なかや矯正歯科 医院HP
東京都練馬区高野台1-6-7 プラット高野台2階当院の治療方針
矯正治療は、原則として保険が適用されない治療ですので、「興味はあってもなかなか…」という方も多いのではないでしょうか?
当院では、患者様とのコミュニケーションを大切にし、治療に関するお悩みやご不安をじっくりとお聞きしております。
患者様のお口の状態を十分に把握し、矯正にかかる費用や矯正装置のご要望をふまえた上で、治療計画をご提案しております。
初診相談を無料で行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
当院の小児矯正に対する考え方
特に小児矯正に関しては、今の歯並びを改善することだけでなく、永久歯に生え変わったときを見越して、治療計画を立てることを大切にしています。
当院の特徴
院内感染の予防
滅菌パック
院内感染を予防するため、ピンセットなどの治療器具はお一人分ずつパックし、しっかりと滅菌されたものを使用時に開封しております。
ホルマリンガス殺菌器
熱を加えられない器具や矯正用プライヤーなどを滅菌処理できる、ホルマリンガスによる滅菌器を使用しております。
プライバシーの保護
治療スペースはほかの患者様が通ることがありませんので、周りを気にすることなく治療を受けていただけます。
ほかの患者様に聞かれたくない治療のお悩みや質問など、どうぞ気兼ねなくご相談ください。
矯正治療の流れ
- 初診相談(30分程度) まずは相談から始まります。歯並び、噛み合わせに関する相談(相談は無料です)を行い、お悩みのことに対して、お口の中の状態を拝見し矯正治療の説明を行います。
- 検査(30分程度)
歯型やレントゲン、お顔の写真など状態の把握のための精密検査を行います。 - 診断(30分程度)
検査での資料をもとに問題とその解決方法を検討し、治療方法や期間、費用などについてお話をします。御納得いただいてから、開始になります。 - 装置装着
お口の中に矯正装置を装着し、いよいよ矯正治療の開始です。装置の種類によりますが、1,2回の来院で装着します。 - 処置
通常1ヶ月に1度の通院で、矯正装置の調整(ワイヤーの交換など)、お口の中のクリーニングなどを行います。 - 保定
歯並び、噛み合わせが良くなり、歯の移動が終了すると、保定処置に入ります。多くは取り外し式のリテーナといわれる保定装置を使用し、歯並び、噛み合わせを安定させる治療です。通常2,3ヶ月に1度の通院です。
大人の矯正歯科の場合1年半から2年必要です。 - 終了
保定治療が終わると治療の終了となります。ただし、後戻りなど、何か気になることがある時にはお気軽にお声をかけて下さい。
歯並びの長期にわたる安定のため保定治療終了後もセルフケアとして適宜保定装置の使用をお勧めしています。このメインテナンスとして経過観察もお請けしています。
矯正装置の種類
メタルブラケット
一般的な矯正装置です。ブラケットが金属(銀色)のため目立ちますが、ブラケット自体が小さめであれば口腔内や唇への違和感(痛み)を抑えられるのが特徴です。
また、金属のブラケットはほかのブラケットに比べて歯の動きが多少早い傾向にあります。
審美的なブラケット
審美的なブラケットは白色または半透明に近いため、メタルブラケットとよりも遠目に分かりにくいのが特徴です。
強度の面ではメタルブラケットに比べると劣りますが、審美的にとても配慮された矯正装置です。
リンガルブラケット
リンガルブラケットの大きな特徴は,矯正装置(ブラケット)を歯の裏側に装着することです。
歯の裏側に装置があるため、矯正治療開始時期は舌があたってしゃべりにくかったり、発音しにくかったりすることはあります。
しかし、表側からは矯正装置が見えにくいので、周囲の人たちに気付かれずに矯正治療を行いたい方に向いています。
マウスピース型矯正装置
透明で目立たないことをはじめ、発音障害や違和感など、患者様の負担を軽減させることが可能です。
また、各ステップごとに歯型を取り、進行状況に合わせて適切な治療を行えます。
ただし、取り外しが可能なため持続してご使用いただけなければ治療は進みません。
治療は前歯主体となりますので、大幅な噛み合わせの改善などは通常の矯正装置をお勧めしております。
リテーナーについて
歯の移動が終わった後、歯を安定させるために保定装置による治療が必要になります。
リテーナーは、下記で紹介する装置以外にもいくつかの種類があり、歯並びや治療の方法により適切なものを選択します。基本的に1日中使用する必要があります。
この装置の使用状況により、その後の歯の安定度合いが変わってしまいます。そのためきちんと使用していただく必要があります。
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▲ リテーナー(小児用)
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▲ リテーナー(成人用)
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▲ 目立ちにくいリテーナー
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▲ 目立ちにくいリテーナー(正面)
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▲ スプリングリテーナー
矯正治療の症例について
【症例1】I級叢生不正咬合
- 治療前
- 治療後
- 治療名
- I級叢生不正咬合
- 費用
- 770,000円(税込)
検査診断料・処置調整料など(別途消費税) - 患者様
- 37歳 7ヶ月
- 期間
- 21ヶ月(1年9ヶ月)
- 通院頻度
- 1ヶ月ごと
治療内容
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患者様の症状
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患者様の悩みは前歯の凸凹(八重歯)が気になるということでした。
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治療法
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装置:マルチブラケット装置(審美性)
抜歯非抜歯:上下顎両側第1小臼歯(計4本)抜歯 -
治療結果
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患者様の一番の訴えである八重歯を含めた前歯の凸凹を治しただけでなく、噛み合わせも安定させることができ、食習慣の改善にもつながった症例です。
※治療結果は個人差があります。
治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)
・種々の歯科治療の既往、特にインプラントによる治療が施されてる場合、インプラントを基準に矯正治療を行います。
・インプラントは元の歯並びで噛めるように作成されているため保定治療終了後に上部構造(歯の部分)の再製が必要となることがあります。(本例では左下大臼歯部インプラントの再製を行いました。)
・未成年などに比べ年齢が上がるに従いブラックトライアングルが認められる可能性が高くなります。
【症例2】過蓋咬合を伴う上顎前突
- 治療前
- 治療後
- 治療名
- 過蓋咬合を伴う上顎前突
- 費用
- 770,000円(税込)
検査診断料・処置調整料など(別途消費税) - 期間
- 27ヶ月(2年3ヶ月)
- 通院頻度
- 1ヶ月ごと
治療内容
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患者様の症状
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患者様のお悩みは出っ歯が気になるということでした。
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治療法
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装置:マルチブラケット装置(審美性)、ヘッドギア
抜歯非抜歯:上顎両側第1小臼歯下顎両側第2小臼歯(計4本)抜歯ヘッドギアおよび口腔内ゴムを1年4ヶ月使用
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治療結果
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患者様の一番の訴えである出っ歯ついて改善ができました。
噛み合わせも安定し、落ち着いた経過をたどって現在に至ります。
※治療結果は個人差があります。
治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)
・ヘッドギアまたは矯正用インプラントや口腔内ゴムの使用およびMFT(舌癖除去の訓練等)も必要となります。
・これらが不充分になると上顎前突(出っ歯)が改善しきらないことがあります。(本例では希望によりヘッドギアを使用)