目黒青葉台矯正歯科クリニック 医院HP
東京都目黒区青葉台1-18-7 カスタリア中目黒109主な矯正装置の種類
1. 歯の表側に装着するブラケット
矯正治療として従来からある治療方法に、歯の表側にブラケットを装着する方法があります。
近年の矯正治療では、目立ちにくいように配慮された材料もあり、当クリニックでも患者様のご希望をお伺いしながら、何種類かのブラケットを使用しています。
矯正治療に使用するブラケットやアーチワイヤーなどの矯正材料は、より良い治療結果に繋がるものでなければいけないと考えています。
そのうえで、矯正装置はできるだけ目立ちにくい方が良いとも考えています。これは、患者様のお口の中に装着するものである以上、矯正装置も美しくあるべき、というのが当クリニックの考え方だからです。
【見えやすい部分のブラケットには目立ちにくいものを】
歯の表側に矯正装置を装着する場合も、できる限り目立ちにくく、白または透明なブラケットを当クリニックでは使用しています。
製品により様々な色味がありますが、長期的に変色のしにくいセラミック系のブラケットを何種類かご用意し、治療上の問題が生じない限り、ご希望のものを選んでいただけます。
本格的に矯正装置が見えると困る、気になるといった場合は、裏側矯正やマウスピース矯正の選択肢もあります。
2. 裏側矯正
仕事などの都合で矯正装置が見えると困る方や、見える矯正装置を気にして生活することに抵抗がある方には、歯の裏側に装置を装着する裏側矯正をご案内しています。
表側の矯正装置はどれだけ工夫をしても「見える場所」に装置をつけていることには変わりありません。
本質的に矯正装置を目立たせたくない場合は、矯正装置そのものを「歯の裏側」に装着する方が効果的だといえます。
裏側からの矯正治療の場合、それに準じた技術・知識が必要となります。また、治療期間の長期化をご心配される患者様もいらっしゃるかと思います。
一方で、不正咬合のタイプによっては裏側矯正の方が有利な場合もあり、治療方法の長所と短所をよく考慮しながら、必要に応じて矯正治療用のインプラントを併用するなど、治療方法にも工夫を加えることで、表側矯正と裏側矯正の治療期間の差分を抑えることも可能です。
また裏側矯正の特徴として矯正治療中に虫歯になりやすくなるリスクが抑えやすい点もあります。
【オーダーメイドの裏側矯正の特徴】
当クリニックでは、裏側矯正に用いるブラケットとアーチワイヤーは、患者様ごとにオーダーメイドで作成する治療システムを採用しています。
患者様ごとに適した設計の矯正装置を製作できることで、治療精度の向上にも繋がります。
・ブラケットがそれぞれの歯に精密に適合しやすい
・効率よく歯の移動がしやすくなる
・舌や発音などの違和感が抑えやすい
・ブラケットが薄い方が、歯の移動が容易になりやすい
・治療で使うワイヤーの形状が一貫しているので、効率よく歯を動かしやすい
・ブラケットが外れるリスクの低減に繋がる
・矯正治療中に虫歯になりにくい構造
3. マウスピース矯正
当院で採用しているマウスピース矯正のシステムは、マウスピースの設計をCAD/CAMで行うもので、総合的な歯並びの治療にも対応できます。
マウスピース矯正の特徴として、ブラケットを使わずに歯を動かせることがあります。
食事や歯磨きへの影響も抑えられ、審美性にも優れた特徴があります。
4. インプラント矯正
矯正治療に矯正治療用のインプラントを併用する方法があります。
これにより、時間がかかるような歯の移動が効率的に行えるようになりました。
矯正治療用のインプラントは治療として使用するインプラントとは異なるものです。小さなチタン合金製のネジ状のインプラントなので侵襲も抑えられます。
当院では、直径1.8mm程度の小さなインプラントを使用し、顎骨に植立するのも治療で必要な期間だけとなり、矯正治療で歯を動かす支点とすることで、効率的に歯を動かせます。
5. 子どもの矯正治療で使用する矯正装置
子どもの矯正治療では、不正咬合の種類や成長発育段階などにより様々な矯正装置を選択します。
例えば上顎前突(出っ歯傾向)と下顎前突(受け口傾向)とでは、治療内容や使用する矯正装置も異なったものを選択します。
歯の生え変わりの程度や、顎の骨の成長時期などによっても治療内容が変わってきますので、同年代のお子様と同じ治療・矯正装置でないからといって心配する必要はありません。
それぞれのお子様に合わせて矯正装置を選択し治療をご提供します。
大人・永久歯列の矯正治療
永久歯の歯並びを整える矯正治療
大人の矯正治療は顎骨の成長を促す治療ではなく、歯並びを整える治療=歯列矯正です。
歯列矯正では永久歯を動かすことにより歯並びを整える治療を行います。
成長期から矯正治療を受けているお子様の場合、おおむね中学生の後半以降は歯列矯正に移行することになります。
矯正治療の治療期間・通院頻度
矯正治療に必要な治療期間はおおむね2〜3年です。治療中は4〜5週に1回、処置のために通院していただきます。
患者様の不正咬合の程度や治療方針、患者様ご自身の治療への取り組み方などによっても実際の治療期間は変わります。
抜歯を必要としない、軽微な不正咬合の治療では1年程度、非抜歯での治療では1年6ヶ月前後で終了することもあります。また、抜歯が必要なケースでは歯の移動量が多く、2年〜2年6ヶ月程度が平均的な治療期間の目安となります。
毎回の処置にかかる時間
当クリニックのご予約では、処置のみでなく処置後のご説明まで含め通常1時間程度のお時間を確保しています。
