歯並びが悪いとどうなるの?(3)見た目への影響

矯正歯科治療の基礎知識、歯並びが悪いとどうなるの?(歯の噛み合わせと口もとの変化)。矯正歯科治療によって、歯並びや顎の成長・骨格をコントロールして、フェイスラインや口元の見た目を改善します。治療前後の見た目の変化をご紹介します。

公開日:2019/10/01  更新日:2021/11/18

目次

  1. 歯並びが悪いとどうなるの?(3)見た目への影響

歯並びが悪いとどうなるの?(3)見た目への影響


歯の噛み合わせと口もとの変化 歯の噛み合わせは、口もとのかたちを変えて顔全体の印象に大きな影響をあたえます。
下記の受け口(下顎前突)の治療例をご紹介しながら解説いたします。

この症例はいわゆる「反対咬合」とよばれる不正咬合です。
上の前歯が下の前歯の前に出ている正常咬合に対して、反対咬合は、下の歯が前に出て噛み合わさっています。
そのため、お顔の写真を見ると、突き出た下の前歯の影響を受けて、下の唇が上の唇の前に出て、唇がまくれ上がっているように見えます。
矯正治療後は、上下の歯の位置が正常になり、唇の形も整って、自然なラインになりました。
なお、反対咬合の場合、歯並びだけでなく顎の骨の成長異常・変形が原因の場合は、顎の骨を切って骨格から改善して矯正治療を行う「外科矯正」で治療する場合もあります。

※治療結果は個人差があります。


治療前

治療後

治療前

治療後