宇治野さんの相談

カテゴリ:装置・治療法

歯列矯正の再治療

歯列矯正をしたことがあるのですが、後戻り?の症状がみられている気がします。また、歯並びは改善したものの、外科的治療をしなければガミースマイルは治せないと言われています。そこで、再治療を視野に入れているのですが、アンカースクリューは外科的治療になるのですか?普通のブラケットとアンカースクリューの違いが知りたいです。

宇治野さん、こんにちは。アンカースクリューと普通のブラッケットとの違いについて、お知りになりたいとのことですね。
アンカースクリューとは、わかりやすくいうと、矯正治療をする為の道具の一つです。普通のブラケットを用いて治療を行っていても、アンカースクリューを使用すれば、アンカースクリューを用いた矯正(アンカースクリュー矯正)となります。
普通のブラケットのみでの矯正は、歯(歯は動いてしまいます)を固定源として動かすので、場合によっては不安定になることがありますが、アンカースクリューを用いた場合は、アンカースクリュー(動かない)を固定源として歯を動かすことが出来るので、ガミースマイルの改善が見込めることが多いです。

「アンカースクリューは外科的治療になるか?」ということについては、麻酔をして骨にスクリューを植えますので「外科的処置を伴う治療」と言えると思います。処置自体は歯科用の麻酔をして、数秒〜数分程度の処置です。

一般的に、矯正治療で言われる「外科的治療」は、顎骨切り手術を伴うような、大掛かりな外科手術であることが多いと思います。
顎骨切り手術の場合は、全身麻酔を用い5日〜2週間程度の入院が必要となりますので、アンカースクリューとは大きな違いがあります。

先生によって用語の使い方に違いがありますので、先生に確認をして進めて行かれてはと思います。

こちらでお答えになりましたでしょうか。
どうにか分かり易く書こうと思いましたが、少しわかりづらいかも知れません。少しでも参考にしてくださればと思います。

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