医療法人メディア きしもと刈谷矯正歯科 医院HP

愛知県刈谷市相生町1-8-2

診療案内

当院の矯正治療

健康な歯を抜かない矯正歯科治療

健康な歯を抜かない矯正歯科治療

きしもと刈谷矯正歯科では、健康な歯を抜かない矯正歯科治療を心掛けています。
歯並びが悪くなる根本的な原因を改善することで、健康な歯を抜かない矯正歯科治療に力を入れています。

矯正歯科治療では、小臼歯を抜くことで歯の間に空間を作り、その空間を利用して歯を移動させる方法がありますが、当院では奥歯を後ろに動かす技術を活用し、健康な歯を抜かない矯正歯科治療を目指します。

歯を抜かない矯正歯科治療は、歯並びの根本的な原因を治療するため後戻りがしにくく、すべての歯を一斉に動かすため治療期間が短くなり、噛み合わせが長期的に安定しやすくなることが期待できます。

根本原因の改善と治療期間の短縮を目指す

歯を抜かずに矯正治療を行うことは、治療期間にも影響すると考えています。歯並びを悪くする根本原因の改善に努め、後戻りが少なく抜歯治療で想定された期間より短縮することを目指します。

目立ちにくい矯正装置の活用

目立ちにくい矯正装置の活用

当院では、ワイヤー矯正のほか、透明で目立ちにくいマウスピース型矯正装置を導入しています。
レジンの突起を歯の表面に付けて歯を移動させたい方向へ力が掛かるよう調整し、患者様自身でマウスピース型の矯正装置を交換することで歯を少しずつ移動させる治療法です。
歯の移動をシミュレーションしたデータをもとに、透明なマウスピース型矯正装置を作製します。

マウスピース矯正について

マウスピース型矯正装置の特徴

透明なため目立ちにくい

マウスピース型矯正装置は透明なため、つけていても見た目の違和感の軽減に繋がりやすいです。
そのため、矯正歯科治療中であることを周りになるべく知られたくない方や、人と接するお仕事をされている方にもご提案しやすいです。

デジタルシミュレーションが可能

矯正歯科治療を始める際に、矯正装置作製のために模型が必要です。
従来は、ペースト状の印象材が固まるまで口の中で固定して歯型を採取していましたが、3D口腔内スキャナを活用し歯型を読み取ることで印象をしっかりと採取できます。
採取した印象データをもとに歯の動きをシミュレーションし、確認ができます。

マウスピース矯正のメリット

  • 目立ちにくく、矯正歯科治療中であることを気づかれにくい
  • 痛みや違和感を抑えた矯正歯科治療ができる
  • 患者様自身で取り外しができるため、これまでと同じように食事や歯磨きができる

マウスピース矯正のデメリット

  • 適用できない症例がある
  • ブラケット矯正を併用しなければならない場合がある

成人矯正について

成人矯正とは

成人矯正とは

成人矯正歯科治療とは、永久歯が生え揃った後に行う矯正歯科治療のことです。
顎の中で歯を移動させることで、歯の見た目や噛み合わせを整え、患者様の理想の歯並びにすることを目標とします。

歯などの状況によりますが、矯正歯科治療に年齢制限はありません。
子育てが落ち着き、いつかやろうと思っていた矯正歯科治療を始めたいという方や、70〜80代になっても自分自身の歯で噛めるようにしたいという理由で矯正歯科治療を始める方もいらっしゃいます。
当院では、患者様一人ひとりに合った治療方法をご提案しています。

当院で使用する矯正装置

  • マルチブラケット矯正装置
  • マウスピース型矯正装置
  • 裏側矯正装置

アンカースクリューを用いた矯正歯科治療について

歯を移動させたい方向に力を掛ける時、奥歯などを固定源にして歯を動かす力を掛けます。
固定源がない場合や力を掛ける方向がない、力を掛けにくい時は小さなインプラントを顎の骨に埋め入れ、それを固定源としてワイヤーで歯を移動させていきます。このアンカースクリューの使用により、非抜歯で矯正歯科治療ができるケースがあります。

子どもの矯正歯科治療

矯正歯科治療を始める年齢について

矯正歯科治療を始める年齢について

一般的に、矯正歯科治療は幼児期などの早い時期に行った方がよいと言われるかもしれません。
矯正歯科治療についての相談は早いほうがよいと思いますが、顎の骨の成長途中であるお子様の歯並びは変わりやすいです。早めに相談し歯並びに問題がないといって数年放っておき、治療がしにくくなるケースもあります。

