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Step1 知っておきたい”歯並び”のこと 「歯並びが悪いと虫歯になる?!」
歯並び、噛み合わせのが悪いと虫歯になる?!
歯並びが悪いということは、見た目の面でトラブルを生むことがまず一つとしてあげられます。その他に、歯が磨きづらい、汚れが溜まりやすくむし歯などになりやすいということがあげられます。また、発音がしずらい、肩こりの原因になる、昨今では教育をしっかり行っていない、という評価を受けることもあります。
それぞれ少しずつ紹介します。
・むし歯
磨きにくい部分がむし歯になりやすい傾向にあります。
・歯周病
歯の磨きにくい部分に歯垢(しこう)や歯石が沈着し、そこに存在する細菌によって歯周病は引き起こされます。
・アゴの痛み
アゴが前後左右に動く時は、上下の犬歯から犬歯までの12本がガイドになっています。例えばひどい出っ歯などで、上下の前歯が当たらない人や開咬の人にはアゴの痛みや顎関節の雑音が生じ易い傾向があります。
・発音
歯と歯の隙間が大きい、あるいは歯が内側に倒れている場合など、正しい舌の動きができないため、発音がおかしくなることがあります。舌の動きが悪い舌強直症の場合にも発音が悪くなります。
・全身
噛み合わせは肩こりや腰痛、姿勢などとも深くかかわっていることが最近ではわかってきています。
・社会的評価
欧米では、歯並びや噛み合わせの良さは自己管理能力の一つと考えられています。また歯並びが整っていないと、その家の教育レベルが低いというマイナスイメージで見られる傾向があり、歯並びのよさが教養の証しとされています。海外の人と接する機会が多くなった昨今、歯並びが悪いことによる人間関係の弊害も問われる時代になってきました。
治療を受けている間は面倒で合ったりすることも勿論出てくると思いますが、歯並びをなおすことで沢山のメリットがありますので、しっかりと治療をしてあげましょう。