医療法人社団 早蕨会 日本橋矯正歯科 医院HP
東京都中央区日本橋室町1-9-1 日本橋室町ビル5階矯正治療について
多くの患者様のニーズにお応えできるよう各種矯正装置をご用意しております。当院では、可能な治療法について、それぞれのメリットとデメリットをご説明した上で、患者様とご相談しながら適した治療法を設定していきます。
治療後のイメージがつきやすいよう、シミュレーション画像をご用意しております。お気軽にお問い合わせくださいませ。
成人矯正について
現代において、矯正治療はもはやお子様だけのものではございません。素敵な笑顔をより美しくすることに遅すぎるということは決してありません。歯並びを改善してお顔の印象を大きく変えることができれば、ご自身の自信向上にもつながるでしょう。
同時に歯や歯茎の健康を守ることも、とても大切だと思います。歯のでこぼこや噛み合わせの悪さは、歯茎や歯を支える骨の退縮・吸収、虫歯、異常な歯のすり減り(咬耗)を引き起こすことがあり、時には頭痛や顎関節の痛み(顎関節症)の原因になる場合もあります。
私どもは、成人の方を含めそれぞれの年齢に合った様々な治療法をご用意しております。また、使用する矯正装置の中には装着時の不快感を避けたり、来院頻度を低くしたり、治療期間の短縮が目指せるものもあります。
小児矯正について
矯正を始めるタイミング
歯並びの異常に初めて気づかれた時、もしくは遅くても7歳(大人の前歯4本が生え揃った頃)までには矯正治療担当歯科医師による検診を受けると良いと思います。
- 受け口、顎のズレ:3〜4歳から
- でこぼこ、すきっ歯、出っ歯:7歳から
12歳以上の子どもの矯正(永久歯がすべて生え揃ったお子様)
12歳以上の子どもの矯正治療では、基本的に成人矯正と同じようなブラケットを装着して歯並び・噛み合わせを正しい位置に矯正することを目指します。
また、お子様も受験や部活動など時間的拘束がある場合が多いため、ご予定も考慮した治療計画を立てていきます(治療開始直後は痛みがある場合もありますが、すぐに慣れていきます。また、そのあとの調整は試験などの予定に合わせて行います)。お子様の将来のためにも一度矯正治療についてお話ください。
また、学生の方で歯並びや噛み合わせが気なるようでしたら、一度ご両親にご相談すると良いと思います。
小児矯正のメリット
小児矯正によって得られる代表的なメリットとしては
- 子どもの成長を利用して骨格的に改善を図ることができる
- 将来的に大人の歯を抜かずに治療できる可能性が増す
- 将来的に本格矯正の治療期間(ブラケットの装着期間)を大幅に短縮できる可能性が増す
細かいところでは上記の3つですが、子どもの矯正のメリットはなんといっても筋機能トレーニング(顔の筋肉トレーニング)や矯正治療により正常な噛み合わせ・鼻呼吸・嚥下の獲得が期待でき、顔面・頭頸部のみならず全身的に健やかな成長を促せる見込みが高いという点だと考えます。
小児矯正のデメリット
小児矯正で使用する装置は、その多くが家庭で患者様本人に装着してもらうタイプのものです。患者様本人が矯正治療に協力的でない場合には、治療の結果に差が出てしまいます。
また、複雑な形をした矯正装置をつけるため、歯磨きの際に磨き残しが出ることが多く、虫歯になりやすくなることから、注意深く歯のケア(ブラッシング)を行う必要があります。
主な矯正装置の種類
一般的な矯正装置
メタルブラケット
最も一般的な矯正装置です。ブラケットが金属(銀色)のため目立ちますが、ブラケット自体の大きさは小さいため、口腔内や唇への違和感(痛み)は少ない点が特徴です。また、金属のブラケットは、歯の動くスピードがほかのブラケットに比べて多少早いようです。
審美的なブラケット
審美的なブラケットはメタルブラケットと違い、白色または半透明に近いため、装着していても遠目にはほとんど分からない点が特徴です。強度の面ではメタルブラケットに比べると劣りますが、審美的に優れた矯正装置といえると思います。
セルフライゲーションブラケット
プラスチックと金属でできた矯正装置です。オーリングで留めない点が特徴で、より弱い力で歯を動かし、痛みが少なく、歯を抜かない治療(限界があります)や短期間での治療が目指せます。
見えにくい矯正装置
リンガルブラケット
金属でできた矯正装置を歯の裏側に固定するタイプです。表側からはほぼ見えません。不快感が少ないと思いますが、症状によっては使えない場合があります。
