えりんぎさんの相談

カテゴリ:抜歯について

抜歯矯正について

矯正治療を始めたばかりのものです。上下顎前突で小臼歯4本抜歯しての表側矯正のプランです。現在矯正器具をつけるための青ゴムを装着しています。歯並びは悪くなく、歯のアーチも綺麗な為、舌で歯を押してしまっていたことが出っ歯の要因の一つだと思います。矯正治療を決意した後で読んだ本に、「抜歯矯正はしない方が良い、口元が小さくなることで舌が喉に落ち込み呼吸しづらくなる。そのことは心臓に負担をかけることもある」というふうに書いてありました。それを見て治療を続けるのが怖くなりました。誰でもMFT等の舌のトレーニングで喉に落ち込まないようにすることはできるのでしょうか。また、矯正前のレントゲンなどで、矯正後も舌のスペースが確保できるひとかどうか判断して頂くことは可能なのでしょうか?

読ませていただきました。

記載されているのは稀なことです。どの世界でも稀に起きる事というのはあると思います。矯正治療の歴史では初めは歯を抜いていませんでした。それだと口もとは突出してしまうし、矯正治療後の後戻りも大きい。そこで1960年代〜70年代にかけて抜歯をすうようになったのだと記憶しています(すみません正確な数字を失念してしまいました)従てかなり長い歴史があるので安心してください。

どんな歯並び、不正咬合でもご自身の骨格や筋肉の関係からできた物です。そう考えると矯正治療は成り立ちません。しかし、それでは希望した歯並びをあきらめなければなりません。どんな医学的な治療をおこなっても必ずという事はありません。少しはリスクがあります。そんな事が頻繁に起きていたら矯正治療は成り立ちません。そういった事だと理解してください。大丈夫です。

また記載されている睡眠時無呼吸症ですが、小顎症(極端に下顎骨が小さくて後退している)あるいは肥満、舌の大きさなどで起きます。寝ている間に重力で舌根が沈下するために気道を一時的に閉塞してしまうものです。これを検査するには1泊入院で色々なセンサーをつけて寝ている状態をモニターすればわかります。大きな病院の耳鼻科などが対応してくれます。

ご心配要らないと思います。担当医に聞いてみてください。治療が成功する事を祈っています。

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