矯正・自由が丘歯科室 医院HP

東京都世田谷区奥沢5-27-5 魚菜プラザ2階

非抜歯治療について

チーム医療について

高齢者の治療について

診療案内

当医院の診療理念と方針について

健康な歯をむやみに抜かない

矯正治療においては、歯を並べるスペースを確保するために、健康な歯を抜歯することがあります。当院では歯を守ることが歯科医師の仕事だと考えています。そのため、今ある歯を残しながらより良い歯列を目指すことが大切であり、患者様の生涯の歯の健康のためにもこれはいいことだと考えています。

そのため、当院では非抜歯治療を基本とした矯正治療を行っています。
歯並びが悪化している原因を考え、歯を抜かないで美しい歯列に矯正する方法を様々な角度から検討します。
開院当初から非抜歯矯正にこだわって治療を行ってきた結果、治療の実現に必要なノウハウや技術、事例を蓄積してくることができました。
結果的に抜歯となってしまうケースも非抜歯矯正の可能性を全て検討し、患者様と相談した上で行うようにすることで、歯を抜くのは最後の手段だと考え治療をご提供しています。

矯正治療の知識を持って治療をご提供

当院では、矯正治療の知識を持ったうえで治療をご提供できるように努めています。
当院の院長は東京医科歯科大学で6年間歯学を学んだ後、さらに大学院で歯科矯正学についての知識を4年間学び、大学院卒業後は、文部教官として5年間学生の指導にあたると同時に、歯科矯正学の知識を学んできました。
こうした理論面と経験面より、一般的には難しいとされることのある「非抜歯矯正」に取り組み続けられていると思います。
患者様の症状やご希望に合わせた治療を行うことを心掛けていますので、安心して治療を受けていただきたいと願っています。

綿密な治療計画

当院は、治療開始前や治療開始後に十分な時間を取って診断・シミュレーションした方が結果的に治療期間を短縮できるという考え方から、1回あたりの診療時間を長めにとっています。患者様の中にはこれにより、治療の時間が長いと感じられる方もいるかもしれません。

しかし、これは患者様1人ひとりに時間をかけて、より良い治療をご提供できるようにするための取り組みですのでご理解いただきたいと思っています。

歯並びの審美性だけでなく、咀嚼機能の回復を重視

矯正治療の目的の一つは咀嚼(そしゃく)機能の回復です。
歯の土台となる顎が正しく機能をしていなければ、ただ歯列だけを美しく並べても咀嚼機能の回復には繋がりません。
当院では噛み合わせの問題を抜きにして顎関節の治療は考えられないという意識のもと、矯正治療をご提供する歯科医師として、噛み合わせと顎関節の関係についての熟知は大切なことだと考えています。
当院では、歯並びが乱れている原因を表面的な歯の位置関係だけでなく、顎関節を含めた身体全体の関係性を通して判断するように心掛けています。
可能な限り顎関節についても良い環境にしてから矯正治療をスタートさせることが肝心だと考えています。

当院の主な治療について

マウスピース矯正

当院のマウスピース矯正では精密な歯型の採取に繋がる3Dスキャナを導入しています。
このスキャナを活用することで、治療開始前にシミュレーションで治療後の歯並びを確認してから実際の治療を始められるようになりました。
従来は、治療開始前に歯並びを事前に確認することは難しかったのですが、3Dスキャナを活用することでそれらが可能となりました。

裏側(舌側)矯正

歯の裏側(舌側)にワイヤーやブラケットなどの矯正装置を装着し、周りからは装置が見えにくく、矯正治療を受けていることが気付かれにくい治療法です。

部分矯正

通常の矯正治療では、顎全体の歯並びを治療していきますが、部分矯正の場合は気になる部分だけ治療を受けることができます。
出っ歯や前歯のすき間、八重歯が気になっている方を対象とした治療法で、治療期間も約3ヶ月〜1年程度です。治療にかかる費用も、全顎の矯正治療に比べて抑えやすい治療法です。

非抜歯矯正について

当院では、歯を抜かない「非抜歯矯正」を基本方針とした矯正治療をご提供しています。
矯正治療で歯を抜くのに抵抗がある、どうしても歯を抜かずに治療を受けたい方はご相談ください。