※当院では、裏側からの矯正装置でセルフライゲーションブラケットを取り扱っております
マウスピース
取り外しのできる透明の矯正装置です。1日20時間以上の装着が必要ですが、装着時、至近距離からでもほぼ気づかれることはありません。症状によっては使えない場合があります。
矯正治療のオプション
インプラント矯正
歯科インプラントのように治癒期間や身体への負担が少なく、短時間で骨にくっつき、簡単に取り外せることがほとんどです。インプラントを支柱にすると、開咬や抜歯のケースをキレイに治療できる場合が多いです。また、治療期間の短縮も見込めます。
歯科インプラントとの違い
「インプラントは大変」「手術が怖い」「矯正治療でそこまで大げさなことはしたくない」などとお考えかもしれませんが、歯科インプラントが太いネジだとすると、矯正治療用のインプラントは画鋲のような感覚が適当かもしれません。虫歯の治療よりも簡単で、抜歯と比較にならないほど負担が少ないといわれる治療です。すぐにくっつき、簡単に撤去できるのは歯科インプラントと大きく違う点だと思います。
もう1つは、インプラント矯正といえば治療期間の短縮が注目されているようですが、たとえば歯を縮めるような治療はインプラント矯正でないとほぼ不可能でした。今までできなかった治療が矯正治療用インプラントにより可能になったといえるでしょう。
インプラント矯正の特徴
通常の矯正治療では、歯を伸ばすのは容易にできることが多いですが、逆はほぼ不可能でした。実際には片方だけ歯が伸びてしまった場合や、歯が斜めに生えているためまっすぐにすると高くなりすぎるという症例は多くあり、そのようなケースでは高い歯を削って被せ物をして高さを合わせてきました。しかし、インプラント矯正により天然歯のまま縮めて高さを低くすることもできるようになりました。
もちろん、インプラントには抵抗がある方もいらっしゃると思います。ただ、この治療をした方がお顔の輪郭がキレイになる・噛み合わせが良くなるなど、メリットが大きいと思われる方も多くいらっしゃいます。すべての患者様に必ず説明をさせていただき、最終的には患者様ご自身で決めていただくようにしております。
矯正治療の流れ
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受付
まずは電話やメールフォームからご予約ください。メールで事前にご相談いただくことも可能です。当院ではご相談は無料でさせていただきますので、お気軽にお越しください。受付では問診表をお渡ししますので、治療のご希望やお悩みなど遠慮なくご記入ください。
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相談・カウンセリング
「目立ちにくい矯正装置を希望」「治療期間をなるべく短くしてほしい」「抜歯が必要って本当?」など、矯正治療についてのご要望やお悩みなどをお聞かせください。矯正治療の流れや装置の特徴をご説明させていただきます。
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精密検査
実際の治療方法や治療期間の目安を知るには、精密検査が必要になります。検査時間は1時間弱程度で、アポイントの空き具合によってはカウンセリングのあとに続けて行うことも可能です。
当院では、X線照射量が抑えられたデジタルレントゲン装置にて撮影を行い、身体の負担軽減を図っています。そのほかの検査は、歯形の採取・噛み合わせのチェック、お口の中とお顔の写真撮影、顎関節のチェックなどです。
矯正治療は単にでこぼこの歯並びを治せば良いわけではありません。顎の位置と調和の取れた噛み合わせや、口元を横から見たラインの美しさ(Eライン)、差し歯及びブリッジの有無・歯周病など、現在抱えている問題への対処などをトータルで考え、治療計画を立てる必要があります。
検査の結果は3〜4週間後に説明させていただきます。■虫歯を避ける!虫歯リスクテスト
唾液の分泌量・唾液のPH(ペーハー)・細菌数などから虫歯のなりやすさをチェックします。検査の結果に基づいた患者様に合わせた虫歯予防対策が可能になります。
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検査結果を基にコンサルテーション・治療計画作成
