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小児矯正では、「取り外し式の矯正装置」を使用するのが一般的です。当院ではその中でも、乳歯の一部にプラスチックを被せてから、取り外し式の特殊な矯正装置を装着する治療システムを導入致しております。しかも主に夜間に使用するだけです。

この治療システムは装着することで、舌や頬の筋肉が正常に動くよう働きかける作用があります。そのため、お口の筋肉トレーニングなどをプラスする必要などもなく、お子様の日常生活に負担をかけずに、自然と歯並びが良くなっていきます。
治療の際は、知識や技術を学び、許可を受けた歯科医師が診療できるようにしています。

また、矯正器具の調整やメンテナンスはすべて指定の技工施設で行います。
担当の技工士が器具を調整・品質管理することで、より治療の安全性や正確性の向上を図り、大切なお子様の矯正器具を丁寧に取り扱います。

現在の矯正治療では、歯をきれいに並べるために、抜歯をしてスペースを確保するテクニックが一般的に行われております。しかしながら「できれば、抜かずに矯正治療を行いたい。」と、誰もが望むことだと思います。

そのため当院では、非抜歯矯正を実現できる様々なテクニックを習得し、患者様の症状に合わせた適切な治療方法を組み合わせながら、歯並びや噛み合わせを改善していきます。

特に「ループ状のワイヤー」を使用する治療方法を取り入れることで、より多くの非抜歯矯正が可能となりました。こちらの治療方法はすべての歯を同時に自由に動かせることで、短期間での矯正治療を行うことができます。

すべての歯にブラケットを付けたり、歯を抜いて前歯を引っ込めたりせずに、必要な場所にだけ装置を取りつけ、歯並びを整えるのが部分矯正です。通常の矯正治療に比べて短期間で行えるだけでなく、費用も抑えることができます。

まずはお口の中を拝見させていただき、上下の噛み合わせや全体の歯並び、骨格などに問題がないかをチェックし、適用できるかをお調べ致します。

ブラケットやワイヤーを使わず、透明なマウスピースを使って歯並びを整えていくのが「マウスピース型矯正治療」です。装着していても外見上、気付かれることはなく、食事や歯磨きなどの時には取り外せますのでストレスなくお過ごしいただけます。

通常の矯正装置に比べて、若干矯正力が弱いため、歯の移動が大きく必要な場合には、初めに表側もしくは裏側からのワイヤー矯正にてある程度の歯の移動を行ってから、マウスピース型矯正へと移行することで、対応が可能です。

患者様により安全な治療をご提供できるよう、当院では歯科用CTを導入致しております。

「患者様の口腔内の情報を詳しく把握」
患者様の歯の内部まで詳しく把握できますので、歯科医師の経験と憶測によって診断することなく、精密な矯正治療を実現致しております。

「X線照射量が少なく、身体にやさしい」
当院の歯科用CTはフランス製のものです。こちらは上下の前歯、奥歯などの必要部位のみ撮影が行えますので、X線照射量をできる限り軽減することができます。