非抜歯での矯正治療の場合、後戻りが起こりやすいことがデメリットとされることがありますが、これは無理やり非抜歯で歯を並べようとすることが原因だと考えています。
近年では、矯正治療用のインプラントを活用することで、奥歯を後方に移動させる治療なども行いやすくなってきています。
これは年齢を問わずに有効な治療法であり、小児矯正のように骨の成長を利用して治療を行えない成人の矯正治療にも有効な方法です。
ほかにも歯を並べるのに十分なスペースの拡大も従来に比べて非常にやりやすくなってきています。これらによって、非抜歯での矯正治療を追求しやすくなってきていると考えています。

当院で治療を受けられる患者様のうち、お子様の場合で91%以上、成人の場合も72%以上を非抜歯で治療できています。
仕上がりに関しても、噛むという機能の改善についてもしっかりと配慮し、歯列を審美的に整えた治療のご提供を、そして、患者様自身の歯を減らすことをできる限りせずに、本来人に備わっている機能を十分に引き出すことに努めています。

子どもの矯正治療

歯並びが乱れる原因として、骨格や筋肉のアンバランス、口呼吸や指しゃぶりなどの悪い癖をきっかけにして誘導されることが考えられます。
小児矯正はこれらすべてに対応することができる治療法だと考えていて、歯並びが乱れる悪い芽を早めに摘み取ることにより、その後の軌道修正をできるだけ少ない治療介入で行うことに繋がるとも考えています。

子どもの時期はまだ、歯や骨格が完成していないので、歯の移動をしやすく、移動距離も大きく取れ、移動後の歯並びが安定しやすいとされています。そして、これは歯を抜かないで治療が行える可能性にも繋がると考えています。
また、自然な成長を阻害している因子を早めに取り除けますので自然なプロファイルを手にいれることができる可能性にも繋がります。歯の移動に伴う痛みも大人に比べると抑えられやすく、痛みを気にして治療を受けることに戸惑っている場合は検討の要素に加えてみてください。

噛み合わせが気になる場合は、できるだけ早く歯科医院で矯正治療のご相談をしていただきたいと思っています。定期的に歯科医院に通う習慣をつけておくと虫歯の予防にもなり、歯並びだけではなく虫歯ゼロのまま、生涯健康なお口の環境を保つ可能性があると考えています。

成人の矯正治療

成人の矯正治療では、骨格が完成してしまっているため、歯を抜かないで治療を行える確率は子ども時代よりは低くなります。
それでも歯を抜かないで治療を行える可能性は十分残っていますので、気になる場合は、歯科医院でご相談ください。

大人の方の矯正治療の目的は噛み合わせを良好にするという目的のほかに歯を失わないようにするという予防的な意味合いが入ってきます。
歯の並びが悪いとしっかり歯磨きを行うことができず、磨き残しが原因で歯周病を誘発する原因となるためです。歯周病が進行すると歯を支えている骨が吸収され、ひいては歯を失うことにもなりかねません。
歯が1本くらいなくなってもどうということはないとお思いでしたらそれは間違いです。噛み合わせは28本の歯全体が有機的に作用しあってはじめて機能します。一本でも失えばその有機体は崩壊し始め、個々の歯は十分な能力を発揮することはできません。
歯を失えば残された歯それぞれの負担が重くなってしまいます。人生80年を超えようとしている現代、一生ご自分の歯を活用し、豊かな人生を送るためにもしっかりとした噛み合わせを獲得してください。
できるだけ歯を残すということは今お思いになっていることよりもはるかに年を重ねるごとに重要になってくることだと考えています。

高齢者の矯正治療

高齢者の矯正治療は、歯周病が進行し、歯並びが悪くなった場合などに行うことがあります。
歯が整然と並ぶことにより、歯をご自分でしっかりと磨くことができることに繋がり、歯の寿命を長持ちさせることにも繋がるといえます。
いったん崩壊した歯並びを改善し、しっかりと噛むことができる機能の回復は、大人や子どもの患者様が治療後に感じられる喜びとはまた違ったものになると思っています。

