患者様にご満足いただける良質なマウスピース矯正を提供するために重要なことは、精密な歯型を採り、より患者様に適合した矯正装置を作製することです。当院は、精密な歯型採りを実現する3D光学スキャニングを日本で初めてスタートいたしました。ここでは、その最新の技術についてご紹介致します。
マウスピース矯正をさらに精密で快適な治療にする最新技術「3D光学スキャニング」についてご紹介します。
3D光学スキャニングとは、マウスピース矯正の装置を作製する際に、専用の機器でお口の中を撮影(スキャニング) することによって、歯型を採る最新の技術です。
これまでのマウスピース矯正ではシリコン材を使って歯型を採ることが一般的でしたが、患者様の負担を軽減しながらより精密な治療を提供するために、海外では多くの歯科医院で導入され始めています。
本郷さくら矯正歯科では、2014年の8月から日本で初めてこの技術を取り入れたマウスピース矯正を開始しました。
マウスピース矯正では、適合の良い矯正装置がより良い治療結果につながります。従来のシリコン材を使った歯型採りでは、歯と歯が重なっている部分にシリコン材が入りにくかったり、外すときに若干変形してしまったりすることがありました。3D光学スキャニングは、光で歯の形を精密に計測しますので、変形の一切ない歯に一致した矯正装置を作製することが可能です。
従来の歯型採りでは、歯周病の患者様の場合、歯と歯の間の隙間が大きいためにシリコン材が流れ出てしまい、より正確に歯型を採ることが困難でした。しかし、3D光学スキャニングでは、スムーズに歯型を採ることができます。
従来の歯型採りは、歯型が固まるまでに約6分かかり、嘔吐反射が強い方には特に負担を掛けていました。3D光学スキャニングはそういった負担はなく、もし疲れても途中で休憩を入れることも可能です。
従来の方法では採った歯型を矯正装置の工場がある米国まで輸送する必要があり、矯正装置が完成し、治療を開始するまで時間がかかりました。一方、3D光学スキャニングでは、採った歯型のデータをインターネットですぐに工場に送ることができるので、矯正装置作成までの時間を大幅に削減することが可能です。
3D光学スキャニング用の機器で歯の状態を上下左右と4分割して撮影し、歯型を採ります。1回につき300枚の写真を撮ることで、約10万におよぶ歯型を採るためのポイントを計測し、精密なデータを取得します。
スキャニングを行ったその場で、3Dの歯型をモニタ上でご確認いただけます。歯型の記録不足もその場で確認できるため、別日に再度スキャンをする必要はありません。
約3~5日で歯型のデータを元に治療計画のシミュレーションデータを作成します。患者様の同意を得た後、米国の工場にデータを送ります。
米国の工場で治療計画のデータに基づいたマウスピース矯正装置が作成され、当院まで届けられます。装置が届き次第、患者様にご都合の良い日をお伺いし、装置を装着して治療がスタートします。
従来のマウスピース矯正は、Step 1からStep 4の工程で約4~5週間かかっていましたが、3D光学スキャニングの導入によって、その期間が約半分に短縮することが可能です。
「治療中に装置が目立たないのは良いけど、ちゃん と矯正できるの?」そんな患者様のよくある疑問に尾島院長が答えます。
しっかりと動きます。歯は、骨の中で歯根 膜という繊維組織で支えられていますが、 持続的に力が加わることで、歯は移動します。マウスピース矯正装置は、歯を全体で包み込むようにして力を加えることで、歯を移動させていきます。
そう思っている患者様が多くいらっしゃいますが、マウスピース矯正の適応範囲は、ドクターの技術と経験によって大きく異なります。信頼できる技術をもつドクターであれば、難症例といわれるケースでもマウスピース矯正で治療が可能です。当院では、抜歯が必要で従来マウスピース矯正では治療が難しいといわれるケースでもマウスピース矯正で治療することができます。
当院のマウスピース矯正は、3D光学スキャニングとコンピュータによるシミュレーションを駆使することで、精密かつ効率的に治療を進めることができます。目標の歯の位置まで最短距離で歯を動かしていきますので、治療期間は従来のワイヤー矯正とほぼ変わらないか、症例によっては短くなるケースもあります。
マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正とは全く異なる知識と技術が必要です。しかも日々進歩しています。歯科大学ではマウスピース矯正の授業もありませんので、知識と技術を身に付けるためには、海外に研修にいくなど、ドクターが積極的に努力しなければなりません。マウスピース矯正はドクターの技術によって治療の質が大きく変わります。歯科医院を選ぶ際には、マウスピース矯正の年間症例数がどのくらいあるか、ドクターが積極的に治療について研 究しているかなどについて、チェックしてみてください。
歯の表面にワイヤーを取り付けるワイヤー矯正と違って、マウスピース矯正は、ごく薄く透明なマウスピース型の矯正装置を歯に装着するで、近くでじっくりと見ない限りは、矯正していることに気付かれることがありません。
マウスピース矯正は、一つのマウスピースによって動かす歯の移動量が0.25mmと少なく、歯に過剰な力をかけることがないため、ワイヤー矯正よりも治療中の痛みが少なくてすみます。
ワイヤー矯正では、装置で唇や粘膜を傷付けてしまうこともありますが、マウスピース矯正は、薄いプラスチック製の装置なので、装着しても口の中を傷付けることはありません。また、食事の際には取り外しができるので、治療前と同じように食事を楽しめます。
一般的にマウスピース矯正では難しいといわれる症例でも、当院は対応が可能です。その治療例の一部をご紹介します。
マウスピース矯正では治療が難しいとされてきた「開咬」の症例を、当院で治療した例です。
開咬は、舌で前歯を押すなどの日常の癖が原因になることもありますので、口腔筋機能療法も同時に行うことで、より良い治療結果を目指します。
前歯が噛み合わない「開咬」の状態の患者様。前歯で食べ物が噛み切れないことにお悩みでした。
当院のマウスピース矯正で、前歯がしっかりと噛み合う状態になりました。患者様は何でもおいしく食べられるようになったと喜んでくださいました。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
マウスピース矯正は適応外とされてきた「抜歯が必要なケース」においても、当院はマウスピース矯正で治療が可能です。
抜歯が必要なケースにおけるマウスピース矯正は、難易度の高い治療です。当院のドクターは、海外でマウスピース矯正の研修を受けて研鑽〔けんさん〕を積み、抜歯が必要なケースのマウスピース矯正を数多く経験しています。「抜歯が必要だからマウスピース矯正はできない」と言われた方も、ぜひ一度当院にご相談ください。
大きく飛び出した八重歯が気になって来院された患者様です。歯の大きさに比べて顎が小さいた め、抜歯を行ってからマウスピースで歯並びを整えました。
気になっていた八重歯もきれいな歯並びになり、口元を隠さずに笑うことができるようになりました。人と接するお仕事をされている方でしたので、装置が目立たないマウスピース矯正は大変好評でした。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
矯正治療をメインで診療する歯科医院で矯正治療を受ける場合、虫歯や歯周病治療、抜歯などの一般的な歯科治療については、紹介という形で他医院を受診する必要がありますが、当院はその必要はありません。矯正治療中に虫歯ができてしまった場合でもすぐに当院で修復治療を行いますので、矯正治療に影響を与えることなく、スムーズに治療を行うことができます。
当院のスタッフは、全員がマウスピースによる矯正治療を受けた経験を持っています。
常に治療については研鑽[けんさん]を積み、マウスピース矯正について十分な知識を持っておりますので、何か気になることや疑問がある場合も、どうぞ安心してご質問ください。
患者様にとって、快適で良い治療を提供いたします
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交通 | 東京メトロ丸ノ内線 『本郷三丁目駅』 より徒歩30秒 都営大江戸線 『本郷三丁目駅』 より徒歩1分 JR 『御茶ノ水駅』 よりタクシーにて約2分 |
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