ご予約時刻にご来院された患者様をお待たせしないよう努めています。ただ、患者様のご都合などで15分以上開始時間が遅くなるような場合は当日の予定をすべて処置できない場合もあります。
ご予約時間を守ってご来院いただけるようにお願いします。
矯正治療終了後の保定観察
矯正治療の終了直後は、歯並びの後戻りを起こしやすい時期となります。そのため、矯正治療で完成させた歯並びや噛み合わせを保つためにリテーナー(保定装置)を使用していただき、経過観察をします。
リテーナーには着脱式、固定式など、何種類かのタイプがあり、噛み合わせの状態や患者様の生活スタイル、ご希望なども考慮しながら選択します。
保定期間中の通院頻度は4〜6ヶ月に1回程度、これを2年間程度継続するのが目安となります。
抜歯・非抜歯に関する当クリニックの考え方
当クリニックでは矯正治療のゴールは、永久歯の歯並びと噛み合わせを、より良いものに導くものだと考えています。
抜歯するか・抜歯しないかは、ゴールに到達するための手段の一つだと考えています。
できるだけ抜歯は避けたいと私達も考えていますので、治療結果に大きな違いがないと予測できれば非抜歯を推奨しています。また、矯正材料や治療方法の発展により、抜歯を避けられるケースは増加していると感じています。
一方、無理な非抜歯での治療や、逆に必要のない抜歯をすれば、治療期間が長引くだけでなく治療結果にも悪影響を及ぼすことも考えられます。
したがって「抜歯をすべき」とか、「非抜歯で治療すべき」という一般論ではなく、それぞれの患者様により適した治療計画を立てることが、治療結果と治療期間の短縮のためには大切だと考えています。
子ども・成長期の矯正治療で大事なこと
成長期から矯正治療を受ける場合
成長発育期のお子様は、顎の骨も成長しながら歯が生え変わっていきます。
噛み合わせの問題や口元の癖(習癖)などを放置していると、不正咬合=これらの問題に適応した状態で成長してしまいます。
子どもの時期からの矯正治療では、顎顔面の成長発育が適切な状態になるように働きかけることで、永久歯の問題が抑えられるように手助けします。
また、大人になって不正咬合の状態で固定されてから治療を開始するよりも、成長期の矯正治療ではスムーズな治療が行いやすい傾向があります。
矯正治療の相談をするタイミング
お子様の上顎の前歯が4本生えてきた頃が、お子様の矯正治療について相談する目安となります。
これは、不正咬合の状態により、すぐに治療をはじめなくても、治療の必要性や時期の目処をつけることからも有意義だと思います。
子どもの不正咬合の中でも、受け口と呼ばれる前歯の反対咬合や、奥歯の噛み合わせが横にずれている交叉咬合といった症状は、顎の骨の成長に悪影響を及ぼし骨格のずれを大きくする要因となる場合があります。
これらの症状に気が付いたら早めにご相談ください。
成長期からの矯正治療の流れ
小学生くらいの時期は、将来的な永久歯の矯正治療を受けるための準備期間になります。
準備とはいっても、成長発育が旺盛な子どもの時期にしかできない内容の治療もあり大切な時期です。
一方、歯並びのでこぼこなど歯並びの状況によっては、永久歯が生え揃わないと根本的に治療できない場合もあります。
そのため、永久歯がすべて生え揃ったあと、二段階目としての矯正治療をするか判断するための診断を行う場合もあります。
成長発育段階にあわせて、タイミングよく治療をすると同時に、治療に適した成長発育段階まで待つという姿勢も重要になります。
口元の「癖」は必ず解消しましょう
指しゃぶり、爪や唇を噛む、吸うなどの癖は歯並びや噛み合わせにも影響します。
成長期の子どもでは特に悪影響が大きいので、口元の癖があるようでしたら早急に解消する必要があります。
矯正治療では筋機能療法(MFT)という訓練で癖の解消を行いますが、それ以上に毎日の生活の中で、癖をなくす習慣づけが大切です。
爪噛み、指しゃぶりの解消には、爪噛み防止用として苦み成分の含まれたマニキュアなどを使用する方法があります。当クリニックでもご用意していますのでお気軽にお尋ねください。
咬合誘導と矯正治療の違いは?
健全な永久歯列を育成することが目的という点で咬合誘導と矯正治療は同じだと考えています。
違いを挙げるとすれば、矯正治療では顎顔面のバランスや永久歯列まで一貫した治療を考えるものです。それに対して、咬合誘導では段階ごとに虫歯で抜歯した乳歯の部分に永久歯がきちんと生えるように、など、目前の問題に一つずつ対応して考える点で異なると思います。
これらの考え方の違いは、治療計画の立て方や料金体系の違いにも反映されてきます。
不正咬合の問題が歯の生え変わりなどに限定している場合には、コンパクトに咬合誘導的な治療が適していると考えられます。
一方、歯並びや噛み合わせなどを全体的に考慮する必要のある不正咬合では、当初から矯正治療として治療を考える点で大切になると思っています。
※治療結果は個人差があります。
矯正歯科ネット治療説明
目黒青葉台矯正歯科クリニックは、矯正歯科ネットの治療説明コンテンツに協力しています。
目黒青葉台矯正歯科クリニックの基本情報
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東京都目黒区青葉台1-18-7 カスタリア中目黒109
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