あおきさん(神奈川県)の相談

カテゴリ:抜歯治療との違い

非抜歯がいけなかったのでしょうか?

矯正をはじめて2年半です。二週間ほど前に、器具がとれてマウスピースのリテーナーになりました。ちなみに非抜歯です。
最近気になるのですが、口を閉じるときに力を入れないと口が閉じないのです。力をいれずに自然に閉じようとすると前歯が少し下唇に当たってでてしまいます。これは失敗なのでしょうか?
やはり非抜歯がいけなかったのでしょうか?
正直、将来親知らずが生えてきた時にまた歯並びが悪くなり、再矯正の必要も出てくるのでは…と不安です。
まだ治療途中なので早い方がいいと思い相談させていただきました。お返事待ってます。

あおきさん、こんにちは。
阿佐谷矯正歯科医院の國井と申します。

現在保定中ですね。
確かに非抜歯で叢生(ガタガタ)を治療すると、多少お口元が前方に出て咬み合わせが浅くなる場合があります。そうなると、口唇閉鎖がやや難しくなる場合があります。
治療前はいかがでしたか?
担当の先生から矯正開始前に術後のお口元やお顔のラインの予測等の説明はなかったですか?
治療前からお口元の突出感が気になっていたのなら、抜歯治療のほうがよかったのかもしれません。でも、安易に抜歯治療をするとお口元が入りすぎで老け顔に見えてしまうこともあります。
治療前の検査でセファロによる頭部計測を受けていらっしゃいますか?前歯の角度が治療前はどのくらいで、治療後はこのくらいになる、等の説明は受けていますか?
再治療がご希望なら、担当の先生にご自分のご希望を伝えて、前歯の角度を確認し、もしその医院さんにBefore Afterのシュミレーション機能があるのでしたら見せてもらい、今一度ご自分がどのような仕上げを希望なさっているかを再確認したほうがよいでしょう。
また、親知らずは後戻りの原因となる場合が多いので抜歯をしておいた方がいいかもしれません。
決して失敗ではありません。先生はあおきさんのことを考えて、その治療計画で治療をしてくださったはずです。
あおきさんが納得のいく結果が出ますよう、お祈りしています。

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