早稲田矯正歯科 医院HP
東京都新宿区戸塚町1-101-1 1階当院の矯正治療の特徴
矯正治療の知識・技術を身に付けた歯科医師による診療のご提供
当院の院長・副院長は共に東京医科歯科大学 大学院で矯正治療について学び、現在までも矯正治療に関する技術の研鑽を積んできています。
矯正治療について興味がある、歯並びが気なっているなどのお悩みがある方は お気軽にご相談ください。
痛みや不安に寄り添うことに心掛けた治療
矯正治療に対して痛みがあるイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。
実際のところ、器具が頬に当たる、引っ掛かるなどで痛みが出ることがありますし、歯を動かすことでの痛みも発生することもあります。
口の中は髪の毛が1本入っただけでも違和感を感じてしまうような繊細な感覚を持った身体の部分です。だからこそ、矯正装置を装着することで、違和感や痛みを感じるのも仕方のないことかもしれません。
矯正装置を装着直後は確かに違和感、痛みを感じても、2・3日〜1週間ほどを目安にだんだんと慣れていくものだと考えています。
それ以上長い期間たっても違和感に慣れない、痛みがある場合などは再度矯正装置の調整をさせていただきます。どうしても気になってしまう場合などはご相談ください。
当院に在籍する歯科医師は、自身も矯正治療の経験があります。その経験を元に、患者様の治療で発生する痛みや不快感、不安に感じる気持ちに寄り添える診療を心掛けています。
丁寧な説明への取り組み
矯正治療を受けたいと考えている方は、「この装置は何のために使うのか」「なぜ期間が長くなるのか」といった疑問を持つこともあると思います。
当院ではそういった疑問を解消していただき、患者様自身が矯正治療について根本的な理解度を深めていただけるように丁寧な説明ができるように取り組んでいます。
歯科医師の立場からも、患者様の考えや悩みといった側面をしっかりと理解できるように努めています。
患者様と共にお互いの認識にずれが生じてしまうことが無いように努め、一緒に矯正治療を進めていけるように患者様とは接することを心掛けています。
大学病院や、ほかの歯科医院での診療経験は、患者様との接し方や、様々な症例との向き合い方を学ぶことができたと考えていますし、それらは現在においても治療のスタンスに生かされていると考えています。
当院で使用する矯正装置
患者様の口腔内の状況やライフスタイルに合わせて、複数種類の矯正装置の中から適したものを使用して治療をご提案させていただいています。
次のような矯正装置をご用意していますので、ご希望などがある場合はカウンセリング時などにお伝えください。
マウスピース型矯正装置
透明で薄いプラスチックでできたマウスピースタイプの矯正装置です。
装置が透明で歯にフィットしやすいこともあり、矯正治療中も目立たずに治療を受けていただけます。
マウスピースは治療に合わせて段階的に新しいものに交換していくことで歯並びを少しずつ改善します。
歯の凸凹が大きい、歯が大きく前に出ている、上下顎のずれが大きい、歯を動かす範囲が大きいといった症例の場合は適さない場合もあります。
セラミック製のブラケット・白いワイヤー
従来の表側矯正装置は金属製のブラケットと銀色のワイヤーを組み合わせて治療を行う場合が一般的でしたが、当院では審美性に配慮したセラミック製のブラケットと白いワイヤーを使用した治療をご提供しています。
小さなボタンのような装置であるブラケットを歯の1本ずつに装着し、金属のワイヤーを通して歯を動かす治療です。
デメリットとしてセラミック製の装置には硬さがあるため、歯と歯が噛み合うようなことがあってブラケットが歯に当たった時に、歯が削れてしまう場合があります。
また、治療の段階によっては白いワイヤーが使えない期間もあります。
裏側(舌側)矯正装置
ブラケットとワイヤーを歯の裏側に装着することで、矯正装置を表面的には見えにくくし治療を行う方法です。
目立ちにくい特徴があり、装置の見た目を気にするような方にも適した治療法です。
表側矯正と比べると技工料などでの費用が掛かり、調整なども難しくなる傾向があるため、1回のご来院での治療時間や、最終的な治療期間が長くなる場合もあります。
口を開けて見えやすい上顎を裏側、下顎は表側の装置で治療を行うハーフリンガルという治療の選択肢もあります。
矯正治療の流れ
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初診相談
歯並び・噛み合わせ・顎や口元のお悩みについて最初にお伺いします。
初診相談のお時間としては簡易診査の時間も合わせて、通常30分〜40分程度となります。
この段階で矯正治療に関して判らない、不安に思っていることなどがあれば遠慮なくお話しください。
患者様のそういった部分についても解消できるように心掛けています。お話をお伺いする以外には、お口の中を簡易的に診査させていただきます。
治療法・治療期間・費用の目安などについての説明も行いますので、実際に治療を受けるかの参考にしてください。 -
精密検査
患者様に合わせた治療方針を立てるために、精密検査を行います。
検査では、問診・一般的な歯科治療の範囲での検査・レントゲン撮影・お口周りの写真撮影・歯型の採取と模型作成などを行います。
必要に応じて、歯科用CTを使っての撮影や、顎の筋肉を検査するなどの検査項目が追加となる場合もあります。検査後は通常3〜4週間程度間隔を空けて再度ご来院いただき、その際に、検査結果を分析し患者様に適した治療方針についてご説明します。
この際には実際の治療方法・予想される治療期間・費用についての具体的な説明をお伝えします。
患者様がこの診断結果について納得いただけた場合、実際の治療のステップに進みます。 -
歯磨き指導・口腔内のクリーニング
実際の矯正治療を開始する前に、しっかりと歯磨きができるように歯磨き指導を行っています。
また、口腔内のクリーニングも行う場合があります。 -
治療開始
矯正装置を装着し、歯を動かす動的治療を開始します。
この期間は通常、通院はひと月に1回程度の経過観察・調整のためのご来院をしていただきます。 -
保定期間
治療の計画に合わせて歯が動き、矯正装置を取り外すと、今度は保定期間に入ります。
