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診療案内

中高生(10代)の矯正治療の特徴

歯並びの矯正治療は大人になる前に

歯並びの矯正治療は大人になる前に

歯並びにお悩みがある場合、まだ成長中の中学生・高校生のうちに治療を行う方が、大人になってから矯正治療を受けるよりもメリットがあると考えています。

この時期の矯正治療は、一般的に小児矯正で行うものではなく、大人になってからの矯正治療と同じものになります。
しかし、この時期に治療を受けるメリットとして、30代以上の大人になってから受ける矯正治療と比べて考えてみると次のような点があります。
まず、新陳代謝が活発なので歯が動きやすく、矯正治療を受けることで歯茎が下がってしまうようなデメリットも抑えられながら治療を受けられます。
また同じような症状であっても治療の選択肢の幅も広がります。

矯正治療を受ける年齢に制限はありませんが、早い段階で治療を受けるほうが様々なメリットがあるといえると考えています。

中学生・高校生は大人の矯正治療と同じ

大人の矯正治療や、成人矯正と言われるような治療は幾つぐらいから受けられるでしょうか?
実際には、小児矯正から成人矯正への切り分けを年齢で判断することは難しいです。
ではいつが切り替えのタイミングかというと、乳歯が全て永久歯に生え変わった時点が、成人矯正への切り替えのタイミングとなります。

例えば、小学校5〜6年生の段階で永久歯への生え変わりが終わっている場合は、この年代から成人矯正と同じ治療方法で歯並びを整えていくことになります。

中高生での治療のメリット

中高生になってからの矯正治療は成人矯正となりますが、すでに30代や40代になっているような方の治療と全く同じ治療方法ということではありません。

矯正治療で歯を動かす方法は、歯を取り囲んでいる骨を改造するようなことです。
矯正装置を使用して歯に力をかけることで、接している骨が吸収されその結果、歯を動かそうと力をかけている方向に歯が動き、元々歯のあった部分には骨が再生されていくことで歯が動いていきます。
新陳代謝の活発な若い時期は骨が柔軟でこの歯の代謝による歯の移動がしやすいのですが、歳をとるほどこの代謝が起きにくくなり歯は動きにくくなります。

この加齢による変化が、同じような歯並びでも年齢が上がるにつれて、矯正治療での歯の動かし方に制約がかかり、若い年代と同じ治療方法では対応できない場合があります。
ほかにも、年齢が上がってからの矯正治療の場合、歯茎が治療中に痩せてきて、歯の根元に隙間ができてしまうようなこともあります。
まとめると次のような点が、中高生の時期に治療を受けるメリットだといえると思います。

【中高生の時期に治療を受けるメリット】
・中高生のうちはまだ歯が動きやすく、理想的な歯並びをつくりやすい
・歯が動きやすいので、歯を抜かずに矯正治療を受けられる場合がある
・矯正治療中に歯茎が痩せてしまうことが起きにくい

矯正治療について

矯正治療が必要な歯並びとは

矯正治療が必要になる歯並びにはどのようなものがあるかご存じでしょうか?
受け口、がたがた(叢生)、すきっ歯など、見た目にも分かりやすい症状のほか、患者様自身は問題を感じていないようでも、実際には矯正治療を受けたほうがいい歯並びもあります。
見た目だけを考えるのではなく、一生ご自身の歯を健康に保っていただけるための条件には、歯並びがいいこともあると考えています。

当院では中高生の矯正治療に力を入れていますが、成人の方の矯正治療も行っています。
お子様の治療相談にいらした際などには、保護者の方もご一緒にご相談ください。
少しでも気になる点があるような方には、お気軽にご相談していただきたいと思っています。

マウスピース型矯正装置

マウスピース型矯正装置

目立ちにくい方法での矯正治療をご希望される場合などには、マウスピース型矯正装置を使用した治療の選択肢もあります。
当院で採用しているマウスピース型矯正装置の場合、透明で目立ちにくいことや、薄く歯にフィットすること、でこぼこした凹凸を装着中も感じにくいなどのメリットがあります。
また、着脱を患者様自身で行え、何かの拍子に外れてしまったようなときもすぐ装着しなおせることで、治療中のトラブル軽減にも繋がります。

また、歯を動かすスペースを確保するために抜歯をすることなく当院では治療をご提供していますので、目立ちにくさだけでなく、抜歯に抵抗があり矯正治療を諦めていた方にも受けていただきやすい方法となります。

矯正治療の流れ

  • カウンセリング

    カウンセリング

    ご自身やお子様の歯並びが気になったり、矯正治療を検討している場合は無料カウンセリングをご利用ください。
    ご予約の際はお電話の場合は「無料歯並び相談」とお伝えください。

    カウンセリングでは歯並びに関するお悩みや矯正に対する希望、不安などについてお伺いします。
    その上で、患者様の口腔内を拝見し、この時点での歯の状況や歯並びの問題点を判断します。
    必要に応じてレントゲン撮影も行い、治療方針や想定できる治療方法、治療期間・費用の目安をお伝えします。

  • 精密検査・診断

    精密検査・診断

    歯型採取やレントゲン撮影などを通じて、歯並びや顎の骨格などの情報を詳しく検査します。
    これらの検査を行うことで、見た目だけでは診断できなかった骨格などの特徴や、生え変わっていない永久歯があるかなどを確認することができます。

    検査結果を元に、患者様の骨格の状態と歯の位置を分析します。
    CT撮影を行った場合は、CTの断層写真から、アデノイド、扁桃、気道、鼻腔、顎関節などの状態を診査します。

    これらの検査・診断結果を患者様にお伝えし、治療内容に同意いただけたら、実際の矯正治療に移行します。

  • 矯正治療開始

    矯正治療開始

    使用する矯正装置によっては、矯正装置作製のための歯型の採取を行います。
    マウスピース矯正治療を受けられる場合は、治療開始のプロセスがほかの矯正治療とは異なります。

    【マウスピース矯正の場合】
    治療に使用するマウスピースを作成するために光学スキャナを使って歯型の採取を行います。
    得られた歯型のデータをもとに歯の移動シミュレーションを作成し、患者様にもご確認いただきます。
    このシミュレーションをもとに、治療に使用するマウスピースを発注し、治療の工程に合わせたマウスピース一式が届いたら実際の治療開始となります。

  • 定期的な通院

    定期的な通院

    歯を動かす治療期間中は定期的に通院していただき、矯正装置の調整や、治療の進行状況の確認を行います。

    マウスピース矯正の場合は6〜8週間に一度の通院となり通院回数、頻度を抑えることもできます。
    通院されていない間も、マウスピースを1週間ごとに次の段階の物に交換していただくことで、徐々に歯を動かしていきます。

  • 保定期間

    保定期間

    矯正治療が完了したら、歯並びを安定させるための保定期間に入ります。
    保定期間は必ずリテーナー(保定装置)を使用してください。当院ではマウスピース型のリテーナーを使用していただいています。
    リテーナーの仕様は主に夜間となりますが、保定期間は最低矯正治療にかかった期間と同じくらいの間設ける必要があります。

※治療結果は個人差があります。

くにたち小児・矯正歯科の治療サービス

矯正の種類
部分矯正 / 成人矯正
矯正中の治療
虫歯治療対応

くにたち小児・矯正歯科の基本情報

住所
186-0004
東京都国立市中2-19-80

詳しい地図はこちら
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診療時間
月・火・水曜 10:30〜12:30 / 14:00〜19:00
金曜 14:00〜19:00
土曜 09:30〜12:30 / 14:00〜18:00
休診日
木・日・祝
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