矯正歯科治療では、経過を観察しながら、適切なタイミングに適切な処置をすることが大切です。

歯科衛生士がメンテナンスを担当

歯科衛生士がメンテナンスを担当

歯科衛生士は患者様の口腔内を担当する歯のプロフェッショナルだと考えています。
矯正治療中、矯正装置と歯の間や、ワイヤーの裏側の歯面など、歯磨きがしづらい部分も多くあります。日常のケアはもちろん大切ですが、定期的な歯科衛生士によるメンテナンスも怠ってはいけないと思っています。
当院では、来院ごとに毎回、歯科衛生士が清掃を行い、矯正治療中の虫歯や歯周病の予防に努めています。また、矯正治療が終わっても、定期検診やクリーニング、ホワイトニング、公的医療保険による治療など、お口の中の健康を維持するための体制を整えています。
お口の状態について分かりやすく説明するよう心掛けていますので、不安なことはお気軽にご相談ください。

ケアメニューとして、スケーリングやPMTC(プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニング)、ブラッシング指導などを行います。

抜歯矯正の前に確認したいこと

矯正治療の目的

矯正治療をお考えの方の中には「気になる部分の歯並びを治したい」「整った歯並びを手に入れたい」といった想いの方が多いのではないでしょうか。見た目が整えば、自分に自信を持てたりと、メリットは多くあるかもしれません。
しかし、矯正治療の本来の目的は、咬合つまり噛み合わせを整えることにあると考えます。大臼歯、小臼歯、犬歯など、それぞれの歯に役割があり、その役割に合った位置に整えることが本来の矯正治療の目的だと考えています。

正しい方向に噛み合わせの力がかかっていないと、ドミノのように影響する場合もあります

例えば、「前歯の歯並びが気になる」というご相談があったとします。たしかに前歯が重なったように見受けられると思います。
歯並びを整える目的であれば、邪魔に見える隣の歯を抜いてスペースを作ることで、そのスペースに気になる歯を戻して治療は終わるように感じます。しかし前歯が出てしまっている原因は、奥歯の倒れ込みにあるかもしれません。この場合、抜歯した部分に歯を戻す治療では、奥歯の倒れ込みは改善せず、原因を残した対症療法的な矯正治療となってしまうでしょう。

非抜歯矯正のメリットとデメリット(小臼歯)

小臼歯の非抜歯矯正のメリット

顔の形に影響しにくい

非抜歯矯正は、顔の形への影響が比較的少ないです。口元が引っ込む心配も少ないでしょう。前歯の位置があまり変わらないため、口元の形状が維持されやすいです。

治療期間を短くできる可能性がある

抜歯後の治癒期間が不要で、歯の移動距離が比較的短いため、全体の治療期間も短くなる可能性があります。子どもの場合は顎の成長を利用できるので、治療期間はさらに短縮される傾向があります。ただし複雑な症例では長期間の治療が必要です。

噛む力が維持されやすい

小臼歯を残す場合、噛む力が維持されやすくなります。治療後も咀嚼機能の維持や、バランスの良い咬合力、食事の楽しみ、顎関節への負担軽減などが見込めるでしょう。長期的には、口腔や全身の健康にも良い影響を与える可能性もあります。患者様の生活の質の維持・向上に繋がるはずです。

小臼歯の非抜歯矯正のデメリット

歯が前に出る可能性もある

非抜歯矯正では歯を前方に移動させてスペースを確保します。そのため、治療後に歯が前に出過ぎてしまう可能性もあるでしょう。この問題は、もともと出っ歯気味の患者様や、顎に対して歯が大きい患者様で、歯列弓の拡大が不十分な際に起こりやすくなります。歯が前に出過ぎると、口元の突出感が強くなったり、唇が閉じにくくなったりするケースもあります。これらの点を考慮して治療計画を相談することが大切です。

後戻りのリスクがある

十分なスペースを確保できないと治療後に歯並びが元に戻りやすくなります。なぜなら、歯を動かす力と元の位置に戻る力のバランスの難しさや、歯列弓拡大後の収縮力の問題、歯間スペース不足などの理由があるからです。この後戻りを防止するため、治療後も長期間の保定装置の使用が必要な場合もあります。

治療期間が長引く場合もある

歯の移動量が多いと治療期間は長引くケースもあり、特に成人でその傾向が強くなります。なぜなら、歯を慎重に動かす必要があるほか、歯列弓の拡大に時間がかかったり、歯の移動速度が遅いことが多いためです。治療期間が長引くと、精神的・経済的な負担が大きくなる可能性が生まれたり、口腔衛生の維持が難しくなるリスクもあります。

初診相談の流れ

  • 問診アンケートの記入(ご自宅)

