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歯並びが悪いとどうなるの?(3)見た目への影響
歯の噛み合わせと口もとの変化 歯の噛み合わせは、口もとのかたちを変えて顔全体の印象に大きな影響をあたえます。
下記の受け口(下顎前突)の治療例をご紹介しながら解説いたします。
この症例はいわゆる「反対咬合」とよばれる不正咬合です。
上の前歯が下の前歯の前に出ている正常咬合に対して、反対咬合は、下の歯が前に出て噛み合わさっています。
そのため、お顔の写真を見ると、突き出た下の前歯の影響を受けて、下の唇が上の唇の前に出て、唇がまくれ上がっているように見えます。
矯正治療後は、上下の歯の位置が正常になり、唇の形も整って、自然なラインになりました。
なお、反対咬合の場合、歯並びだけでなく顎の骨の成長異常・変形が原因の場合は、顎の骨を切って骨格から改善して矯正治療を行う「外科矯正」で治療する場合もあります。
※治療結果は個人差があります。
治療前
治療後
治療前
治療後