目次
非抜歯で下顎の歯列全体を後ろに下げて反対咬合・噛み合わせを改善
【症例1】20代女性 - 非抜歯で下顎の歯列全体を後ろに下げて反対咬合を改善
主訴:受け口で噛み合わせが悪い
治療期間:治療中
抜歯の有無:右上5番、右下親知らず抜歯
症例写真ごとの治療の経過
初診時:受け口の場合、下顎の小臼歯を抜歯して矯正治療することが多いが、大臼歯遠心移動装置を使うことで、犬歯から奥歯にかけての歯を後ろに下げることができるので、下顎の抜歯をせずに治療を開始
治療中:大臼歯遠心移動装置の下顎タイプの装置を使用し、約5ヵ月で反対咬合が改善
抜歯することなく上下の噛み合わせが改善された
【症例2】10代女性 - 犬歯から奥歯を後ろに下げて下顎前突と側方開咬を改善
主訴:小学生の時に他院で矯正治療をしていた。前歯が反対咬合で、奥歯は噛んでいない
治療期間:治療中
抜歯の有無:治療の経過を見て検討(現在は非抜歯)
症例写真ごとの治療の経過
初診時:上顎左右7番欠損、下顎前突(受け口)と側方開咬(上下の歯が噛み合っていない)がみられる
治療中:下顎の大臼歯遠心移動装置を使用し、犬歯から奥歯を後ろに下げている
【症例3】40代男性 - マウスピース矯正との併用:上顎はマウスピース矯正、下顎は大臼歯遠心移動装置
主訴:受け口、歯のでこぼこを治療したいが、なるべく非抜歯を希望
治療期間:治療中
抜歯の有無:なし
症例写真ごとの治療の経過
初診時:主訴である下顎前突(受け口)、叢生(歯のでこぼこ)以外に正中のずれがみられる
治療中:アメリカ型のマウスピース矯正で上顎の歯並びを改善、下顎は大臼歯遠心装置にて歯列全体を後ろに下げ、噛み合わせを改善
※装置を撤去後は、アメリカ型のマウスピース矯正で治療をしていきます。
写真の状態は矯正治療完了後の状態ではありません。
※治療結果は患者様によって個人差がございます。