香川矯正歯科医院 医院HP
大阪府吹田市内本町1-10-11 旭ファイブ2階当院の診療について
初診相談を受け付けています
矯正治療を考えられている方には、最初に初診相談を受けていただきます。
初診日には、歯並び・噛み合わせを診させていただき、合わせて顎関節の触診を行います。
その上で、患者様の様々な歯並びに関するお悩みなどをお伺いします。
また、おおよその治療費の見積もりや、この段階で予想できる治療計画についてお話をさせていただきます。
2回目のご来院時には、口腔内3Dスキャナを用いた歯の型取りや、お口の中の写真撮影、レントゲン撮影など様々な検査を行います。
当院では検査で取得した資料はすべてコンピュータに登録して管理しています。
これらのデータを基に、分析・診断を行い、この次の診療段階で詳しく説明をさせていただきます。
矯正治療を行うことでのメリット
矯正治療を受け、歯並びや噛み合わせの改善がされることで、口腔内の健康だけでなく、身体全体の健康増進にも繋がることが期待できます。
歯磨きがしやすくなることにも繋がり、歯や歯茎の疾患を予防すること、虫歯や歯周病の予防を期待できます。
ご自身の歯並びだけでなく、お子様の歯並びや顔かたちについて関心を抱いていただき、矯正治療を受けられることで、生涯の身体的・精神的な健康、また患者様の生き生きとした生活にも繋がると考えています。
矯正治療の種類
小児矯正
小児矯正が必要になる要因として、1つは成長と共に骨格性の不正咬合への移行が考えられるケースなどがあります。
これらは受け口とか反対咬合といった症状がみられ、着脱可能な顎外固定装置や機能的矯正装置を使用して治療を行います。
治療によって、前歯の噛み合わせを改善することで、歯並びが乱れることの軽減を期待できます。
ほかにも小児矯正の提案をさせていただくものに、舌突出癖を伴う開咬や、右側と左側の咬み合わせがずれている交叉咬合、前歯部の重なりなどがあります。
小児矯正を通じて、成長を利用した側方拡大や臼歯部の後方移動、前歯部の前方移動といった治療を行うことで、永久歯へのスムーズな生え変わりをサポートすることに繋がります。
裏側矯正装置
従来よりあるブラケットとワイヤーを組み合わせて行う矯正治療では、歯の表面に装置を装着していました。
歯の裏側に装置を装着することで目立ちにくい状態で治療を行えるものを、裏側矯正装置と呼びます。
当院では複数種類の裏側矯正装置を用意しています。
デメリットである、舌に擦れやすく、違和感が出やすいことを軽減できるタイプの装置もご用意しています。
マウスピース矯正装置
ブラケットとワイヤーの代わりにマウスピース型の矯正装置を使用して歯並びの改善を進める方法です。
装置が薄く透明なプラスチック製なので、目立ちにくく、食事や歯磨きの際、人前に出る時などは患者様ご自身で取り外すこともできます。
これは、治療開始前と同じように口腔内のケアをしていただけることにも繋がり、メリットの一つだといえると考えています。
ただ、装置を外していると治療が進まないため、しっかりと装着の管理ができることが必要となります。
固定源を用いた矯正治療
矯正治療において、動かしたい歯だけを動かし、そうでない歯には影響を与えないように、固定源を確保することは重要になってきます。
その結果、歯科矯正用アンカースクリューや歯科矯正用アンカープレートなどを歯茎に埋め込み、固定源とする方法が開発されました。
これらの方法は、上顎の唇頬側歯槽部や口蓋に小さな器具を埋入留置して、固定源とする方法です。
矯正治療の進め方
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初診相談
患者様の主訴や既往歴などを伺い、顎の状態や唇、顔の筋肉、話し方、癖などを観察します。
その上で口腔内の状態、適切な治療開始時期、治療期間・費用の目安などをお伝えします。 -
検査
矯正治療の診断を行うために、歯や顔のレントゲン撮影、必要に応じてCT撮影、口の中と顔の写真撮影、口腔内3Dスキャナによる歯型採取を行います。
症状によっては、顎関節や咀嚼運動などの精密検査も必要になる場合があります。 -
歯磨き指導・口腔内清掃
矯正装置を装着すると歯磨きなどのケアがしにくくなります。
その状態で、口腔内を清潔に保っていただき、治療をスムーズに進行できるように、正しい歯磨きの方法の指導、口腔内清掃を行います。
※こちらの行程では、診断と治療計画の説明を同日に行うこともあります -
診断と治療計画の説明
検査結果をもとに作成した治療計画を元に、患者様に治療方法、おおよその治療期間、治療費、支払い方法などについて説明します。
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治療開始
当院では次のような流れで治療を進めます。
【顎のずれや顎関節症の治療】
初診時の症状によって、必要に応じてスプリント装置や下顎位是正装置を使用した、顎のずれや、顎関節にかかる負担軽減を改善するための治療を行います。
この段階では通常、5〜6回の通院、約5〜6ヶ月かかります。【矯正装置装着】
矯正装置の装着を行います。
成人の患者様では、上顎の場合2回・下顎の場合2回の計4回、乳歯が残っているお子様の場合は、上顎の場合2回・下顎の場合1回の計3回に分けて行います。
装置の装着後に再び歯磨き指導を行っています。装置の装着後は、4〜6週間に一度くらいの割合で通院していただき、段階的に歯を動かします。
治療期間は移動に応じて矯正装置の調整を行いながら進めていきます。当院では、矯正治療のデジタル化にも力を入れています。
口腔内3Dスキャナを用いて歯の移動を立体的に確認し、事前にシミュレーションを行います。
舌側矯正だけではく、唇側矯正においてもデジタルを活用しています。【乳歯段階からの治療を始めたお子様の場合】
乳歯段階で治療を進める場合は、永久歯列期に至るまでの経過観察期間を設ける場合があります。
その間は一旦治療の目的が達成した時点で矯正装置を外します。
この期間も4〜6週間に一度通院していただき、そのまま永久歯の治療に移行する場合もあります。
経過観察を設けた場合、治療の再開に当たって再び検査を行い、成人の矯正治療と同様に治療を行います。 -
保定期間
治療計画に沿って歯の移動が完了し、歯並びの改善ができたら、それを維持するための保定観察の期間に入ります。
この期間はリテーナー(保定装置)を装着していただき、改善後の歯並び・噛み合わせの安定を目指します。
通常は6ヶ月に1度来院していただき、期間は3年を目安としてください。
※治療結果は個人差があります。
香川矯正歯科医院の治療サービス
- 矯正の種類
- 部分矯正 / インプラント矯正 / 成人矯正 / 目立ちにくいワイヤー / 審美ブラケット
- 矯正中の治療
- 口腔筋機能療法(MFT) / 顎関節症治療
- その他のサービス
- 抜歯対応 / 転院対応 / 矯正再治療相談