仙台矯正歯科クリニック 医院HP
宮城県仙台市青葉区中央2-2-38 フォーシーズンビル7階矯正治療について
小さなお子様から大人の方まで、「歯並び」や「噛み合わせ」を整えることを基本として、皆様の健康なお口と素敵な笑顔づくりをサポートしております。当クリニックは矯正治療に精通した歯科医院として、皆様のニーズに合わせた新しい治療技術をベースに、少数歯を動かす部分矯正から顎の骨の手術を伴う外科矯正まで、あらゆるケースに対応致します。また、矯正治療はもとより、皆様が健康な自分の歯で一生おいしく食事ができるように、口腔衛生ケアを中心とした予防歯科治療にも力を入れています。皆様に「やって良かった!」と心から思っていただけることがスタッフ一同の願いです。
まずはお気軽にご相談ください。
主な矯正装置の種類
通常の矯正治療(唇側矯正/表側矯正)
通常の矯正治療は、「ブラケット」と呼ばれる小さなボタンのような装置を接着剤で歯の表側に付けます。そのブラケットに矯正用のワイヤーを装着し、ワイヤーの弾性を利用することで歯を少しずつ動かしていきます。ブラケットには金属製、透明なプラスチック製、乳白色のセラミック製などがありますが、当クリニックでは基本的にできるだけ目立たないものを使用しております。また、歯を動かす際にはゴム類を使うこともありますし、補助的に歯列の裏側に装置をつける場合もあります。予定の位置まで歯を動かしたあとは、ブラケットやワイヤーなどの装置はすべて取り外し、次に「リテーナー」と呼ばれる装置に切り換えます。このリテーナーは動かした歯が元に戻らないように押さえておく保定装置で、取り外しのできる簡単なマウスピース型のものや、ワイヤーを接着するタイプなどがあります。
インプラント矯正
インプラント矯正とは、通常の矯正治療と併用して、歯を動かすときの支えになる「矯正用インプラントアンカー」という装置を用いる、とても応用範囲が広く非常に有効な治療方法です。従来の矯正治療では、前歯の凸凹を治すために歯列の途中の歯(小臼歯)を抜いて治療する場合が非常に多かったのですが、インプラント矯正では今まで困難とされていた、「奥歯を後方に動かす」「奥歯を沈める」といった歯の動きが可能になったため、小臼歯を抜かなくても治療できることが多くなりました。(ただし親知らずがある場合は親知らずを抜歯します。)同様に、これまでは顎の骨の手術を併用しなければ治療することが困難であった外科矯正が適応のケースでも、インプラント矯正により顎の骨を手術しなくても治療できることも多くなりました。また、歯を動かし易くなるため、従来よりもより細やかな仕上がりが可能になったり、治療期間が短縮される傾向にあります。ほかにも、抜歯する矯正治療の場合や特殊な歯並びの矯正治療でも応用ができるなど、メリットの多い治療法です。インプラントアンカーにはチタン合金製のミニプレート(小さく薄い金属板)と、ミニスクリュー(小さなネジ)の2種類があり、これらを簡単な小手術で顎の骨に固定して用います。チタンは生体適合性に優れた金属で、骨折の接合や人工関節、人工心臓弁、人工歯根などに用いられています。インプラントは口腔内に固定されるので、装着後に外から見えることはほとんどありません。インプラントは歯を動かす期間だけ一時的に使用するものであり、矯正治療が終了すればインプラントは撤去します。
舌側矯正(リンガルブラケット)
舌側矯正とは、通常の矯正治療とは逆に、歯の裏側に装置(ブラケット)を付けて歯並びを治す治療法です。装置を歯の裏側に付けるため、外からはほとんど矯正装置が見えないのが特徴です。装置をできるだけ見せたくない方や、職業上装置が見えると困る方などにお勧めです。サイズも小さく形状が工夫されているものがあり、当クリニックではできるだけ違和感の少ないものを使用しております。また、歯の移動をよりご納得いただける位置に動かすために、矯正用インプラントを併用することもあります。
外科矯正
外科矯正とは、通常の矯正治療に加えて、顎の骨の手術を併用する治療法です。顎の骨の形態的な変形や、上下の顎骨の相対的な位置関係の不調和が、ある限界を超えてしまうと通常の矯正治療で治すことが不可能になってしまうので、噛み合わせの土台となる顎の骨を手術して、根本から改善する外科矯正が適応されます。外科矯正の場合「顎変形症」という疾病名が付くので基本的に健康保険が適用され、通常の矯正治療よりも治療費用が安くなります。手術の方法は様々で、下顎だけ手術したり、上顎も下顎も両方手術したり、あるいは顎の骨を部分的に手術する方法などがあります。手術はすべてお口の中から行うので、基本的に顔に傷が残ることはありません。手術は当クリニックではなく、連携している東北大学病院などの医療機関で行います。
成人矯正について
中学生後半になると、一般的に身体の成長はほぼ終了に近づきます。顎の骨の大きさや位置もだいたい最終形に近づき、12歳臼歯(第2大臼歯)もはえそろってきます。そうなると基本的には大人と同じように治療することができるようになります。矯正治療に年齢制限はありません。歯肉と歯槽骨が健康な状態であれば何歳でも矯正治療をすることができます。
大人の矯正治療では、通常の矯正治療(唇側矯正/表側矯正)だけではなく、矯正装置がほとんど見えない舌側矯正(裏側矯正/リンガル)、表側と裏側を組み合わせたハーフリンガル、できるだけ歯を抜かないインプラント矯正、顎の骨を手術して土台から根本的に治し、お顔の形も整えることができる外科矯正、少数歯を矯正する部分矯正など多彩な治療方法が適応可能になります。
小児矯正について
成長期にあるお子様の矯正治療は基本的に2段階に分けられます。成長期には顎骨の旺盛な成長があり、乳歯もまだ残っている状態です。したがってすべての歯をコントロールするわけではなく、将来の噛み合わせのキーポイントとなるところを整える、いわば土台作りの治療(第1期治療)になります。
その後は、整えたところを保定しながら成長観察を続けます。身体の成長がほぼ終了する中学生後半以降になったところで再分析・再評価を行い、必要があれば仕上げの治療(第2期治療)を行います。
第2期治療は大人の治療と同じく、すべての永久歯をコントロールして良好な噛み合わせを作ります。この2段階に分けた治療により、それぞれ適切なタイミングでより良い治療を短期間で行うことができるため、非常に効率的です。
やみくもに治療をはじめてしまうと、結局治療期間は長引くだけでお子様の負担は増えるばかりか虫歯や歯肉炎のリスクが高くなってしまいます。ただし症状によっては第1期治療から続けて第2期治療に移行したり、第1期治療をパスして第2期治療ですべての問題を解決するという場合もあります。
