯正治療

理想的な矯正治療として「永久歯を抜かない」、「矯正器具はなるべく外から見えないようにする」、そして「治療は苦痛を少なく」といったことが大切であると考えています。
これらの実現に繋げるために、幼児のうちから矯正治療を始めることで、永久歯を抜くことなく、きれいな噛み合わせを育成することにつなげやすくなります。

当院の小児矯正

「歯並びは舌の筋肉によって発育する」というメカニズムを基本として、「健康を維持できる歯並びと噛み合わせ」を目指した矯正治療に取り組んでいます。

幼児の時期からゆっくりと治療を行い、永久歯になった時の噛み合わせを育成・誘導する治療をご提供します。
永久歯を抜かずに治療するために、3D装置と呼ばれる目立ちにくい器具などを使用し、お子様の負担を軽減した治療をご提供可能となります。

当院では永久歯に生え変わってからのお子様にも、できる限り永久歯を抜かない治療をご提供できるように努めています。

【当院が目指す矯正治療のポイント】
・不正咬合(噛み合わせの不具合)の予防
・審美的な見た目の美しさを目指せる
・健康を目指した歯並びと噛み合わせ
・永久歯はなるべく抜かない
・3歳までは脳の発育を考慮し、矯正器具を絶対に使用しない
・矯正器具は外から見えないもの、簡単で苦痛のないものを使用
・舌の筋肉をつける

矯正治療をスタートする時期

永久歯が生え揃ってしまった後、顎の成長がストップしてしまうと歯を動かす隙間がなくなってしまいます。そのため、歯を何本か抜いて稼働領域を作る必要が出てくる場合があります。
小児矯正によって早い時期に床矯正をスタートすることは、歯を抜かずに矯正治療を受けられることに繋がります。

あっぷる保育園を併設

当院では、あっぷる保育園という企業主導型保育園を長谷川歯科医院内に開園しています。
歯科医院併設の保育園として、お子様の正しい食習慣と口育をテーマにしています。
お口は命の入り口と言われることもあり、小さい時の食習慣はとても大切だと考えています。
お口の健康に長年向き合ってきた私たちだからこそできる保育を行うことを目指しています。

治療の流れ

相談～初診(30分～1時間)

最初に矯正治療においての希望や疑問をお伺いすることから始めます。
お子様の矯正治療の場合は、お子様の不安を取り除き、お子様とコミュニケーションが取れたところで口の中や顔の骨格を簡単に診察させていただきます。
そのうえで、矯正治療の概要や流れをご説明させていただきます。
詳細な診察(1時間)

より良い治療計画を立てるために、患者様のお口の中を詳しく診察・検査を行います。
レントゲン撮影・歯の型取り・口の中と顔の写真撮影をさせていただき、現時点での患者様の歯と骨格の状態を確認していきます。
治療計画の立案・ご説明(30分～1時間)

診察・検査のデータをもとにし、治療方法や治療期間、費用のお見積りや支払い方法についてご説明をさせていただきます。
患者様には治療方法だけでなくあらゆる面で納得していただいたうえで治療を受けていただけるように十分な話し合いの時間を設けさせていただき、治療計画を立てていきます。
クリーニング+歯磨きのレッスン(TBI)(1時間～)

実際の治療を開始する前に、歯のクリーニングや歯磨きのレッスンを行っています。
これは矯正治療中に虫歯になるリスクを軽減するためです。
歯磨きレッスンは患者様に合わせた歯磨きの指導を行いますので、正しい歯磨きをマスターしてください。
正しい歯磨きをマスターすることは、矯正治療に入る前の一番大切なステップだと当院では考えています。
矯正治療をスタート

ワイヤー矯正で治療を進める場合は、1～2時間最初にかかります。装置を装着した直後は締めつけられるような感じや痛みを感じることがあるかもしれませんが、数日～1週間後には収まってきます。

患者様によりますが、装置の装着後は3～8週間おきにご来院していただきます。
ご来院時は、歯の状態チェックや装置の調整を行い、治療時間としては1回15分～1時間となります。
症状や個人差がありますが、治療全体にかかる期間は1～3年を目安に考えてください。
治療終了～アフターケア

治療計画に合わせて歯並びや噛み合わせの改善が行われ、よく噛めるようになったら矯正装置は取り外し、治療自体は完了となります。
ただ、装置を外したままにすると歯は元に戻ろうとしてしまうため、歯の位置が落ち着くまで1～2年の保定期間が必要となります。
歯を支えている骨が新しい歯並びに合わせてしっかりと落ち着くまで、取り外し可能な「リテーナー」という固定用装置を使います。ここからは3ヶ月～1年に一度、メンテナンスにご来院いただきます。