TOP

歯並びをきれいにするだけではなく、健康を守るための医療行為として患者さんと関わっていきたい。そんな常盤矯正歯科のこだわりをお聞きしました。

口腔機能の発達や改善、全身の健康まで考えた矯正治療

口腔機能の発達や改善、全身の健康まで考えた矯正治療

矯正歯科は審美面を整えるという治療のイメージがあると思いますが、見た目もきれいに整え、噛み合わせも正しくして機能的に、健康的に治療することが大切だと思っています。
自分が研究で師事した方は、すでに92歳でお亡くなりなりましたが、その直前まで「常盤くん、歯科矯正学には口腔機能が足りないんだ、そこを頼むよ」とおっしゃっていました。この言葉を胸に、常に診療にあたっています。
前歯が整えば治療は終わりと思うかもしれないですが、すべての歯を正しい噛み合わせにし、口腔周囲の筋や舌の働きを整えます。これにより患者さんを健康に、そして自信と笑顔につながるトータルな歯科医療に努めています。

噛み合わせは全身にも関係していて、歯の診療は口の中だけではないということを意識しています。実際に、噛み合わせの不具合や痛みなどは、転職したり、リモート業務が増えたり、結婚・出産・介護など、ライフイベントとかかわっていることが多いんです。ですので、歯並びも見つつ、それ以外のことで原因がないかなども把握して治療しています。

子どもの患者さんが成人しても、結婚や出産、出産後の骨盤と顎の関係など、歯科医師として患者さんのライフサイクルに関わっていきたいと思っています。

「患者さん中心」を常に心掛けて診療

「患者さん中心」を常に心掛けて診療

僕が常に心掛けているのは、患者さん中心であること。その中に歯科医師がいて、正しい情報を伝え続けるということです。
患者さんが治療を一生懸命続けてくれると「ありがとう」という気持ちになるし、患者さん自身もきれいになったり、よく噛めるようになって感謝してくれる。そして、それを実感するのが、僕の嬉しさにつながるといういいサイクルになっています。 すべてのことに感謝して、お互いに感謝し合うという気持ちを忘れずに診療をしています。

患者さんとのやり取りで気を付けていることは、相手の訴えを必ず受け止めることです。歯科治療は患者さんにとって分からないことが多く、診療後に「気のせいだよ」と言われることもあると思うのですが、「気のせいじゃない」「原因がある」という前提で話を聞いて診療にあたります。

受け皿を作っておいて、「これで診療は終わり」と言われた患者さんの不安な気持ちをなくして、安心感につながる診療に努めています。