ひいらぎ矯正歯科 医院HP
兵庫県明石市大久保町駅前1丁目10-17 西海ビル1階当院の治療方針
将来の歯を考えた治療
不正咬合がもたらす影響は、見た目の問題だけにとどまりません。
特定の歯に過剰な負担がかかったり、歯や歯茎を傷つけやすい環境になっていたりと、長期的に見れば破折や歯周病といった問題を引き起こすリスクが高まりやすい傾向があります。
そういった観点から、当院では適切な噛み合わせへと導いていく矯正治療を、「予防」の手段として考えています。
治療中の虫歯対策や、動的治療終了後のメインテナンスの充実など、歯並びだけでなく、歯そのものを大切にする治療。
その場限りではない、将来を見据えた治療が、当院の考える矯正治療です。
「違いを考える」をスローガンに
お口の状態やお悩みの内容は、患者様によって様々です。
また、治療方法・矯正装置も様々なものが研究されており、すべての患者様に同じ治療法が合うわけではありません。
当院では、「違いを考える」をスローガンに、治療の選択肢を多彩に揃えることで、適切な治療をご提供に努めています。
また、患者様一人ひとりの「違い」に対応するために、治療方法の「違い」を研究し、日々研鑽を積んでいます。
明朗な料金体系
通いやすい環境をご提供するためにも、費用の問題は重要だと考えています。
基本的に矯正治療では公的医療保険が適用されず、年単位の治療期間を必要とするため、追加費用が積み重なることは患者様にとって余計なストレスとなることも考えられます。
そのため、当院では初診のご相談は無料にて承り、治療開始後の費用もトータルフィー制度(治療期間が長くなっても金額は一律)を採用しています。
矯正治療について
子どもの矯正治療
子どもの歯並びが気になるけれど、いつ初めて良いのかよくわからない…
そんな保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
適切な治療開始時期は、噛み合わせや成長の度合いによって異なるため、実際の診察が必要です。
目安としては、小学校低学年の間に歯並びについて気になったら早めに相談いただけると良いかと思います。
ご相談いただいた段階での、お子様のお口の状態を拝見し、適切な開始時期をアドバイスさせていただきます。
小学生の方
この時期の治療は「一期治療」といい、今後永久歯がなるべく良い状態で生えてくるように導く、準備のための治療を行います。
歯並びは、歯の問題、骨格の問題、習癖の3つが相互に関連しています。
成長期にあたる一期治療では、特に骨格と習癖の問題が影響するため、骨格の成長をコントロールし、不正咬合につながる習癖を改善する治療を、通常2年前後かけて行っていきます。
当院では基本的な方針として、乳歯がまだ残っている時期の治療は可能な限り取り外しできる装置を選択するようにしています。
この時期の矯正治療には歯磨きや食事も特に制限はありません。
中学生〜大学生の方
本格的な矯正治療(二期治療)をはじめるのはこの時期以降です。
永久歯が生えそろい、顎の成長も終わりに近づいてくるため、今度は歯と習癖の問題を改善していく治療になります。
通常1〜3年かけて治療を行った後、歯並びを安定させるための経過観察を4ヶ月〜半年毎に行っていきます。
当院では歯にかかる力を抑えられる方法で治療を行います。
一般的には歯の表側に装置を装着する方法で治療しますが、目立ちにくい装置での治療も可能ですので、お気軽にご相談いただきたいと思っています。
大人の矯正治療
矯正治療をはじめる時期に関して、適切な時期まで見送ることはありますが、逆に遅すぎるということはありません。
重度の歯周病や多くの被せ物があるという状態であれば、単独で矯正治療を行うのではなく、ほかの歯科治療も併用する必要があります。しかし、何歳であっても歯を動かすことは可能です。
表側矯正
歯の表側に装置を取り付け、ワイヤーの弾力を利用して歯並びを矯正する、矯正治療法の中でも歴史の深い治療法です。
その分、ほかの治療法に比べて症例や装置の種類も様々な選択肢がある傾向にあります。
