クリアブラケットは目立ちにくい! 矯正中の写真の撮り方は?

「矯正を考えてはいるけど目立つのはイヤ」
「矯正中の写真の写り方に迷う」などとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

目立ちにくい矯正装置の種類や矯正中の写真の撮り方についてご提案します!

公開日:2023/02/21

監修医師

歯科衛生士:中村 優佳

国立大学歯学部卒業後、歯科衛生士として勤務。
同時取得した養護教諭免許も活かし、患者様の口腔内のケアを通して全身の健康をサポートさせていただいております。

〈取得資格〉
・歯科衛生士国家資格
・養護教諭一種免許状
・ホワイトニングコーディネーター
・日本歯周病学会認定歯科衛生士資格取得

〈所属学会〉
・特定非営利活動法人 日本歯周病学会
・一般社団法人 日本歯科審美学会

目次

  1. クリアブラケットは目立ちにくい矯正装置!
  2. クリアブラケットが目立ちにくい理由
  3. クリアブラケットの種類
  4. セラミックブラケット
  5. プラスチックブラケット
  6. ジルコニアブラケット
  7. 矯正中の写真の撮り方!目立ちにくい3つの方法
  8. ①口を閉じて笑う
  9. ②矯正装置が見えないように笑う
  10. ③アプリで消す!
  11. まとめ

クリアブラケットは目立ちにくい矯正装置!

「矯正を始めたいけど、歯につけた装置が写真に写らないか心配」
「歯並びは気になっているけど矯正装置が映るくらいなら矯正をしたくない」

といったお悩みはあると思いますが、そんな方におすすめなのがクリアブラケットです。

クリアブラケットが目立ちにくい理由

クリアブラケットとはその名の通り透き通った色のブラケット(ワイヤーを通すために歯につけるボタンのような装置)です。

金属の装置とは違い、半透明のため歯の色に近いので目立ちにくいのです。
さらにブラケットに通すワイヤーを金属ではなく白い素材のものにすることでより一層装置を目立ちにくくすることができますよ!

クリアブラケットの種類

クリアブラケットには実は素材によりいくつかの種類があります。

セラミックブラケット

セラミックを使用したブラケットです。

金属のブラケットより強度が劣るので欠けやすかったり費用が少し高くなったりといったデメリットがありますが金属に比べてやはり見た目が目立ちにくいのが大きなポイントです。

プラスチックブラケット

プラスチックを使用したブラケットです。

カレーやトマトケチャップ、コーヒーなど着色のつきやすい食事が多い方などは性質上少し変色してくることがあります。
費用はセラミックに比べて安価です。

ジルコニアブラケット

ジルコニアを使用したブラケットです。
耐久性や生体親和性が高いのが特徴です。

また金属のブラケットに比べて歯への接着強度が高く外れにくいです。
一方で、セラミックに比べるとやや透明度が落ちるため白っぽくみえます。

矯正中の写真の撮り方!目立ちにくい3つの方法

「矯正器具が目立ちにくい笑顔の作り方」を習得することで、矯正中も気にせず笑顔で写真を撮れるようになるかもしません!
矯正中におすすめの写真の撮り方をご紹介します。

①口を閉じて笑う

矯正中は口を閉じて笑うことも一つです。
口角が上がっていれば装置を写さずに綺麗な笑顔をつくることができますよ。

口を閉じて、一度奥歯を噛み合わせます。
そのあと奥歯がくっつかないように開き、口角だけ挙げれば口回りの変な緊張も解消できます。

②矯正装置が見えないように笑う

口を開けすぎないようにし、唇を装置にかぶせた状態で笑うと口を開けていても装置が見えないです。

元々の歯の状態にもよりますが口の開け方を工夫することで、意外と見えないように唇で装置を隠しながらでも違和感なく笑うことができるんです!

上唇が上がらないようにしつつ、口角をあげてみましょう。
頬から大きく笑うと上唇が上がってしまうので、口元だけで笑顔をキープ!

鏡を見ながら見えない笑い方を研究してみましょう。

③アプリで消す!

でもやっぱり不自然な笑い方に見える、気になってしまってしょうがない…
そんな場合は便利な「加工アプリ」を使って矯正装置を消してしまいましょう!

なるべく自分のスマートフォンで写真を撮ってアプリで消してから友達に送れば、友達がSNSにアップする写真も矯正装置ナシ!

最近の加工アプリの中には、矯正装置を消す機能や歯をホワイトニングしているかのようにみせる加工が簡単にできるものもあるんだとか。
前歯だけなら慣れたらパパっと加工ができるようになるはず。

表情や体型など大きな変化ではなく、矯正装置を消すくらいなら友達にも気付かれないかも。
気になる場合は、先に「矯正装置が光って目立っちゃうから消すね」など直接一言伝えちゃばOK!

まとめ

いかがでしたか?
矯正装置が写真に写り込むことを回避するために矯正治療をしない、写真を撮らないのは少しもったいないですよね。

もしも矯正器具が気になる場合は、リップメイクを少し薄くし、目元のメイクを比較的濃くしてみるのもおすすめ。

濃い色のリップを付けていると、口元が強調されるため相手の視線も口元に。
口元に視線がいくと、どうしても矯正装置も目に入ってしまいます。

リップを馴染み色にして目元のメイクを濃くすることで、相手の視線を目元に誘導してしまうのもアリですね!

さらにクリアブラケットを選択することで、写真に写りにくくなるほか「クリアブラケットだから気付かれにくい」という気持ちもプラスに働きます。
人間、気になっていることは態度や行動に出てしまいがち。

矯正装置が気にならなくなるよう、工夫して楽しい矯正期間を過ごしましょう!