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症状や患者様の希望によって抜歯する場合と、抜歯しないでいい場合があります。ここでは抜歯して八重歯を治療したケース、抜歯しないで治療したケースをそれぞれご紹介します。
治療例1 抜歯して八重歯を改善したケース
患者様 : 男性
治療期間 : 1年6ヵ月
診断 : 八重歯の抜歯ケース
装置 : マルチブラケット
抜歯 : 4本(上顎2本、下顎2本 ※4/4EXT)
治療前
歯並びが凸凹の症例です。特に上顎のガタガタが目立ちます。
治療中
上下4本を抜歯し、マルチブラケット法で矯正をしました。
治療後
治療期間は1年半で完了しました。抜歯したスペースを利用して、重なっていた歯がキレイに並ぶことができました。上下の噛み合わせがぴったり合っています。
治療例2 非抜歯矯正で八重歯を改善したケース
患者様 : 女性
治療期間 : 1年2ヵ月
診断 : 上顎の八重歯
装置 : マルチブラケット
抜歯 : 無し
治療前
上顎3番の歯肉が外側に飛び出ています。このような症状は口内炎ができやすかったり、口元をぶつけた時にけがになりやすいリスクがあります。
治療中
目立たないセラミック製のブラケットを装着して矯正をしました。
治療後
今回は、抜歯しないで改善できると診断したケースで、1年2ヵ月の期間で治療終了しました。
※治療効果は、患者様によって個人差があります。