医療法人社団 吉田矯正歯科クリニック 医院HP
兵庫県神戸市中央区北長狭通1-2-2 三ノ宮エビスビル8階当クリニックの矯正治療について
患者様の心理面を重視しています
矯正治療は、年単位での期間にわたって経過を見届けていく必要のある治療です。一方的な治療で治療中の不安やストレスを増やしてしまうわけにはいきません。
患者様にご納得いただける治療のためには、患者様のお悩み・ご希望をきちんと理解し、望まれるゴールへと導けるような適切な治療をご提供すること、長い治療期間中も安心してご自身の歯をゆだねていただける信頼関係を築くことが大切だと考えております。
そのため、当クリニックではカウンセリングを重視し、初診相談には約1時間と十分な時間を取り、診断後のご説明や治療中のご相談もしっかりと行っております。
患者様に合わせた治療を行います
当クリニックでは、既製品のワイヤーを用いるのではなく、患者様の歯並びに合わせてワイヤーを三次元的に曲げるオーダーメイドの治療法を採用しております。院長は大学時代に留学先でこの手法を学んで以来研鑽を重ね、学会や大学での勤務などを通して普及・啓発に努めてまいりました。
平均的な歯並びに合わせて作られている既製品と比べ、対応できる症例の幅が広いため、外科的処置を要するケースでの術前矯正にも適しています。
保険適用の治療にも対応しています
当クリニックは、自立支援医療機関と顎口腔機能診断施設の認可を受けております。顎変形症や国の定める先天性疾患の方は、健康保険を適用しての治療が可能です。治療は矯正治療と手術を併用して行います。
手術は提携している大学病院やそのほかの口腔外科医院にて、全身麻酔にて口の中から行いますので、手術中に痛みを感じたり、お顔に傷が残ったりすることはありません。
矯正治療の種類
外科的矯正治療
手術を併用する矯正治療を外科的矯正治療といいます。上下顎のサイズ・形態・位置関係に著しい不調和がある場合に行います。歯並びや噛み合わせだけでなく、顔の左右のゆがみなども改善されるので、外見的なコンプレックスの解消にも役立つことがあります。
より良い治療結果を得るために、当クリニックでは
- 手術後の顔貌について、過去の外科矯正症例の患者様の症例に近いデータを元に説明を行う。
- 術後の噛み合わせが安定するように、何度も歯型をとりながら、特に手術前の矯正治療を厳密に行う。
- 口腔外科専門医との連携を密に保って診療する。
といった点にこだわっております。
矯正用インプラントを用いた治療
矯正用インプラントは正式にはアンカースクリューといい、小さなネジを歯茎に埋め込むことで歯を動かすための固定源とする治療です(顎の骨に人工歯根を入れるインプラントとは別の物です)。これにより、従来の奥歯を固定源としての治療よりも歯を移動できる量が増え、奥歯の負担も小さくなります。さらに、歯を大きく動かしやすくなったことで、従来の治療法では抜歯や外科的治療が必要だった症例でも、それらを回避するできることがあります。
表側矯正治療
歯の表側にブラケットという小さな装置を歯の表面に接着し、ブラケットにワイヤーを通して歯を動かす治療方法です。
矯正治療の中では主流となっており、より多くの症例に対応できるメリットがあります。そのため、矯正歯科医院で多く取り扱われている治療といえるでしょう。
裏側矯正治療
裏側矯正治療はブラケットを歯の裏側に接着して歯を動かす方法です。
裏側の歯で治療を行うため、ブラケットが見えにくいという審美性に配慮されたメリットがあります。
また、表側矯正より調節が難しい分、治療技術を必要とする治療でもあります。
お子様の矯正治療
お子様の矯正治療の開始時期は、診断の上、適切な判断が必要となります。混合歯列期(乳歯が残っている状態)からはじめる必要がある場合もあれば、生え変わってからでもよい場合もあります。いずれにせよ、成人の矯正よりも時間はかかりますが、早期から治療を行うことにより、次のようなメリットもあります。
- 虫歯ができにくくなる
- よく噛めるようになる
- 顎の発育を正しい方向に導ける
- 悪習癖が改善される
当クリニックでは、あまり効果が期待できない矯正治療を「ダラダラ」続けていくよりも、II期治療に進むことを前提として、効率良い治療計画を立てていくことを大切に考えております。学校歯科検診で不正咬合を指摘された場合だけでなく、お子様の将来の歯並びを不安に思われる方は、いつでもご相談ください。
I期治療(混合歯列期の治療)
混合歯列期の矯正では、矯正治療により顎の成長発育を促したり、抑制したりして正しい方向に導いて、歯と顎を自然な位置関係になるように導いていきます。そのため、永久歯で用いられるようなブラケットではなく、ヘッドギアやチンキャップといった、顎の骨の成長をコントロールするための装置が必要になることがあります。
II期治療(永久歯列期の治療)
混合歯列期の矯正では、矯正治療により顎の成長発育を促したり、抑制したりして正しい方向に導いて、歯と顎を自然な位置関係になるように導いていきます。そのため、永久歯で用いられるようなブラケットではなく、ヘッドギアやチンキャップといった、顎の骨の成長をコントロールするための装置が必要になることがあります。
矯正治療の流れ
STEP1 初診相談
お口の中の写真を撮らせていただき、診察の上、不正咬合の内容や程度、矯正治療の方法、矯正歯科治療に要する期間、装置の種類、適切な治療費などについて詳しくご説明させていただきます。 相談に要する時間は、約1時間程度です。十分に納得された上で、治療を希望される場合は、次のステップに進みます。
STEP2 精密調査