裏側矯正やマウスピース型矯正より経済的負担も抑えやすく、当院では、追加料金なしで装置がより目立ちにくいセラミック+サファイア製の装置を使用しています。
裏側矯正
歯の裏側に装置を装着して歯並びを矯正する治療法です。
表側から矯正装置が見えにくいので、周囲の人たちに気付かれにくく矯正治療を受けることができます。
また、歯の裏側は唾液がよく循環するので、表側に装置をつけるよりも虫歯のリスクが減少します。
見た目を気にされる方はもちろん、表側に装置のでっぱりがなく唇を閉じやすいので、吹奏楽などをされている方にもおすすめできると思います。
マウスピース型矯正
ワイヤーを用いるのではなく、マウスピース型の装置を使用する治療法です。
マウスピースはプラスチック製のため、金属アレルギーの方にも使用していただきやすい装置です。
さらに透明のため、治療中も装置が目立ちにくい傾向にあります。
また、取り外しができるため、食事や歯磨きを通常通り行えるのも特徴です。
ただ、適用可能な症例が限られるため、ご希望の場合はまずはご相談ください。
部分矯正
本格的な矯正治療は不要な症例で、気になる所だけ治療する方法です。
【部分矯正が向いている方】
・噛み合わせに問題がなく、前歯のみに問題のある方
・歯周病によって元の歯の位置が変わってしまったのを改善したい方
こういった方におすすめできる方法ですが、治療が可能かどうかは実際にお口を拝見しないと判断できかねます。
ご希望の場合はまずはご相談ください。
インプラント矯正
表側矯正、裏側矯正、マウスピース矯正などと組み合わせる治療方法です。
歯科矯正用アンカースクリューと呼ばれる小さなネジを固定源として歯を動かすことで、歯のみに矯正装置を装着するよりも大きな距離の移動が可能になります。
失った歯の代わりに用いるインプラントとは別のものです。
矯正治療の流れ
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ご相談
お口の中の写真撮影を行い、症状、予測される治療方法やスケジュール、治療費などを説明します。
また、患者様のご質問にもお答えしますので、何でも気軽にお尋ねください。なお、歯並びの状態によっては、すぐに治療を開始する必要がないこともあります。
その場合は、約半年ごとに定期チェックを行っていき、治療開始の適齢期になったら再度検査することをお勧めします。 -
精密調査
お顔の写真撮影、上下の歯型採取、レントゲン写真撮影など、診断に必要な検査を行います。原則的に初診相談の日に精密検査をすることはありません。
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診断
専用の診断分析ソフトを用いて、精密検査で得た資料をもとに治療計画をご提案します。
ここで、治療期間の目安、治療方法、費用などを相談時より具体的にお話させていただきます。 -
装置準備・治療開始
必要があれば一般歯科医院との連携をとりつつ、治療を行います。
治療をはじめる時期や装置の種類によって治療の内容は異なりますが、期間は通常1〜3年です。 -
治療終了・保定開始
歯並びを安定させるための装置を就寝時に使用し、定期的に歯並びと装置をチェックする期間となります。
必要最低限の保定期間は2年間で、その間は4ヶ月〜6ヶ月に一度の通院となります。当院ではこの保定期間の2年間は治療費がかかりません。
※紛失などで装置再製作の場合は修理料がかかります -
メインテナンス
保定期間が終了すると一旦、矯正歯科治療は終了です。
その後、定期的なクリーニングを行い、歯並びだけでなく虫歯や歯周病にかからない様に、より良い状態をキープするお手伝いをさせていただきます。
この場合には観察料がかかります。
※治療結果は個人差があります。
ひいらぎ矯正歯科の治療サービス
- 矯正の種類
- 部分矯正 / インプラント矯正 / 成人矯正 / 目立ちにくいワイヤー / 審美ブラケット
- 矯正中の治療
- 口腔筋機能療法(MFT) / 顎関節症治療
- その他のサービス
- 抜歯対応 / 転院対応 / 矯正再治療相談