医療法人輝翔会 ぜぜ歯科医院 医院HP

マウスピース矯正のメリットとデメリット

メリット

■透明で目立ちにくい

無色透明のマウスピースなので、周囲に気づかれにくいのが特徴です。治療中の見た目が気になる方や人と接する機会の多い方などにおすすめの矯正治療方法です。

■痛みが比較的少ない

ワイヤー矯正では装置が舌や粘膜にあたって痛みを感じることがありますが、マウスピース矯正ではそのようなことが少なく、歯の移動中の痛みも軽度の傾向にあります。

■いつでも取り外せる

患者様ご自身でマウスピースの着脱ができるので、普段通りに食事をとることができます。歯みがきの際に外せるため、お口のケアもいつも通りに行えます。

■金属アレルギーの方も使用できる

プラスチック製のマウスピースなので、金属アレルギーの方も使用できます。

デメリット

■適応できない症例がある

歯を長い距離平行移動させないといけない場合など、歯並びによっては対応できないケースがあります。

■長時間の装着が必要

1日のうち、規定された時間（約20時間以上）装着する必要があります。

■自己管理しなければならない

装着し忘れたり、装着している時間が短いと、思うような効果が現れないため注意が必要です。ご自身でしっかりと管理をする必要があります。

マウスピース矯正の治療の流れ

• 初診・カウンセリング

  歯並びや噛み合わせについてのお悩み、治療に求めることなど、患者様が抱える問題やご希望をお聞きします。費用や通院回数などのご相談もお受けしています。

• 精密検査

  問診票の記入や口腔内写真・レントゲンの撮影、歯型の採取などを行います。お口の中の状態はもちろん、顎や頭部全体のデータを採取し、これらの資料をもとに治療計画や矯正シミュレーションを作成します。

• 治療計画の説明

  精密検査の結果をもとに治療計画を立案し、患者様へ説明いたします。ご希望をうかがいながら治療方針などを決め、必要があれば計画の修正も行います。

• 治療開始

  初回はマウスピースのお渡しと、使い方や使用上の注意などをご説明します。1日20時間以上装着し、2週間程度で次のマウスピースに交換します。

• 経過観察

  経過観察のため、定期的に通院していただきます。来院いただいたら、矯正治療の進捗状態やお口の状態を確認します。問題が見られなければ、次の段階のマウスピースをお渡しします。

  患者様によって異なりますが、歯並びが整って安定するまで、2〜3年程度かかります。

• 治療完了・保定期間に移行

  治療計画通りに歯並びが整ったことが診断されたら、歯を動かす治療は終了です。動かした歯は元の位置に戻ろうとするため、矯正治療後の歯列を維持・安定させるためにマウスピース型の保定装置を装着していただきます。

  初めは矯正治療と同じように1日の多くの時間をリテーナーを装着した状態で過ごしていただきますが、だんだんと装着時間を減らしていき、歯列が安定したら保定期間も終了となります。

ワイヤー矯正のメリットとデメリット

メリット

■広く用いられている治療方法で、適応できる症例の幅が広い

デメリット

■装置が目立ちやすい

■汚れが付きやすく、しっかり掃除できていないと虫歯のリスクが高くなる

ワイヤー矯正の治療の流れ

• 矯正治療相談（無料）

  お悩みや気になる点をしっかりヒアリングさせていただきます。そのうえで30分程度の簡単な診査を行い、治療が必要か否かを判断。治療方針や治療費などについてご説明します。

• .検査（資料採取）

  顎や歯の型、口内や顔の写真など、診察に必要な検査を行います。

• 分析・診断

  検査のデータをもとに分析。診断のうえ、治療計画を立てます。

• 診断結果報告と治療方針

  診断の結果をお伝えし、治療方針や治療費などについて詳しくご説明します。治療方針と治療費の見積りをお渡しし、ご了解をいただいた後、治療を開始します。

• 治療開始

  装置を入れ、歯や顎の矯正治療をしていきます。

• 保定開始

  動かした顎や歯並びが後戻りしないように、保定装置を入れて安定させます。

• 矯正治療終了・定期健診

  歯や顎や、噛み合わせが安定すれば治療は終了です。いつまでも美しい笑顔を保つために、定期健診の受診をおすすめします。

子どもに限らず、矯正治療は必ずしなければならない治療ではありません。しかし、歯並びが悪いままだと様々なデメリットがあります。

• 歯磨きで磨き残しができやすく、虫歯や歯周病になりやすくなります
• 噛み合わせが悪いと、食べ物を咀嚼しにくくなります
• 歯並びが悪いと顎の成長にも影響し、上下の顎のバランスが悪くなったり、顔が左右対称でなくなったりします
• 歯並びが悪いことがコンプレックスとなることがあります

矯正治療することで、このようなデメリットを改善に繋げることができます。

お子様の矯正治療について

治療の開始が早ければ改善できても、顔や顎の成長が終了してからでは難しい場合があります。歯を抜かずに治療ができたり、歯を抜く本数を減らせる場合もあります。

できるだけ短い治療期間と少ない費用で効果をあげるために、お子様がいつ、どのような治療を受ければよいかをお話し、治療ができればと思います。

小児矯正のメリットとデメリット

メリット

■歯並びが悪くなるのを事前に防ぐ

■顎の成長を促すことで、抜歯の可能性を減らすことができる

■上下の顎のバランスが良くなり、顔の形が整う

■コンプレックスの解消に繋がる

デメリット

■矯正期間が長くなりやすい

子どもの矯正治療は、ほとんどの場合、顎の骨の成長が終わるまで経過を観察する必要があるため、全体的な矯正期間が長くなることが多いです。

■家族の協力が不可欠

子どもの矯正治療に使用する装置は取り外しができるタイプが多く、親御様とお子様本人が矯正治療に協力的でない場合には、良い治療結果が出にくくなります。また、矯正装置を付けると汚れが付きやすく磨きにくくなるため、家庭でのしっかりとした仕上げ磨きが重要となります。

歯列矯正には、歯全体を矯正治療するほかに、特に気になる部分だけに行う「部分矯正」という治療があります。部分的で済むので、費用面・身体面での負担を軽減することができます。

当院では"できるだけ多くの患者様に歯列矯正を"という思いから、患者様のご予算に応じて治療方法をご提案できるように努めております。まずはお気軽にご相談ください。

こんなお悩みをお持ちの方に

■歯並びは気になるが、矯正治療をした方が良いか悩んでいる

■矯正治療をしたいけど費用が気になる

■歯並びが悪く自信が持てない

部分矯正できない人

■骨格に問題がある

■過度に前歯が重なっている

■出っ歯（上顎前突）

奥歯が原因で前画の歯並びが悪い場合

部分矯正の種類

※治療結果は患者様によって個人差があります。