まーみんさんの相談

カテゴリ:抜歯について

下顎の抜歯について

はじめまして。抜歯についてご相談させていただきます。

現在歯列矯正を検討しており、精密検査を受けました。
診断の結果、抜歯が必要であり抜歯の場所は上顎両側4番、下顎右側4番でした。
私は下顎の右側2番が先天性欠如のためありません。
そのため、下顎は左側の歯を抜くものだと思っていたので戸惑っています。
右側の歯が2本無くなってしまうことに不安を感じているのですが、矯正では普通のことなのでしょうか。

下顎右側4番を抜歯する理由は、
・1本だけ外側に出ている
・左側は噛み合わせが良く、右側は良くない
・左側を抜歯するより、治療期間が1年短くなる
とのことでした。

噛み合わせが1番重要だということは分かっているのですが、下顎1番と2番の形や大きさを比べるとどうしても治療後の見た目に違和感があります。
先天性欠如の症例を調べても私と同じように欠如している側の歯を抜いている例が見つからず、不安を感じています。

先生方のご意見を伺いたいと思い投稿させていただきました。
よろしくお願いいたします。

こんにちは。
グリーン歯科クリニック、クローバー歯科クリニックの鈴木といいます。

矯正する抜歯の部位の判断に関する悩みですね。

あくまでもネットの情報の判断なので正確な診断はできません。
私が注意するとすれば、下顎前歯の先天欠損がある場合でも左右対象か、臼歯の噛み合わせが1歯対2歯になるか等を判断基準としています。
そうすると右4番のみ抜歯は疑問かもしれません。
但し、特殊事情がある場合もあり、それも含めての診断とすると正しい可能性もあります。
もし今の治療方針に疑問があれば、他の矯正医でセカンドオピニオンを受けて診断を受けられることをお薦めします。
ご参考になれば幸いです。
  • まーみん(22歳 女性 学生 )
  • 2021年07月26日21時57分
お忙しい中、ご返信ありがとうございます。

歯の状態によっては正しい診断なのですね。お答えできる範囲で教えていただきたいのですが、特殊事情とは例えばどのような場合なのでしょうか。
実はセカンドオピニオンを何回か受けたのですが、そもそもの必要な抜歯の本数が0本であったり2本であったりと、先生によって考えが違い、とても悩んでいる状況です。

どうぞよろしくお願いいたします。
こんにちは。
例えば、骨や歯、骨格にずれがある場合などは、左右非対称でも仕方なく、小臼歯1本抜歯もありえます。
その歯が長期に持ちそうない場合にもあえて抜く場合もあります。

抜歯、非抜歯も矯正歯科医が何を重要視するかで判断が別れます。
絶対こうしなければならないというわけではなく、どうしたら患者様の希望を叶えられるかをいつも考えながら治療しています。
参考になれば幸いです。
  • まーみん(22歳 女性 学生 )
  • 2021年07月27日20時01分
ご返信ありがとうございます。

具体例を挙げていただきありがとうございます。
右側を抜く理由が他にあるのか再度確認してみようと思います。

抜歯、非抜歯についてもご説明ありがとうございます。
重視する部分を明確にして自分の考えと合う治療方法を選びたいと思います。
大変参考になりました。本当にありがとうございました。
まーみんさんこんにちは、抜歯位置に関して、矯正後の状態に不安があるということですね。
矯正治療をする時、精密検査で歯型を取るので、右下4番を抜歯する場合と左側を抜歯する場合の治療後のシュミレーションをしてもらうと安心です。
検討中の矯正歯科医院でできない場合は、料金が別途かかる場合が多いですが、セカンドオピニオンで他医院にてシュミレーションをしてもらうのも良いかもしれません。
粘土で歯型を取らずに、スキャナーで光学印象する場合は、当日のシュミレーションも可能です。
どちらにしても、抜いてからでは治療計画を変えられないので、抜歯前に行動することをお勧めします。

  • まーみん(22歳 女性 学生 )
  • 2021年07月27日19時45分
お忙しい中、ご回答ありがとうございます。

検査にも色々なやり方があるのですね。
教えていただいたようなシュミレーションができる医院を探してみようと思います。
相談内容を確認しました。
下顎の右側2番目が先天性欠如ということで、治療の方針としては、骨格を分析した結果、上顎が出ていない場合、他の歯を抜かずに中心線が合わない可能性がありますが、非抜歯治療。
他には噛み合わせ等から検討して上の歯を2本抜歯、下の歯の左側2番、もしくは4番か5番の場合が多いです。

右側の歯を抜歯するのはあまり治療方針としてはない気がしますが、治療の期間を踏まえてその方針なのか分かりませんが、噛み合わせや歯並びを目的とした矯正治療の方針としてあまり行わない治療方針だと考えます。

相談を投稿する