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歯科医師を目指したきっかけ

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歯科医師を志したのはお父様の影響でした。
大学卒業後、矯正歯科の勉強のためアメリカに留学。そこで出会った外科矯正についても伺いました。

矯正歯科を学ぶためにアメリカに留学

矯正歯科を学ぶためにアメリカに留学

父が歯科医師で一般歯科でしたので、自分も高校生になって進路を決める際に歯科医師の道を選びました。大学卒業後に専門は何にしたらいいか、と相談したときにも「矯正歯科がよいのでは」との父のアドバイスを参考にしました。
虫歯や入れ歯などの一般歯科は大学で勉強することができ、歯科医師になってからも極めることができますが、矯正歯科の実際の臨床については卒業してから新しく勉強する必要がありました。
当時、矯正歯科の装置について教わる環境が今ほど整っていなかったので、アメリカの大学(大学院)に留学しました。エッジワイズ法という、歯にブラケットを付けてワイヤーを通して歯並びを整える矯正治療の基礎的な方法がアメリカで学べるので、本場に行こうと思ったのです。
帰国後は大学や研究会などでエッジワイズ法の講習などを行い、日本での普及に努めました。

アメリカで出会った外科矯正

アメリカで出会った外科矯正

アメリカにエッジワイズ法を勉強しに行ったところで外科矯正に出会い、衝撃を受けました。外科矯正の存在を知って、これぞまさに日本に必要な治療法だと思ったのです。
外科矯正は外科医による外科手術、矯正歯科医による矯正治療を組み合わせたもので、外科矯正を勉強しようと思ったら、エッジワイズ法で歯を適切に動かす方法を学ぶ必要があります。
そのため、日本にエッジワイズ法の装置が伝わってくる前は、日本において外科矯正を必要とするような症例に対応するのはとても困難、もしくは不可能でした。

骨格に問題があったり、歯並び・噛み合わせに重度の不正があったりして、矯正歯科治療を行うのに手術が必要な患者様にとっては人生が変わるような治療法だと思いました。