モモンガさんの相談

カテゴリ:装置・治療法

小児矯正の必要性と開始時期

  • 投稿者 モモンガ さん [7才 ] 2023/04/15/ 21:00
  • カテゴリー 小児矯正 装置・治療法 治療前
  • お悩みの歯 上あご右2番 上あご左2番 下あご右2番 下あご左2番

小学2年生、もうすぐ8歳の女児です。

レントゲンにて上下左右2番の永久歯4本の先天欠如が確認されました。

上下左右の1番は永久歯が生えており、左下の2番の乳歯は抜け、その後に犬歯の先が見えてきてます。その他の乳歯はまだはえたままです。
上の両1番の間には大きな隙間があります。
全体的に永久歯が大きいと言われました。

このような状態での小児矯正は有効でしょうか?それよりも乳歯を抜いて上下で数を揃えてからのほうがよいのでしょうか?
かかりつけ医には、前歯の隙間を閉じるなるべく抜歯を避けたいなら小児矯正のメリットはあると言われました。

わかりにくい文章で申し訳ありません。
将来的にキレイな歯列になるなら費用は問いません。
今後の治療についてアドバイスをいただければと思います。

モモンガさん ご質問ありがとうございます。
 私は鹿児島で開業しておりますえなつ歯科・矯正クリニック院長の江夏国禎と申します。
 私のクリニックでは小児矯正、成人矯正はもちろんのこと、一般歯科からインプラント外科治療まで総合歯科治療を行っております。
 総合歯科医の立場からお話しさせていただきますと
「このような状態での小児矯正は有効でしょうか?」
→歯並びが悪くなる元々の原因として、舌のポジショニングが悪いことや、舌及び口腔周囲筋の筋力不足が原因として考えられます。なので、今のうちにそのようなことを小児矯正で整えるというのは有効な手段だと思います。

「それよりも乳歯を抜いて上下で数を揃えてからのほうがよいのでしょうか?」
→費用を問わないのであれば、最終的には永久歯がすべて生えそろって、骨の成長発育が終わる18歳以降に、先に歯列を理想的なアーチ状に、本来あるべき位置に移動して、先天性欠損の部分に理想的な隙間を作って、その部分にインプラント補綴治療を行うのが良いと思います。
参考になれば幸いです。
モモンガさん、はじめまして。
京都のさわだ矯正歯科西院クリニックと申します。
実際にお口の中をみていないので詳しいことは説明できかねますが、当院では、永久歯の先天欠如があるお子様も前後的なずれやスペースの不調和などがみられる場合が多いため、小児矯正をします。
上顎の2番がなく正中のスペースが空いている場合も小児矯正で閉じる処置を行ったりできるため、小児矯正を行うメリットはあります。
小児矯正を行っても、永久歯の先天欠如がある場合は、成人矯正が必要になる可能性は高いと思われます。
不安なことがあるようでしたら、もう一度担当の矯正の先生に相談されるのがよろしいかと思います。
モモンガさんにとってよい方向に向かうことをお祈りしています。

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