森山歯科医院 医院HP
兵庫県神戸市垂水区神陵台7-4-14当院のマウスピース型矯正装置
マウスピース型矯正装置とは
従来の矯正治療ではワイヤーとブラケットという装置の組み合わせで歯を動かしていました。
しかし、マウスピース型矯正装置の場合は、透明で薄いマウスピースを使用して歯並びを整えていくため、歯の表面に凹凸のある装置を付ける必要がありません。
また、見た目も透明なため、治療中も目立ちにくく、よほど近い距離でしっかりと見るなどしなければ治療をしていること自体が分かりにくい特徴があります。
そのほかにも、患者様自身で取り外しできることも大きな特徴です。
従来の装置の場合は固定式だったので、歯磨きや食事への影響が少なからずありました。
マウスピース型矯正装置の場合は、必要な時はマウスピースを取り外しでき、治療開始前と同じように過ごしていただけます。
これは、矯正治療中の虫歯リスクの軽減にも繋がります。
ただ、取り外しできるということは患者様自身が、しっかりと装着時間の管理を行うことも必要になります。
歯科医師の指示通りの装着時間が守れない場合などは、矯正治療が計画通りに進まず、治療期間が長くなる場合などの原因にもなります。
【マウスピース型矯正装置の特徴】
・透明で目立ちにくい…透明なポリウレタン製で厚みも約0.5mmと薄く、装着しても目立ちにくい装置です
・ご自身で取り外せる…矯正装置を取り外して、食事や歯磨きを治療開始前と同じようにしていただけます
・治療中の痛みが抑えられる…1ヵ月当たりの歯の動く距離は0.5mmほどと弱い力で歯を動かすので、治療中の痛みを軽減できます
・通院回数が抑えられる…矯正装置の定期的な交換も患者様が行えます。治療中の装置の調整もなく、通院回数を抑えることができます
・金属アレルギーでも治療を受けられる…矯正装置自体に金属のパーツを使用していないため、金属アレルギーが原因で矯正治療を諦めていた方にも受けていただける場合があります
マウスピース矯正装置の治療の流れ
- カウンセリング
患者様の歯並びのお悩みや要望についてじっくりと伺います。
その上で想定できる治療内容、治療期間の目安・費用などについてご説明します。 - 精密検査・治療計画の立案
口腔内の診察を行い、レントゲン撮影、口内の写真撮影、歯型採取といった検査を行います。
これらは矯正治療の診断、治療計画の作成を行うのに必要なものとなります。
治療計画は検査で採取した歯型から模型を作成し、レントゲン写真などを元に作成します。 - 治療開始
患者様が治療計画に同意された場合は、マウスピースを作成し、治療に進みます。
マウスピース作成後、治療開始時には使用方法や注意点などの説明を行います。
マウスピース矯正装置での治療の場合は、段階ごとに患者様ご自身で新しい装置に交換していくことになります。 - 治療完了・保定期間
用意されたマウスピースの装着が終わり、治療計画のシミュレーションに合わせて歯が移動したら治療は完了となります。
歯を動かす治療の完了後は保定期間に入り、保定装置を装着していただくことで、歯並びを安定させ、後戻りを防ぐ期間に入ります。
無料相談の実施
矯正治療に興味があっても、まずは相談に来院することに躊躇されていることもあると思います。
当院では、無料相談を行っております。そのため、費用面も気にせず歯並びや噛み合わせが気になっている方にもお気軽にご来院いただけると思います。
矯正治療はいくつになっても始められる治療です。
お気軽に当院の無料相談をご利用いただき、まずはご相談だけでもしてみてください。
トータルフィー(定額)制度の導入
治療の相談に行きにくいほか、矯正治療の場合は公的医療保険が適用されないことから、治療費が高額になってしまうことも、患者様が治療を開始にくい要因にもなっているかと思います。
当院ではトータルフィー(定額)制度を導入しております。
これは、治療費の総額を提示し、それ以上の追加費用が発生しないシステムです。
治療期間が長くなっても、それに伴う追加費用が発生しないため、最終的にいくらかかるのかなどの不安を抱えて治療を受けることが軽減できると思います。
ワイヤー矯正について
裏側矯正装置での治療
従来のワイヤーとブラケットを使う矯正治療法には、様々な症例に対応しやすいメリットがありますが、その代わりに矯正装置が目立ってしまうデメリットもありました。
当院ではその、目立ちやすいデメリットを軽減できる治療法として、裏側矯正装置での治療にも対応しています。
この方法の場合、歯の裏側に矯正装置を装着するため、よほど大きく口を開けるような場合でなければ装置が目立ちにくい状態です。そのため周囲を気にせず治療を受けることができます。
また、矯正装置がお口の粘膜を傷つけにくい構造であることや、吹奏楽などの楽器演奏をされている方でも影響しにくいなどの特徴があります。
ただ、慣れるまでは、装置が舌に当たりやすいことがあり、発音への影響などが出る場合もあります。
【裏側矯正装置の特徴】
・見た目が気になりにくい…装置が見えにくく、周囲に矯正治療中だと気づかれにくく治療を受けられます
・前歯を後方に移動しやすい…歯を後方に引っ張るのを得意とする治療なので、表側矯正に比べてスムーズに歯を動かせます
・舌癖の改善がしやすい…装置が舌に振れやすいことから、不正咬合の原因となる「舌で歯を押す癖」が改善しやすい傾向があります
表側矯正装置での治療
一般的に矯正治療として思い浮かべていただきやすいのは、表側矯正装置での治療だと思います。
矯正装置が目立ちやすいデメリットはありますが、治療法も確立されており様々な治療に対応しやすい矯正装置です。
また、治療費も抑えやすい傾向があり、できる限り費用を抑えて治療を受けたい方にも適しています。
【表側矯正装置の特徴】
・様々な症例に対応できる…治療に対してその歴史から改善がされていることもあり、様々な症例に対応できます
・発音や咀嚼がしやすい…舌に装置が当たらないため、発音や咀嚼に支障でにくい特徴があります
・治療費が抑えられる…矯正装置を作製するために時間と手間がかかる裏側矯正に比べて治療費を抑えやすい傾向があります
口腔機能療法について
MFT(口腔筋機能療法)とは
お口の機能が十分に発達していないことで、噛む・飲み込む、発音する、呼吸するなどの機能が正常に行えない場合を口腔機能発達不全症といいます。
原因としては、指しゃぶりや舌で歯を押すといったお口周りの癖が口腔機能発達不全の原因になっている場合があり、これらは、出っ歯などの不正咬合も引き起こしやすいため歯並びにも影響を与えやすくなります。だからこそ、早めの改善が大切となってきます。
その改善に行うのがMFT(口腔筋機能療法)です。
MFT(口腔筋機能療法)では、おもにお口周りの筋肉を鍛えるトレーニングを行い治療を行います。それにより、お口周りの癖を改善していくことになります。
また、この治療は、公的医療保険の適用範囲内で受けることができます。お子様のお口周りの癖などが気になる場合はご相談ください。
※治療結果は個人差があります。
森山歯科医院の治療サービス
- 矯正の種類
- 成人矯正
- 矯正中の治療
- 口腔筋機能療法(MFT)