    問診アンケートは、おおむね30分〜1時間ほど記入に時間がかかるかもしれません。普段は気にしていなかった部分の記載もお願いしていますので、お悩みや状態をしっかりとご記入ください。治療を検討いただく上での重要な情報となりますので、できるだけ細かくご記入いただくようにお願いしています。

  • 来院受付

    ご記入いただいた問診アンケートと公的医療保険の被保険者証をお持ちいただき、来院の受付を行います。

  • 矯正治療の説明

    カウンセリングの際には、患者様のご要望の確認・ご希望の治療法について、しっかりヒアリングをして決定します。矯正治療を始めるにあたり、患者様にも理解を深めてもらうことが必要になります。

  • 検査

    検査では、お口やお顔の写真撮影、お口の型取り、レントゲン写真(パノラマレントゲン、セファロレントゲン、必要に応じCT )撮影を行います。目には見えない部分まで考慮した上で、患者様に合わせたオーダーメイドの治療方法を考えるためにとても大事な工程です。進行中の治療の評価のためにも非常に大切な資料になります。
    ※検査から公的医療保険診療となります(おおむね3,000円程度のご負担となります)

  • 結果説明(後日・当日も可能)

    検査の結果をもとに診断し、治療方針の説明を行います。検査結果に基づく不正咬合の診断や、治療方針・方法と使用装置、治療における注意点、同意書についての説明など、ゆっくり時間をかけて行います。

※治療結果は患者様によって個人差があります。

矯正歯科治療症例

【症例】上下の歯のガタガタの矯正歯科治療(非抜歯)

  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
治療名
上下の歯のガタガタの矯正歯科治療(非抜歯)
費用
1,100,000円(税込)
期間
1年7ヵ月
通院頻度・回数
2週間〜1ヵ月ごと

治療内容

患者様の症状

「歯並びが気になって思うように笑えない。」という歯並びのお悩みを抱えてご来院されました。

治療法

内側に傾斜した歯をワイヤー矯正にて側方に拡大し、歯列の配列を行いました。
ガタガタであっても健康な歯を抜歯したり削ったりしないで矯正歯科治療を行いました。前歯部の早期接触(咬むときに奥歯があたる前に前歯だけが当たってしまう悪い噛み合わせのこと)の改善と奥歯の整直(奥歯の傾きを起こすこと)を行い、機能的な咬合を付与いたしました。

治療結果

ワイヤー矯正歯科治療によって萎縮した歯を起こし、本来あるべき正しい配列したことで審美面・機能面の回復につながりました。

※治療結果は個人差があります。

治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)

歯の傾きによっては、歯と歯の間にブラックトライアングルができることがあります。

【症例】顎変形症(下顎前突、下顎右側偏位)の外科的矯正歯科治療(公的医療保険適用)

  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
治療名
顎変形症(下顎前突、下顎右側偏位)の外科的矯正歯科治療(公的医療保険適用)
費用
240,000円(税込)
期間
2年8ヵ月
通院頻度・回数
2週間〜1ヵ月ごと

治療内容

患者様の症状

口を開けると顎が痛く、近所の歯科医院にて診てもらったところ顎関節症、顎変形症と診断されました。
紹介元の歯科医院様より顎変形症の矯正歯科治療ができる当院をご紹介していただいたためご来院され、充分な説明と患者様の同意の上、矯正歯科治療を開始いたしました。

治療法

上下の顎の骨格的なズレが著しいため、ワイヤー矯正歯科治療だけでは不十分な治療結果になるため、外科的矯正歯科治療を選択しました。
術前矯正として1年4か月ほどワイヤー矯正にて配列したのち、骨切りの手術を行いました。
手術の方法は下顎枝矢状分割法 (SSRO) にて下顎の骨切りを行い、顎のずれと顎関節症の治療を行いました。
手術後は、再度ワイヤー矯正歯科治療を1年2か月ほど行い、噛み合わせの改善を行いました。

治療結果

ワイヤー矯正による歯の矯正歯科治療と手術による骨格の矯正歯科治療により、噛み合わせのずれを治すことができ、見た目の改善と発音、咀嚼、嚥下などの機能面の改善、顎関節症状の改善につながりました。

※治療結果は個人差があります。

治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)

全身麻酔を併用した骨切りの手術となるため全身麻酔の合併症のリスクがともないます。

医療法人メディア きしもと刈谷矯正歯科の治療サービス

矯正の種類
部分矯正 / インプラント矯正 / 成人矯正 / 目立ちにくいワイヤー / 審美ブラケット
その他のサービス
抜歯対応 / 矯正再治療相談

医療法人メディア きしもと刈谷矯正歯科の基本情報

住所
448-0027
愛知県刈谷市相生町1-8-2

ホームページ
医療法人メディア きしもと刈谷矯正歯科
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