動的治療によって歯を動かした後は非常に不安定で歯が動きやすい状態にあり、そのままでは後戻りを起こしてしまう場合があります。
この状態を安定させ、歯が整った状態を保てるようにするのが保定期間で、保定装置(リテーナー)を装着していただきます。
矯正治療の症例
【症例1】成人矯正治療(表側ワイヤー矯正)
- 治療前
- 治療後
- 治療名
- 叢生(凸凹)・表側ワイヤー矯正
- 費用
- 770,000円(税込)
【別途費用】
検査料:2,2000円・診断料:22,000円・調節料:5,500円(通院ごと) - 期間
- 29ヵ月(2年5ヵ月)
- 通院頻度
- 1ヵ月ごと
治療内容
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患者様の症状
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前歯のでこぼこと八重歯が気になり、矯正治療を希望された患者様です。
前歯のでこぼこのほか、上の前歯が手前に傾斜しており、唇も前に出ていました。 -
治療法
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4番目の歯(第一小臼歯)を上下左右1本ずつ、計4本抜歯し、表側にワイヤーを装着して治療しました。
取り外し可能なヘッドギア装置も使っていただきました。 -
治療結果
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でこぼこと前歯の傾斜が改善し、お口元もすっきりとした横顔になりました。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)
治療後は後戻りを防ぐため、保定装置を使用していただきます。
小臼歯抜歯による歯数の減少。
【症例2】成人矯正治療(表側ワイヤー矯正)
- 治療前
- 治療後
- 治療名
- 叢生(凸凹)・表側ワイヤー矯正・歯科矯正用アンカースクリュー
- 費用
- 770,000円(税込)
【別途費用】
検査料:2,2000円・診断料:22,000円・調節料:5,500円(通院ごと) - 期間
- 22ヵ月(1年10ヵ月)
- 通院頻度
- 1ヵ月ごと
治療内容
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患者様の症状
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上の2番目の歯が奥にひっこんでいることが気になり、矯正治療を希望された患者様です。
下顎に比べ、上顎の骨が小さい骨格でした。 -
治療法
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上顎急速拡大装置を用いて上顎を拡大し、表側のワイヤーで歯を並べました。
埋まっている親知らずを抜歯し、歯科矯正用アンカースクリューを使って奥歯を後ろに下げて、前歯を並べるスペースを作りました。 -
治療結果
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凸凹が解消し、上下の噛み合わせのバランスも良くなりました。
もともと下顎が若干右にずれており、上下の前歯の正中もずれていましたが、顎間ゴムをしっかりと使っていただけたので、正中のずれをカモフラージュすることができました。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)
治療後は後戻りを防ぐため、保定装置を使用していただきます。
下顎の前歯の裏側には保定装置として細いワイヤーを固定しているため、しっかりと歯磨きをしないと歯石がつきやすくなります。
下顎の側方拡大による歯肉退縮、定期的な歯石クリーニング。
【症例3】成人矯正治療(表側ワイヤー矯正)
- 治療前
- 治療後
- 治療名
- 上顎前突・過蓋咬合(噛み合わせが深い)・永久歯先天欠如・表側ワイヤー矯正・歯科矯正用アンカースクリュー
- 費用
- 770,000円(税込)
【別途費用】
検査料:2,2000円・診断料:22,000円・調節料:5,500円(通院ごと) - 期間
- 34ヵ月(2年10ヵ月)
- 通院頻度
- 1ヵ月ごと
治療内容
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患者様の症状
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上の前歯のすき間と、前歯が前に出ていることが気になり、矯正治療を希望された患者様です。
生まれつき右上5番目の永久歯(第二小臼歯)がなく、乳歯が残ってることも気にされておりました。
前歯のかみ合わせが深く(過蓋咬合)、うまくかみきれない状態です。
上の前歯が手前に傾斜しているため、唇も前に出ていました。 -
治療法
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残っている右上の乳歯と、左上4番目の歯を1本抜歯して、表側にワイヤーを装着して治療しました。
なるべく上の前歯を奥にひっぱるため、歯科矯正用アンカースクリューを用いました。 -
治療結果
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前歯の傾斜が改善し、お口元もすっきりとした横顔になりました。
噛み合わせの深さも適切になり、上下の前歯がしっかりと当たるようになりました。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)
治療後は後戻りを防ぐため、保定装置を使用していただきます。
下顎の前歯の裏側には保定装置として細いワイヤーを固定しているため、しっかりと歯磨きをしないと歯石がつきやすくなります。
下顎の側方拡大による歯肉退縮、定期的な歯石クリーニング。
早稲田矯正歯科の治療サービス
- 矯正の種類
- 部分矯正 / インプラント矯正 / 成人矯正 / 目立ちにくいワイヤー / 審美ブラケット
- 矯正中の治療
- 口腔筋機能療法(MFT)
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