歯形、レントゲン写真、お顔及びお口の写真、顎の動き・顎関節音などの検査、記録を行います。虫歯の治療、抜歯などの処置が必要な場合は、患者様と相談の上、適切な医院をご紹介致します。
STEP3 診断説明
上記の精密検査の分析結果をもとに、治療方針・治療計画について詳しく説明させて頂きます。ここでの計画をもとに治療は進みますので、疑問や不安に思ったことは遠慮なくご質問ください。
STEP4 治療開始
装置を付ける前に、ブラッシング指導、歯周組織のケアなど、必要な処置を行いこれからはじまる矯正治療に備えます。そして、治療計画にもとづいて、実際に矯正治療を開始します。 装置を付けた直後は、異物感や痛みがでることがあるので、硬いものは避けて、やわらかくて食べやすいものを選んだり、あらかじめ細かく切って食べやすくしましょう。
STEP5 動的治療
ワイヤーの調節や交換なども行いながら、ゆっくりと歯を動かしていきます。治療中には、矯正担当医の指示をよく守ってもらうことがゴールに早く近づく秘訣です。毎回の診療時間は約30分〜60分で、約1ヵ月に一度の来院になります。
STEP6 保定
動いた位置で歯を安定させることを保定といいます。そのため、矯正装置をはずし、歯を動かす治療が終了したら、保定装置(リテーナー)を装着します。保定装置の装着を怠ると、歯は少しずつもとの状態に戻ろうとします。これが「後戻り」です。歯が新しい位置になじむまでは、保定装置をまじめにつけることが大切です。通常、3ヵ月〜6ヵ月に一度のペースで来院していただくことになります。
※成人矯正、小児矯正ともに、治療結果にはそれぞれ個人差がございます。
治療症例
症例1 上顎前突
上顎前突は、上の前歯が強く前に傾斜していたり、上顎(上顎骨)の歯全体が前に出ていたりする状態をいいます。いわゆる「出っ歯」です。原因として遺伝的な要因、指しゃぶり、下くちびるを噛む癖、舌を突き出す癖、口呼吸などが考えられます。この症例では口元の突出感が改善され、口が閉じやすくなりました。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
症例2 下顎前突
下顎前突は「反対咬合」とも呼ばれ、噛み合わせた時、下の前歯が上の前歯より前に出ている状態。いわゆる「受け口」です。下の顎が著しく伸びている骨格的な下顎前突に対しては外科的矯正治療が必要な場合があります。この症例では矯正治療のみで治療し、全体で噛めるようになりました。口元もすっきりした印象です。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
症例3 叢生
叢生は歯並びが凸凹になったり重なり合ったりしている状態を言います。歯が顎のサイズに比べて顎が小さい、あるいは顎のサイズは正常でも歯が大きいことが主な原因です。見た目の問題だけでなく、歯磨きのしづらさから虫歯や歯周病のリスクが上がります。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
症例4 開咬
奥歯を噛み合わせても前歯が空いたままになってしまう状態です。前歯で食べ物を噛み切ることができず、発音も不明瞭になりがちです。上下の前歯の間から舌がはみ出している場合は、歯に関連する筋肉のバランスを整えるトレーニングも同時に行います。この症例では矯正のみで治療し、前歯でしっかり噛み切ることができるようになりました。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
症例5 過蓋咬合
上の歯と下の歯の重なりが深く、下の前歯が見えないほど噛み込んでいる状態を過蓋咬合といいます。下顎が動かしづらく、顎の関節に負担をかけたり、下の前歯が上顎の前歯の裏側の歯肉にあたって傷つける可能性もあります。この症例では、好きなスポーツも安心して出来るようになりました。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
症例6 空隙歯列
いわゆる「すきっ歯」の状態です。歯が顎のサイズに比べて顎が小さい、あるいは顎のサイズは正常でも歯が大きいことが主な原因で、舌癖や歯の不足によっても起こります。見た目の精神的影響は無視できません。この症例では、笑顔に自信が持てるようになったそうです。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
症例7 埋伏歯
歯が正常でない位置や方向で埋まっている状態です。状況によっては抜歯となる場合もありますが、この症例では隣りの健康な歯を削ってブリッジにすることに抵抗があるとの相談で来院され、1年6ヵ月の矯正治療で、本来あるべき位置にまで、牽引することができました。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
症例8 顎偏位
顎が骨格からゆがんでいる状態です。上顎と下顎の骨格が著しくずれている場合には外科的矯正治療となることがあります。この症例では外科的矯正治療により、前歯はだけでなく左右両側の奥歯で均一に噛めるようになりました。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
医療法人社団 吉田矯正歯科クリニックの治療サービス
- 矯正の種類
- 部分矯正 / インプラント矯正 / 成人矯正 / 目立ちにくいワイヤー / 審美ブラケット
- 矯正中の治療
- 口腔筋機能療法(MFT) / 顎関節症治療
- その他のサービス
- 転院対応 / 矯正再治療相談
医療法人社団 吉田矯正歯科クリニックの基本情報
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