飯田橋矯正歯科 医院HP
東京都新宿区揚場町2-19 徳ビル5階当院の矯正治療の5つの目的
![当院の矯正治療の5つの目的](/kyousei_html/tokyo/iidabashi_132359/img/treat_02.jpg)
1. 歯の並びの変化
矯正治療という響きによってまず連想するのは、歯並びを変えるということではないでしょうか。矯正治療の一つ目の目的は、歯の並びやそれぞれの歯の位置を変化させ、美しくすることです。
2. 噛み合わせの変化
ただ歯の並びが良いだけでなく、一つひとつの歯が与えられた機能を十分に発揮できるような、噛み合わせをつくることが矯正治療の大きな目的です。さらには、歯のすき間や上下の顎のズレ、噛み合わせを整えることで発音機能の改善を図れる場合も少なくありません。
3. 顔立ちの変化
「口元が出ている」、「笑った時の歯茎が気になる」、といった顔に関わる問題を気にして来院される患者様も少なくありません。口元の問題を解決するためには前歯を奥に動かしたり、歯茎の問題の解決には前歯を上に持ち上げたりします。きれいな歯の並びだけでなく、一つひとつの歯の位置をきちんとコントロールすることで、見た目を変化させることができます。
4. 歯のまわりの組織の変化
歯の根は骨(歯槽骨)に埋まっていて、その周りを歯茎が覆っています。しかしながら歯の並びが悪く、外にとび出した歯や内側に引っ込んでしまった歯は、歯の根の一部が歯槽骨から出ていることがあります。こうした場合、歯の根の周りは歯茎1枚という状態で歯周病のリスクが高くなります。このような歯の根を可能な限り歯槽骨の中に移動することが矯正治療の目的でもあります。
5. 顎の関節と歯の並びの関係性の変化
顎関節と歯の並びの関係性に問題がある場合には、機能的な問題が生じ、歯や顎関節のいずれか、またはその両方にダメージが蓄積することがあります。このため、顎関節とそれぞれの歯が本来の役割を発揮できるように歯の並びを治すことが矯正治療の目的となります。
矯正装置の種類について
![矯正治療の装置について](/kyousei_html/tokyo/iidabashi_132359/img/treat_01.jpg)
矯正装置は治療を行うために必要ですが、その種類は数多くあります。
当院では、治療中の痛みの軽減、装着中の見た目と機能的な構造といった面から装置を選択しています。さまざまな患者様の年齢やご要望などにお答えできるよう努めております。
表側からの矯正
メタルブラケット
![メタルブラケット](/img_kyousei/clinic_02/treat/treat_souchi.jpg)
もっとも一般的な矯正装置です。ブラケットが金属(銀色)のため目立ちますが、ブラケット自体の大きさは小さいため口腔内や唇への違和感(痛み)は少ないのが特徴です。見た目が金属でも良いという患者様には、最大で52,500円を基本料金から差し引かせていただきます。
審美ブラケット
![審美ブラケット](/img_kyousei/clinic_02/treat/treat_clear.jpg)
審美ブラケットはメタルブラケットと違い、白色のセラミックのボディとロジウムコーティングされたクリップからなり、歯との色調の調和や耐久性に優れています。ブラッシングや外来色素の影響を受けにくいのが特徴です。
治療の初期段階はワイヤーとの摩擦が少ないため歯の動きを妨げず、また歯の根を動かす段階ではワイヤーとの固定を強固にする柔軟さがあるため、より矯正治療に優れた構造だと考えています。
目立たない矯正
リンガルブラケット
![リンガルブラケット](/img_kyousei/clinic_02/treat/treat_lingal.jpg)
リンガルブラケットの最大の特徴は,矯正装置(ブラケット)を歯の裏側に装着できることです。歯の裏側に装置があるので、舌があたってしゃべりにくいことや、発音しにくいということはあります。
しかし、表側からは矯正装置が見えないので、周囲の人たちに気付かれずに矯正治療を行うことができます。
マウスピース矯正
![審美ブラケット](/img_kyousei/clinic_02/treat/treat_bracket_05_s.gif)
マウスピース矯正は透明な取り外しのできる矯正装置です。この装置のメリットは、装置が透明であることです。透明な樹脂でできているため、装置を装着していてもあまり目立ちません。
また、装置を歯に固定させる必要がないので、食事やブラッシング中は装置を取り外せます。
矯正中の虫歯、歯周病対策