当院で治療を受けられた方の中には「10歳若返ったようだ」と喜ばれる方もいらっしゃいました。
また、矯正治療で歯並びが改善したことで、綺麗な歯並びを再び壊さないようにと3ヶ月に1回必ずメインテナンスにいらっしゃってくれる高齢者の患者様もいらっしゃいます。
こういった患者様からは並々ならぬ意欲を感じることがあり、だからこそ、高齢者の方も気楽に矯正歯科を訪れることを当院ではお勧めしています。

マウスピース矯正治療の流れ

  • 検査

    お口の中の状態を詳しく検査します。

  • 歯形採取・治療シミュレーション

    口腔内スキャナを使用し歯型の採取を行います。
    スキャンした歯形をリアルタイムで確認することができるため、歯形が不鮮明な場合はその場で修正が可能です。そのため、後日再採取のため来院いただくこともありません。
    採取した歯形データをもとに、事前に治療経過の確認も行えます。

  • マウスピースを作成

    治療に使用するマウスピース矯正装置の作成を発注します。

  • 治療開始

    数週間毎に新しいマウスピースに交換しながら、徐々に歯を動かしていきます。
    人の手では難しい1mm以下の精度で歯を動かしていくことができ、痛みを抑えた治療にも繋がります。

  • 治療終了・保定期間

    治療終了後は、後戻りを防止するために一定期間の保定が必要となります。

Q&Aについて

歯並びの治療が必要な理由は?

歯並びは必ず治療しないといけないものではありません。ただ、歯並びが悪いことは様々な影響を及ぼします。
歯並びを治療することで、歯磨きがしやすくなり、虫歯予防や歯周病の予防に繋がります。
また、噛み合わせの改善は、顎関節症などの予防にもなりますし、審美的な改善にも繋がります。

治療期間はどのくらいかかりますか?

矯正治療は1年半〜2年半程度の時間が必要です。その間の通院は治療法にもよりますが、2〜3ヶ月に1度となります。
歯並びの治療は、歯に力で刺激を与え、骨の改造現象をおこすことによって移動させます。そのためどうしても効果的な結果を期待するのには時間が必要になります。
また、歯を動かす期間が終わった後も、今度はもとの状態に戻ってしまおうとする後戻りを防ぐために保定期間を設け、歯を安定させる必要があります。

公的医療保険は適用される?

矯正治療では原則的に公的医療保険は適用されません。
ただ、唇顎口蓋裂および外科治療を前提とした症例などでは、公的医療保険が適用されるものもあるので歯科医院でご確認ください。

子どもの矯正治療は何歳くらいから始めるのがいいの?

お子様の矯正治療の場合、治療に適切な時期は、お子様それぞれの成長によって異なります。
例えば、顎のコントロールを利用した治療の場合は、成長のピークが過ぎてしまうと骨格の伸びが期待できないためその前に治療を開始する必要があります。
それぞれのお子様に適切な時期に治療を行えるようにするためにも、お子様の歯並びが気になったらできるだけ早くご相談ください。適切なタイミングで治療を開始することに繋がります。

矯正器具が目立つのが嫌です。

お仕事などをしていると、目立ちやすい矯正装置に抵抗を感じる場合もあると思います。
当院では、マウスピース矯正や裏側矯正にも対応していますので、目立ちにくい方法での治療をご提供可能です。気になる場合はご相談ください。
また、表側の矯正装置の場合も、プラスチックやセラミックなど、審美的に優れた素材によるものが開発されておりそういったものを選択することで、装置の目立ちやすさを軽減できます。

裏側からの治療は特別の治療なのですか?なぜ、治療費が高いのですか?

治療の原理は、歯に力をかけ移動させる点では、表側でも裏側でも矯正装置を使用し治療を進めることには変わりません。
裏側矯正の場合、装置の装着に手間がかかることや、矯正装置のコストが割高になることもあり、治療費用が表側の装置と比較し掛かる場合があります。

※治療結果は患者様によって個人差があります。

矯正歯科ネット治療説明

矯正・自由が丘歯科室は、矯正歯科ネットの治療説明コンテンツに協力しています。

矯正・自由が丘歯科室の基本情報

住所
158-0083
東京都世田谷区奥沢5-27-5 魚菜プラザ2階

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診療時間
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火曜 10:30〜13:00 / 14:00〜19:00
土・日曜 10:00〜13:00 / 14:00〜18:30
※毎週日曜診療中です。
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