精密検査の結果を基に、治療計画を立案し、以下の内容をお話致します。子どもの矯正の場合は、お子様にも分かりやすいように説明させていただきます。
- コンピュータ解析による検査結果
- 歯並び・噛み合わせや、虫歯・歯周病などの現状
- 矯正治療の計画を説明(カウンセリング内容を基に2〜3パターンを提示)
- 応用可能な矯正装置の種類
- 抜歯の必要性や、抜歯をした場合としない場合の治療の違いなど
- 事前に必要な虫歯やそのほかの治療について
- 治療費
- 虫歯リスクと予防について
ご相談の上、矯正治療をするかどうか、また矯正治療をする場合はどのような装置を使って治療していくのかを決定していきます。当院では、歯科医師が一方的に治療や矯正装置を決定することはなく、患者様に十分な説明をし、ご自身で治療法や抜歯の有無など最終決定していただくようにしています。診断内容などに不明な点がございましたら、お気軽にお聞きください。
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装置装着・動的治療スタート
【第1回】フッ素塗布・PMTC(歯のクリーニング)
まずはフッ素塗布とPMTCを行い、虫歯のできにくい状態にします。
【第2回】装置装着
マルチブラケット法(ワイヤーを用いる治療)では、ブラケットを歯に装着して、いよいよ治療のスタートです。マウスピース矯正のような取り外し式装置の場合は、着脱の練習のあとに装置の使用を開始します。
動的治療期間中は、だいたい2週間〜2ヵ月に1回程度、通院していただきます(治療方法によって異なります)。矯正装置の装着直後は慣れない違和感や痛みがあるかもしれませんが、大抵1週間程度で気にならなくなってきます。また、虫歯予防キットや矯正装置による痛みを緩和するワックスなどのスターターキットを無料にてお渡ししております。
【第3回】染め出し・ブラッシング指導
装置をつけますと通常のブラッシングでは磨き残しができてしまいます。そのため、染め出しとブラッシング指導により、できるだけ正しいブラッシングを身につけていただきます。もちろん定期検診の際にも虫歯にならないようにチェックしております。虫歯にしないようにしっかり頑張りましょう。
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動的治療完了・保定期間スタート
歯の位置が整えられ、患者様が納得のいく状態になりましたら装置を外します。ただ、そのままですとまだ歯が安定せず、後戻りしようとするので保定装置をつけます。保定装置は取り外しのできるもので、状態を見ながら決められた時間、装着していただきます。
また、治療中も後戻りを防止するため、舌のトレーニングを行います。舌のせいで歯が動いてしまうことがあるからです。特に歯並びの悪い方は舌が正しい位置にないことが多く、地味なトレーニングですがとっても重要です。ずっとキレイな歯並びでいてほしいので頑張ってください。 -
完了
お疲れ様でした。患者様が笑顔で卒業(そんな気分です)されるのが何より楽しみです。当院では患者様がキレイな笑顔でいられるよう、PMTCやホワイトニングのコースをご用意しております。矯正治療が終わってからもずっと患者様のお口を見守っていきたいと考えておりますので、どうぞお気軽にお越しください。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
医療法人社団 早蕨会 日本橋矯正歯科の治療サービス
- 矯正の種類
- 部分矯正 / インプラント矯正 / 成人矯正
- その他のサービス
- 抜歯対応
医療法人社団 早蕨会 日本橋矯正歯科の基本情報
- 住所
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〒103-0022
東京都中央区日本橋室町1-9-1 日本橋室町ビル5階
- ホームページ
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医療法人社団 早蕨会 日本橋矯正歯科
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金曜 15:00〜17:30
土曜 09:00〜13:00 / 14:30〜17:30
※最終受付17:00 - 休診日
- 月・日・祝