※成人矯正、小児矯正ともに、治療結果にはそれぞれ個人差がございます。
矯正Q&A
Q. 子どもは何歳くらいから矯正をはじめるのが良いのでしょうか?
子どもの矯正治療は基本的に成長期の治療(第1期治療)と、身体の成長がほぼ終了してから行う仕上げの治療(第2期治療)の2段階に分けられます。それぞれの開始時期は、暦年齢(日常で使用される○○歳)で判断されるものではなく、お子様によってかなり差のある、体の成長の進みぐあい(骨年齢)と、歯の生え変わりの進み具合(歯牙年齢)や、そのほか多くの要因を考慮して判断されます。第1期治療開始のタイミングとしては基本的にすべての6歳臼歯(第1大臼歯)と上下の前歯(中切歯と側切歯)の永久歯(大人の歯)が生えそろった時が目安になります。ただし、それ以前にも注意を要する噛み合わせがある場合がありますので、気になった時点で一度矯正治療の歯科医院で相談されることをお勧めします。第2期治療開始のタイミングとしてはだいたい中学生後半から高校生くらいが目安になります。
Q. 大人でも矯正治療はできますか?
矯正治療に年齢制限はありません。歯とその周りの歯茎や顎の骨が健康であれば、何歳でも矯正治療を受けることができます。
Q. できるだけ歯を抜かないで治療したいのですが可能ですか?
従来の矯正治療では、歯列の途中の歯(小臼歯)を抜いて治療する場合がとても多かったのですが、インプラント矯正を併用することで、できるだけ歯を抜かずに治療できる場合が多くなりました。(ただし親知らずがある場合は抜きます。)また、子どもの矯正治療では、乳歯(子どもの歯)を抜くことはあっても、基本的に永久歯(大人の歯)を抜くことはありません。歯を抜く、抜かないの判断は、顎の骨の大きさと歯のバランスや、口腔周囲の軟組織(口唇、舌、頬)との兼ね合い、口元の審美的機能的観点など、様々な要因を考慮しなければならないので、矯正歯科医でなければ容易に判断することはできません。当クリニックでは、できるだけ健康な歯を抜かない方針をとっておりますが、抜いた方が良い場合もございます。
Q. 装置が目立つのが気になるのですが
矯正装置には実に様々なものがあります。通常の矯正治療で使用するブラケット(歯に付ける小さなボタンのような装置)にも、透明なプラスチック製や乳白色のセラミック製など、できるだけ目立たないように工夫されているものがあります。それでもさらに矯正装置を目立たなくする方法として、ブラケットを歯の裏側につける舌側矯正(ぜっそくきょうせい/裏側矯正・リンガル)という方法もあります。この方法では、装置が外から見えることはほとんどありません。装置を極力見せたくない方や職業上装置が見えると困る方などにお勧めです。また、上の歯には裏側の装置、目立たない下の歯には表側に装置を付けるハーフリンガルという方法もあり、こちらは上下の舌側矯正に比べ費用を抑えることができます。
Q. 矯正治療は痛くないですか?
矯正治療で歯を動かすと、最初は誰にでも多少の痛みが出ます。虫歯のようなズキーンとした痛みではなく、ジワーンとした筋肉痛のような痛みで、かなり個人差があります。最初のうちは硬い食べ物などを噛むと痛みが出ますが、この痛みは通常2、3日もすれば治まり、徐々に慣れてきます。そのほか、ブラケットやワイヤーなどの装置が当たって、口唇や頬の内側が痛くなることもありますが、こちらもだいたい1週間もすれば慣れて痛みはなくなります。逆に舌側矯正の場合は、最初のうち舌が痛みます。これらの痛みはこどもの方が弱い傾向にあるようです。お口の中に装置が入ると、はじめは痛みや違和感などがありますが、最初の山を超えると基本的には慣れていただけます。
当クリニックの院長も以前矯正治療を経験しているので、これらの違和感や痛みなどはよく理解しているつもりです。
仙台矯正歯科クリニックの治療サービス
- 矯正の種類
- 部分矯正 / インプラント矯正 / 成人矯正
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