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Step6 よりキレイになるために 歯の健康とエイジングケア
歯の健康とエイジングケア
抗加齢医学は、人々が常に心身共に健康を保ち、さらに積極的に自然年齢よりもっと若々しく活動的に、豊かで質の高い人生 「Quality of Life」を謳歌して生きることを可能にするものであり、社会・経済的にも、国民医療費・医療保険の軽減など、多様な効果で日本社会に活力を付与することが期待されます。歯は、体と密接な関係があります。動物は歯を失うことは死を意味しますが、人間はそこまでいかなくとも、歯を失うことで、健康や若さを失っていきます。
歯並びが悪いと、歯の衛生状態が悪くなるため、40代で歯周病などで歯肉が退化し、口臭がひどくなる上、やがて歯が抜け落ちていきます。見た目も、歯が長い状態で歯並びが悪いというのは、不潔に見えるばかりか、実際の年齢より老けて見えます。咬み合わせが悪くなるため、噛めなくなる上に、顔の表情筋に変化が生じ、顔のバランスも悪くなってきます。何より、食べる、噛むという口腔機能の衰えは、生命のある限り「はつらつと生きていく」為に必要な健康、美しさ、元気といったプラスなものを遠ざけてしまうのです。
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