〜歯並びは重要という意識は高いが、矯正治療に消極的な日本〜
透明なマウスピース装置による矯正歯科治療を提供するアライン・テクノロジー・ジャパン株式会社は、2012年4月18日「よい歯の日」に向けて、日本人の歯並びについて国内外で意識調査を実施しました。本特集では調査結果から見える日本の矯正事情についてレポートします。
日本に住む外国人100名に、日本人の歯並びに対する印象について聞いたところ、「日本人は歯並びが良い」と回答した人はわずか4%(4名)にとどまり、76%(76名)が「歯並びが悪い」と回答しました(図1)。下記のアンケートコメントからも、日本に住む外国人が日頃から日本人の歯並びの悪さについて強く意識している様子が伺えます。 |
※「あてはまる」・「ややあてはまる」・「どちらともいえない」・「あまりあてはまらない」・「あてはまらない」の5つの選択肢のうち、「あてはまる」・「ややあてはまる」と回答した割合。
さらに、「自身の歯並びについて歯科医に相談したことがあるか」という質問には、日本23.5%(47名)・アメリカ67.5%(135名)・中国74.5%(149名)が「相談したことがある」と回答し(図4)、日本では歯科医への相談すらも一般的に行われていない実態が明らかになりました。
「どのような装置があれば治療したいか」という質問には、「目立たない装置」が65.0%(130名)と最も多く挙げられ、次いで「違和感の少ない装置」50.5%(101名)、「痛みが少ない装置」49.5%(99名)、「取 |
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現在の矯正治療で用いられている目立たない装置には、「裏側矯正(舌側矯正)」や「透明マウスピース矯正」などがあります。
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日本人にも歯並びの良い人と悪い人がいますが、すごく歯並びの悪い人が
かなり多いように思います。日本人は歯を整えるために矯正装置をつける
傾向が少ないからでしょう。(アメリカ人20代女性)
たくさんの歯科医院があるのに、日本人の歯並びが整っていないことがとて
も気になりました。(オーストラリア人40代男性)