ふかや矯正歯科 医院HP

矯正歯科治療の目的

大人になってから矯正治療を受けることは決して遅いことではありません。
矯正治療は、歯並びのコンプレックス解消や、審美的な側面だけでなく虫歯リスクの軽減を目指すことで、結果的にご自身の歯を長く残すことを目指します。
歯並びが気になっている方はお気軽にご相談ください。

ただ、矯正歯科を含めた歯科治療には限界やリスクもあります。
重大な合併症が起こることは多くはありませんが、多少なりともリスクがあることを頭に入れておくことは必要です。
次のようなリスクがあることも知っておくことも大切だと考えています。
リスクはすべての方に該当するものではありません。ご自身にとってどういったリスクが考えられるかなど気になることは、遠慮なくご来院時などにお尋ねください。

【矯正治療におけるリスクの種類】
・虫歯や歯周組織の炎症
・歯根吸収
・骨の減少
・後戻り
・顎関節に対する影響
・歯の癒着
・治療済みの歯に対して
・装置の破損、脱落
・悪習癖による影響
・抜歯
・歯の形態異常
・治療期間
・アレルギー
・補助的治療
・全身疾患

子どもの矯正治療

子どもの矯正治療の場合、検査を受けるのに適した時期は、歯の生え替わりがひとつの目安となります。

次に適しているのは10〜12歳頃で、全部の永久歯が生え揃う前の時期です。
この時期には生え替わりはじめた永久歯の状態によって、歯並びの問題点が明確になるため、適切な治療計画を立てやすくなります。

【早期治療が有効なケース】
・軽度の受け口…早い時期に治療を行うことで受け口の状態が悪化するのを予防できる場合があります。
・歯が凸凹に生えている…歯並びの凸凹の改善をすることで歯磨きがしやすくなり虫歯リスクを下げることに繋がります。
・指しゃぶり…指しゃぶりを改善することで、指が前歯を強く押し、前歯が閉じられない「開口」や「出っ歯」になるリスクを軽減できます。
・なかなか生えてこない歯がある…歯並びの異常や埋伏歯(顎の骨や歯ぐきの中に埋まったままの歯)になる可能性があります。

これらに対して早めに改善できることが好ましいです。

目立ちにくい矯正治療

矯正治療を受ける場合、患者様が気にされるデメリットの一つに装置が目立ちやすいことへの抵抗感があると思います。
しかし、これは治療に使用する装置の選択や治療法によって軽減できるデメリットです。

当院でご提供している目立ちにくい矯正治療の方法としては、歯に馴染みやすい色味のブラケットやコーティングされたワイヤーを使用する方法・歯の裏側に矯正装置を付けて行う裏側矯正・透明で薄いマウスピース型の装置を使用するマウスピース矯正などの選択肢があります。
これらを単独で使用する場合もありますし、複数を組み合わせて治療を行う方法などがあります。

例えば、メインの治療を裏側矯正で行い、補助としてマウスピース矯正を使用するようなケースがあります。
患者様のお口の状況から診断を行い、適した治療方法をご提案させていただきます。