矯正治療では、長い期間を通して固定式装置を装着することがあるため、清掃が行き届かない場合、虫歯や歯肉の炎症の原因となる可能性があります。その予防対策の一部を紹介致します。
唾液検査
![唾液検査](/kyousei_html/tokyo/iidabashi_132359/img/treat_03.jpg)
虫歯や歯周病菌はお口の中の細菌による感染症であり、これらの疾患の評価には生活習慣、お口の中の状態と細菌量などを測定する唾液検査をもとにした総合的評価が有効です。
当院では唾液をもとにした臨床検査により虫歯と歯周病リスクを図表化し、予防に役立てています。痛みなどもありませんが、検査結果に影響する直前の歯磨きについてなど、カウンセリング時に注意事項をお話させていただくことがあります。
歯のクリーニング
■PTC(Professional Tooth Cleaning)
歯ブラシ、デンタルフロスなどにより歯のクリーニングを行います。当院の歯ブラシはすべて滅菌済みです。
■PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)
専用器具とフッ素配合の研磨ペーストを用いて、歯面のプラークや歯石・着色を除去するクリーニング法です。
ブラッシング指導
![ブラッシング指導](/kyousei_html/tokyo/iidabashi_132359/img/treat_04.jpg)
唾液検査の後、リスクに応じて磨き方の指導、歯ブラシの種類を選択します。磨き方についてブラッシング圧、時間と歯磨き粉の量についてお話しています。
フッ素塗布
歯の表面にフッ素の膜を作り、歯に汚れがつかないようにすれば、虫歯菌から歯を守ることが可能になります。そのような理由から、実際に歯にフッ素を塗り、膜を作ることによって虫歯から歯を守るという方法です。塗布後30分は、うがいができませんがどれも味がついており不快感は少ないです。
矯正治療の流れ
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カウンセリング
歯並びについてお悩みがある場合、無料で初診カウンセリングを承っていますので、ご予約の上ご来院ください。
ご来院時には、問診票を記入していただき、お口の中を拝見し症状を確認します。
その上で、お悩みの内容や、疑問、不安などをお伝えください。
この段階でお応えできる、参考となる治療期間や、費用などの説明をさせていただきます。 -
精密検査
患者様に合わせた治療計画を立てるために、精密検査を行います。
検査内容は次のような内容になります。
・お顔やお口の中の写真を撮影
・歯型の採取
・お顔のレントゲン撮影
・唾液検査(むし歯や歯周病リスクの判定)
・顎関節の機能検査(必要に応じて) -
診断
精密検査の内容を元に、患者様の症状を診断し、治療計画をカウンセリングで伺ったご希望を考慮し作成します。
治療計画をお伝えする際には、治療のメリット・デメリット、費用、治療期間をお伝えしますので、治療を受けるかの判断材料としてください。
治療計画に同意いただいて初めて治療開始となります。
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矯正治療
矯正治療を始めるのに当たって、必要な場合は装置の装着前に、ブラッシングの指導や、歯のクリーニング・コーティング、歯石の除去などの処置を行います。
矯正装置を治療計画に基づいて装着して矯正治療が始まりますが、治療期間中は定期的な通院が必要になります。
成人の方では3週間に1度の通院となります。
お子様の場合は使用する装置によって変わってきますが、6〜8週間1度の通院となる場合があります。 -
メインテナンス
治療計画通りに歯が動き終わったら矯正装置を取り除きます。
ただ、動かした歯には何もしなければ元の位置に戻ろうとする作用があるため、後戻り防止のための装置を装着する必要があます。そのため、2年程度の期間は3〜6ヵ月に一度ご来院いただくことをお勧めしています。
ご来院時には定期的な歯のクリーニング、保定装置の洗浄や再製作(およそ1年ごと)、噛み合わせの調整や、ご希望によってはホワイトニングなどを行います。
この期間は歯を動かしている期間と同じくらい重要な期間なので、できるかぎりメインテナンスを受けてください。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
飯田橋矯正歯科の治療サービス
- 矯正の種類
- 部分矯正 / 成人矯正