スピード治療で選択される装置・施術

ブラケットとワイヤーを歯に接着するマルチブラケット装置や、マウスピース装置などで歯を動かす歯列矯正(A)と、コルチコトミー法やインプラント矯正などの歯の移動を早める手術・処置(B)を組み合わせます。

日本人に適した裏側装置へ

裏側矯正は、装置が人から見えずに治療できるのが特徴です。装置に抵抗がある人が多い日本人に合った装置ですが、歯の裏に接着する装置の影響で「話にくい、歯磨きしにくい」という声もあります。

私が平成2年に裏側矯正をはじめてから、3,000名以上の治療を行った経験と患者様の声をもとに、AMERICAN ORTHODONTICS社と共同でブラケットを開発しました。スピード治療のような、熟練した技術が求められる治療に適応できる装置です。

マウスピース矯正のデメリットを克服

透明なプラスチックのシート製のマウスピース矯正装置は、「目立たない・取り外せる装置」として、当院でも希望する患者様が増えています。

一般的にマウスピース矯正は、抜歯が必要な歯並びや、大幅に歯を動かす症例は、治療期間が長かったり、精密な仕上がり導くことは難しいといわれています。しかし、当院では深沢 真一先生開発の裏側矯正装置と併用することで、治療の最後まで装置が目立ない矯正を続けることができます。

また、アメリカのマウスピース矯正コンサルタント会社と提携して、世界レべルのマウスピース矯正治療が行えるように努めています。

従来の矯正用インプラントについて

効率的に歯を動かすためにインプラント矯正で使われる、ネジ状のスクリュー型インプラントは、手術後の腫れが少ないのが特徴です。
反面、治療中に抜け落ちるのを防ぐため、あまり大きな力をかけて引っ張ることができず、多くの歯を一度に移動させることはできませんでした。

歯列矯正・口腔外科・歯周外科に精通